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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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読書中、キリのいいところまで読み終えてトイレにたった田中。

スッキリして戻ってくると、本に挟んであったしおりをハサミで切りはじ

めた。

一体なぜ?キリッ
14年11月22日 20:25
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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田中は魔術師の家系であった。


その能力を活かしゴーストバスターとして活躍していた。


田中「最近子供たちが噂をしているという『トイレの花子さん』が出るト

イレはここか・・・」


田中は魔術書を唱え悪霊を追い払っていく


そして悪霊退治が終わると便座の上に立ち優越感(ヘヴンズタイム)に浸る

のだった。


田中「さて、お仕事再開。」


田中は魔術書にたくさん収めてある『護符』をチョキで取り出すと間仕切

り(御札をペタペタ貼って空間を仕切り)をしたのであった。


田中「これでもうここには悪霊が溜まらないだろう・・・」














その後女子生徒に発見され警察に捕まったのはまた別のおはなし
店に入った男は、ウミガメのスープを注文した。

運ばれてきたスープを一口食べた男は、店員に聞いた。
「これは本当にウミガメのスープですか」
「はい。ウミガメのスープに間違いございません」

続いて、男はアカガメのスープを注文した。
運ばれてきたスープを一口食べ、そして、また店員に尋ねる。
「これは本当にアカガメのスープですか」
「はい。アカガメのスープに間違いございません」

店員のその言葉を聞くと、男は泣き出してしまった。

なぜだろう。
16年07月09日 10:00
【ウミガメのスープ】 [揚羽]



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男の家は貧乏だった。幼いころに父親に先立たれ、病弱な母と、年の離れた兄と三人で、細々と暮らしていた。

まだ幼かった兄と自分。そんな二人を雇ってくれるところなどほとんどなかった。やっと見つけた勤め口では、安い賃金に見合わない過酷な労働を強いられた。それでも、二人は懸命に働き、なんとか母と自分達の命を繋いでいた。

母の薬代と食事代の確保に精一杯で、二人は普段ろくなものを口にしていなかった。体が資本だから、栄養をつけなければもたない。しかし、母のためと理解していたから、男は何一つ不満を言うことはなかった。

それでも、半年に一回だけ。兄は男を連れてスープ店を訪れた。半年に一度のささやかな贅沢。男はいつも、その日が来るのが待ち遠しかった。

しかし、男にはひとつだけ気になっていることがあった。
兄は、決して男にメニューを見せようとしなかったのだ。
店に入ると、兄はいつも決まってウミガメのスープとアカガメのスープを頼む。そして、いつだって兄は、「お前はアカガメのスープな」と、男に片方のお椀を渡すのだ。男は、幼いなりに、兄がなぜ種類の違うスープを頼むのか不思議に思った。だけど、スープを一口食べた男は、そのようなことはどうでも良くなった。それくらいに、アカガメのスープは美味しかった。


だけど、ある日、兄がトイレに立った隙に、男はこっそりとメニュー表を見てしまった。メニュー表には、ウミガメのスープとアカガメのスープの文字があった。
男は、驚いた。
ウミガメのスープは、店一番の高額メニュー。対して、アカガメのスープは、店で一番安価なメニュー。ウミガメのスープの値段は、アカガメのスープの値段の何倍もした。

男は、トイレから戻った兄を問い詰めた。すると兄は、開き直ったように言った。
「ああ、そうだよ。ウミガメのスープは高級だからな。二杯も頼む余裕なんてないんだ」
だったら、その中間の価格のスープを頼めば良いじゃないか!男は、そう言いたかったが、思い止まった。
価格の低いアカガメのスープですら、こんなに美味しいのだ。その何倍もするウミガメのスープは、きっと夢のような味に違いない。どうしても、一口食べてみたいと思った。

「せめて、一口ぐらい分けてよ」

そう男が頼むと、兄は不機嫌そうに黙り込んだ。そのまま、スープを一気に流し込む。
「あ……」
「生意気なことを言うんじゃねえ。お前には、アカガメのスープで十分だ。俺は兄だからな。弟のお前より偉いんだよ」
いつも威張っていた兄。だけど、男はずっと、母を気遣い必死に働く兄を尊敬していた。しかし、告げられたその言葉は、男の兄への尊敬を打ち砕くのに十分だった。
険悪な雰囲気のまま、二人は店から出た。そして、それ以来、二人がスープを食べに行くことはなかった。


それから、長い月日が流れた。母は亡くなり、兄とは疎遠になった。男は一人になって、それでもなんとか人並みに暮らしていた。

ある日、たまたま立ち寄った定食屋のメニューに、男はウミガメのスープを見つけた。
ウミガメのスープから連想されるのは苦い思い出だったが、男はウミガメのスープを注文した。今度こそ本物のウミガメのスープを食べてやろうと思った。

運ばれてきたスープを一口食べた男は驚いた。口内を満たすのは、以前食べ懐かしい味。ひょっとして、店員が間違ってアカガメのスープを運んできたのだろうか。男は、店員に聞いた。
「これは本当にウミガメのスープですか」
「はい。ウミガメのスープに間違いございません」
自信たっぷりに、店員が答えた。

不思議に思いながら、続いて、男はアカガメのスープを注文した。
運ばれてきたスープを一口食べる。口内を満たしたのは、記憶とは似ても似つかないチープな味。決して不味いわけではなかったが、その味は、ウミガメのスープには、遠く及ばなかった。

混乱しながら、男はまた店員に尋ねる。
「これは本当にアカガメのスープですか」
「はい。アカガメのスープに間違いございません」
店員のその言葉を聞いて、男は確信した。脳裏に、兄の気の強そうな面影が蘇る。

「兄貴……」

男は静かに涙を流した。



【要約】
・幼い頃、兄とスープを食べた男。男は、兄が自分だけ高級なウミガメのスープを食べ、弟である男には安いアカガメのスープしか食べさせてくれないのを不満に思っていた。
・しかし、本当は自分が食べていたものこそウミガメのスープで、兄は安いアカガメのスープを食べていたと知った。
・今まで誤解していた兄の、優しい一面に気づき、愛しさと後悔が込み上げてきた。
男は女に尽くした。

考えられる限り、全ての愛情を注いだ。

しかし女は素っ気なかった。

男は憤慨し、女に暴力を加えた。

しかしその結果、男は後悔した。


後日、男は人形を片手に笑っていた。

男は狂っていたのだ。


状況を補完してください。
11年09月08日 22:16
【ウミガメのスープ】 [背中の骨]



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一組の夫婦がいた。
夫婦は仲むつまじく、特に夫は傍目から異常とも言える愛情を妻に注いでいた。妻もそれにどうにか応えていた。
しかし、いつしか男の愛は妻を縛り付ける縄となる。妻が他の男と話しているだけで激昂し、三日三晩自宅に軟禁することさえあった。その間、夫は愛の言葉をずっと妻に囁き続けた。

「こんなにボクは君のことを愛しているのだから、君もボクの事を愛して当然だ」

それが夫の常套句だった。時には愛情を押しつけるあまり、暴力をも振るった。
妻はあまりに重すぎる愛情に堪えきれず、周囲の助けもあり、ついに夫の元から逃げ去った。
夫は、妻がいなくなったその日から、わずかに残っていた正気をさらにすり減らしていった。
狂いだした男の目に、いつだったか愛しい妻に贈った人形が写る。美しい金髪が妻に良く似ていたからプレゼントしたものだった。
男は、人形をじっと見つめ、笑った。

「お帰り。ボクの、愛しいヒト……」

そして男は、人形を愛し始めた。しかし人形は当然何も応えない。掌で男の顔を撫でることも、優しい言葉をかけることも、微笑みかけることさえしなかった。
愛情を、愛情で返すことはなく、人形はただ沈黙で返した。
男はいつかのように怒り、殴り、勢い余って人形を壊してしまった。我に返ったとき、足下にはかつて愛した『ヒト』の残骸が散らばっていた。

「ああ、なんてことだ、ボクは妻を、殺してしまった!」

男は二度も妻を失ってしまった悲しみにくれた。
途方にくれて街を歩く男の視界に店先で売られている人形が入る。
金髪の、少女をかたどった人形だった。
それも多数の。服も、表情も、大きさも様々なものがある。
立ち止まり、それらを見つめ、男が、笑った。

「ああ……なんだ。いっぱいいるじゃないか……!」

男は人形達に近づき、愛おしげに1つの顔を撫でた。

「もう、失うことなんか怖くない」

――そして、同じ事を繰り返していく。
怖くなんてなーいさ「1ブックマーク」

いものが無いので男は恐怖した

何故?

【参加テーマ・これ恐いッス!】
13年08月12日 20:37
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



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人が自作したというお化け屋敷に入った男

ドラキュラ・ゾンビ、人魂・幽霊、キョンシーに座敷わらしにゴブリン。出てくるお化けはジャンルがバラバラで、かつ演技力ゼロだった

つまらなそうに出口に差し掛かると白い化粧と布を纏った友人が飛び出して来た!

『どうだった?』と感想を聞く友人に素直な感想を言ってやった

・・・青ざめる友人、彼が言うにはこのお化け屋敷は自分一人で作ったものであり当然お化け役は自分一人だと。ゾンビや幽霊の手配などしてないと

て事は男が見たのは?
エイリアン変身セット「1ブックマーク」
男はどんな病気もすぐに治療出来る機械を試してみた。

結果男は軽い風邪が原因で死んだ。

なぜだろう?
11年07月17日 23:37
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



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男は知り合いの研究者にある実験を頼まれた。
新しい医療ロボットのテスターである。
開発に成功すれば、多くの持病を抱える人を救えるらしい。
報酬は高額で、世紀の開発に携われるということもあったので、男は喜んで引き受けることにした。

ロボットの詳細はこうだ。
二の腕から肩、胸部の半分を覆う大きめな機械を取り付ける。
この中には数種類の薬剤が入っており、少々重たい。
使用者の血流や体温などを測定し、少しでも異常が観測された場合はすぐに薬剤を調合し、使用者に投与するのだ。

これが完成すると心臓発作などの持病を抱えた人間は命をつなぐことができ、一人暮らしの老人などにも医者が診なくても対処することが出来るらしい。
まさに高齢化社会の救世主とも呼べる開発だ。

男はその機械を取り付けて2日間過ごすことになった。

一日目、日中は特に何もなく過ごすことができた。
少し機械の重さに疲れを感じたが、その程度で薬を投与していてはキリがないので設定されていなかったらしい。
このまま何事もなく終わるのかな、と男は思っていた。

異変があったのはその夜の就寝時だ。

男はベットに入り、機械のせいで寝苦しさを感じながらも、疲れのせいですぐに熟睡した。
観測者も途中まで起きていたが、あとはカメラに任せることにして就寝した。

時刻は深夜三時。
男は腹を出して寝ていた。
そのせいで少し風邪をひいたらしい。

さっそく機械は解熱剤などを調合、即投与した。
針は毛穴程度の細いマイクロ針なので、ほとんど痛みを感じない。
だから男は投与に気付かず、そのまま夢の中にいた。

ここで終われば実験は大成功……だったのだが、残念なことにここでは終わりではない。
薬は病気を治すために有用なものだが、その分悪い点も存在する。

そう、副作用だ。

その解熱剤には身体の反応を鈍くする副作用があった。
そのためその副作用を治す薬の投与が始まってしまう。
当然その薬にも副作用があるわけで、また投与が始まった。
中には身体の痛みをなくす、鎮痛剤まで。
それを延々五時間続けたのだ。

男が目を覚ますと、何故か動けない。
あきらかに身体の調子がおかしい。
痺れで身体の感覚がない。

観測者が部屋に入り、男の身体を見て悲鳴をあげた。

「きゃああああああああああああああああ!!」

男の身体はぱんぱんに膨らんでいた。
薬を幾度となく投与され、とっくに身体に収まる量を超えていたのだが、それでも男は薬によって生かされていた。
しかしもう限界。

観察者が彼を起こそうと触れた瞬間に首筋が裂け、彼の体液が噴出した。
血?とは言い難い。
限界まで薄まって、若干赤さが残っている透明の液体。
男はまるでエイリアンのような最期を終えてしまった。