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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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奇妙な占拠事件「1ブックマーク」
とあるビルディングが何者かに占拠された。

ビル内部にいた人質を救出すべく、警官隊、消防隊、果ては軍隊がビルに突入していった。
だが、誰一人帰ってくるものはいなかった。
だが、これらの犯行を行ったのはたった一人によって行われたものだという!
一体どうやって犯行を成し遂げたのだろうか?
15年02月12日 19:28
【ウミガメのスープ】 [悠々私的]



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ビル内部の記者会見フロアでその犯人との会見が行われた。
犯行を行ったのはその国で有名な科学者であり、発明家であったK氏である。
「一体どうやって我々をこのテレビ局に閉じ込めたというのですか!?」記者がK氏に質問を投げかけた。

「…それは、わたしの発明した催眠ガスによって君たちを閉じ込めたのだ。このガスはあらかじめこの局じゅうにまかせていただいたよ。この催眠ガスは少量吸っただけで催眠状態に陥る。その催眠状態になった人間はあるものを認識できなくなるのだよ。」

「そ…そのあるものとは!?」

「 #red#出口#/red#さ。出口がわからなくなれば必然、入ってきた人間は出ることができなくなるだろう?」

その場は騒然とした。
「それで、なぜこのテレビ局を占拠したのです?」
「…それは、だね。私はこのガスを軍事目的で開発させられていたのだよ。だが、私は科学者であり、人類の発展のために研究を続けてきた。だからこそ、私の発明が軍事目的でつかわれるのが心の底から辛くてたまらんのだ…だからこそ、公共の電波を使って世界中にこのガスを公表し、このガスの危険性とその他の化学兵器の根絶のためにこの局を占拠させていただいたまでです。皆様にご迷惑をおかけしました。」

K氏の発言に会場は静まりかえった。そしてK氏は席を退場する…が、

「さて、出口はどこじゃったか?」



原作は星新一より。(タイトルは失念しました。ゴメンネ!)
ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。
しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」
男は勘定を済ませ、帰宅した後、長らく帰っていなかった故郷へと帰りました。
何故でしょう?
15年02月10日 22:07
【ウミガメのスープ】 [黒井由紀]



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男は、俯き加減で崖の道を歩いていた。理由はよく分からない。一応、旅を始めたころには、自分探しだかなんだか、そんな理由があったはずなのだが、今となってはもう関係ない。ただただ重苦しい気持ちだけが男を支配していた。
そんな中、ふと見つけたレストラン。幸いまだ営業中のようだ、というそれだけで、男の心は妙に浮き立った。
そのまま吸い寄せられるようにレストランに入り、ウミガメのスープが運ばれてくるのをぼんやりと待った。店全体が明るい色でまとめられており、オープンキッチンであるのも相まって、開放的な雰囲気を作り出していた。
そういえば、あいつは海が好きだったよな。
そんな風に昔の恋人を思いだしながら窓の外の海を見つめていた男は、心臓が跳ね上がりそうなほどに驚いた。
見つめていた窓ガラスに、さっき思い浮かべていた女性の姿が映っていたのだ。
幻覚かも知れないと思い振りむいてみると、そこには確かにその人がいた。
彼女は厨房で忙しく立ち働いており、こちらには一切目もくれなかったが、男はの心臓は意味も無く高鳴った。なんとか話をしたい、そう思った。
そこに、ちょうどよく運ばれてきたウミガメのスープ。男は少し考えを巡らすと、スプーンで少しすくい、口に運んだ。
「すみません、聞きたいことがあるので、シェフを呼んできてもらえますか?
重々しい口調でウエイターにそう言うと、やがて彼女がこちらへやって来た。そのショートカットの髪形も、少し薄めのメイクも、昔のままだった。
男は、相手の目を見つめ、少しでも彼女をここに引きとめられるように出来るだけゆっくり質問した。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
だが、彼女はあまりにもあっけなかった。
「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」
彼女は、昔と全く変わらないよく通る透き通った声でそう言うと、彼のことを思いだすことはおろか、それ以上の会話もしようとせずに、厨房の方へ向かってしまった。
男は落胆した。人というものは、こんなにも簡単に、昔の恋人を忘れられるものなのだろうか?と。

……今ならまだ間に合うだろうか。
店を出た男は、崖の道を引き返した。置いて来た大切な人達の元へ、彼らが自分を忘れてしまう前に辿り着けることを祈って。

ラテシン5周年おめでとうございます。
5年の間、色々ありましたが、今ここにラテシンがあって、水平思考問題という共通項で色々な人と繋がれて、本当に幸せです。
今までありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。

うこそBAR LATEthinkへ!

本日は、#red#緋色のサファイア#/red#でございます。

レシピはこちら。

カクテキ(大根のキムチ)一口大の角切り 5~6個
マヨネーズ 大匙1杯
ごま油 大匙1杯
キムチの素 大匙1杯
すりゴマ 少々
カリカリ梅 粗みじんぎり 少々

まず、マヨネーズ・ごま油・キムチの素をシェイカーに入れ、氷を3個だけ入れます。

カクテキをグラスに盛り付けたら、すばやくシェイクし、カクテキの上にドレッシングをかけます。

そこに、アクセントとしてカリカリ梅のみじん切りとすりゴマをかけて、しれっとお出しします。


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決してルビーではございません。

緋色のサファイアでございます。

キムチではありません。

カクテキです。

カクテルではありません。

カクテルサラダです。

それがなにか?

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さて、ご来店なされるお客様に、宝石会社の社長様がいらっしゃいます。

ある理由から、社長がご来店されると必ずこのカクテルサラダを頼まれます。

一体どんな理由でしょう?
15年02月06日 20:51
【ウミガメのスープ】 [ツォン]



解説を見る

のメニューなのですが、カクテルのメニューの中にはございません。

しかしサラダの中にもございません。
フードメニューの中に、カクテルの項目が入っているのです。

以前、別のお客様に教えていただいた海老とアボカドのサラダ(http://sui-hei.net/mondai/show/10507)や、仔牛の涙(http://sui-hei.net/mondai/show/13192)等と一緒に記載させていただいています。

社長様も、「こっち(フードメニュー)のカクテルって何でしょうか?」と興味をもたれたので、この緋色のサファイアをお出ししました。

「ルビーとサファイア、同じコランダムと言う原石でしたよね?でも、厳格に定められたルビー以外の赤いコランダムは、赤く見えてもサファイア。これはこれでもちろん大変美味しいのですが、カクテルサラダ。カクテルはカクテルでも、全く別のものです。それを、あえてBARらしく<カクテル>としてお出ししたかったのです。」

そう、ご説明したところ、社長様はこうおっしゃいました。

宝石には、特定の化学処理をすることで、色を安定させたり、色を変化させる事で作られる人工宝石がある。

本来は厳密にはルビーとはいえない赤色のサファイアを、化学処理してルビーだと偽って販売するやり方が、未だに横行していることが納得できない。

科学処理は美しさを引き出すためにあってもいい。
ですが、それを隠す必要性はないと思う。

人工的で安価でも美しい石があり、でも天然で希少な石もある。

好みのものを選べるものであっていい。

この<カクテル>の項目は、私のそんな持論を支えてくれているようだ。

と。

それ以来、人工宝石を独立した「宝石」として販売していくことを固く決意され、その意識を忘れないためにこの<緋色のサファイア>を必ずご注文されるようになりました。

------
ああ、カクテキですか?
売っていないことも多いので、材料に使っているキムチの素で漬け込めば、三日くらいで食べられますよ。
簡単ですのでお試し下さいませ。

*一行解説
カクテルであってカクテルでない、でも独立したもの。
天然宝石と人工宝石もそうあるべきと言う想いから。

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一言。
13個のカクテルやっと終わりました。

しかし、BAR LATEthinkはまだまだ続きます。

これからもよろしくお願いいたします。
詐欺の立証は難しい「1ブックマーク」
君#big5#達は#/big5#、騙されている!

私はそう気付いたが、饒舌な手口に煙に巻かれて
多くの人が騙されるのをただ見ているしかできなかった。

通報のリスクを顧みない男に、君達は為す術もなく、
次の犠牲者は私かもしれないと、私は怯えているのに
男の姿を探している。

いったい何故?

【参加テーマ:目の前の詐欺師に一言】(解説に反映します)

14年11月21日 18:35
【ウミガメのスープ】 [さしゃ]

水上さんおめでとうございます。ラテシン要知識問題にて、お詫び致します。m(_ _)m




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言わずと知れた、先入観の雄、水上氏。

問題文から想像させる場面、巧みなミスリードを誘う挿絵、
何もかもがトリックだ!
とわかっているのに、真実を隠すベールが見抜けない!

いつもいつも、用意周到な罠を張って純粋な君達は欺かれっぱなしだ。
尻と言えばこの男。レロレロといえばこの男。
サイテー!と糾弾されても、全く堪えぬキャラ性能の高さ!
なのに、(いやだからこそ?)愛され慕われ尊敬される水上氏。


ノックスRさん    「その才能をもっと違う所に生かせばw」
牛削りさん     「ばかもん、そいつがルパンだ!!」
青葉さん      「シロサギって見たことある?」
ぽんぽこぺんさん  「 弟子入りさせてください!」
オリオンさん    「人を騙すのはいけないことです!」
プエルトリコ野郎さん「ちなみに私は老婆です」
びたみんB1さん   「俺も詐欺とか嘘上手いんだよね。嘘だよ引っかかってやんのwwwwwえ?聞いてない?」
天童 魔子さん   「嘘つきは天魔様に舌を引っこ抜かれるのですよ? 」
ジョンペーさん   「嘘つきは何とかの何とかって言うじゃん!」
低空飛行便さん 「こぉの、ぅわたしがぁ、どぅあまされているだとぅお?(若本規夫、または大塚芳忠風に)」
静刃さん  「あなた詐欺師だったんですか!てっきりネギを背負ってるものとばかり・・・あ、ごちでした。」
ツォンさん   「騙す相手を間違えたようだな。」
アザゼルさん  「あんた嘘つきだね」



今日までに236杯のスープを飲み干し、
数10杯のスープを監修し、また評価もされてきた。
この男が、数多くの出題者を育て、スナイパーを育ててきたといっても
過言ではないだろう。(ゴマごりごり)

ちょっとアレなとこも含めて、
参加者に出題者に、貴方の名前を探すユーザーはきっと多いはずだ。


水上さん、ご登録2周年、おめでとうございます。
これからも〇○の伝道者として、私達をお導き下さいませw
今後とも宜しくお願い致します!
末端価格は破格「1ブックマーク」

る取引の場で、カメオがつぶやいた。

「ククク。こいつの末端価格はどれくらいになるんだろうなぁ?」

取引相手はにこやかに男に言った。
「ハッ、上物ですしこれだけの量があれば軽く何100兆単位でしょうね。」
「ハハハハハ!こいつがあれば世界中が俺に金を落す!」
「間違いないですね!よい取引をありがとうございました。」

数ヶ月後、カメオは自殺した。

一体なぜ?
14年11月16日 13:30
【ウミガメのスープ】 [ツォン]



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代はすすみ、現在より数百年の後の話である。

男は小麦の取引をしていた。
現在の比ではないほどに温暖化がすすみ、年がら年中台風クラスの天候不順が続く。

当然農作物はほぼ壊滅である。
そんな中、世界中からバイヤーがかき集めた小麦を、カメオは買い占めたのだ。

莫大な金がかかったが、そのリスクを負うだけのメリットはある。
数兆円、支払った。
現金でだ。

しかし、その粗利は数百倍にもなる。
カメオは世界を牛耳るも同じだ。

そのはずだった。

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数ヶ月、たった数ヶ月。

世界は大きく動いた。

小麦同等の栄養価を持つ新穀物「ラテラルブレッドフルーツ」(通称ラブフル)。
室内での栽培が容易で、見た目は小型のパンの木だ。

普段は観葉植物として置いておく形になるが、その実をつける条件が特殊である。

「水平思考の謎を解くとハートのカタチの実をつける」のだ。

サイズはこぶし大で、この実ひとつでなんとこぶし大のパンを20個ほど作れる。
それでいて栄養価は小麦で作るパン1個とほぼ同じ。

普通のパンの実は丸ごと焼くのだが、この実は丸ごとフードプロセッサーで細かく刻み、実の重さと同量の水分を加え軽く混ぜて15分置くと生地が出来る。
それにイーストや塩、油分を加えて焼けばパンになる。
生地にくわえる水分量を増やせば当然クレープやお好み焼きなどいわゆる粉物の記事にもなるし、伸ばして切ってゆでれば麺だ。

栄養価や味もほとんど小麦と変わらない、くわえてコスパも非常に良い。

さて、どうなったか想像に容易だろう。

売れもしない高い小麦を大量に在庫に抱えたカメオの会社は当然倒産した。

小麦だけはあるが、それだけを食って生きていくわけにも行かず、当然ナマモノだ、傷む。

良い使い道を思いつくまもなく負債の返済に追われ、カメオはそれを苦に自殺したのだった。

野菜が不作で値上がり?
牛が、豚が、鳥が病気で処分された?
魚が時化で取れない?

ならば安上がりな食べ物を探して食べればいいじゃない。
味付けは、貴方の腕次第ですよ。

ところで、このこの話でひとり、大きな利益を得たものがいる。

それはバイヤーである。

この人物が「ラブフル」のことを知っていたかどうかは定かではない。

だが、知らなかったとしたら幾ばくかの損害補填でもしていてもいいが、カメオは死んだ。

#red#その事実をあなたはどう捉えますか?#/red#

*小麦が取れなくなったため、買い占めて高く売ろうとしたが代替商品登場により破滅したため自殺した。

*こいつ(http://mbbook.jp/bo2.php?ID=2chcpp22&no=3264149&page2=26&guid=on&pagecnt=1126)を見てくれ。
どう思う?
これが元ネタだって、信じてくれるかい?