みんなのブックマーク

今日は彼女の特別な誕生日。

2月29日。

うるう年生まれの彼女は4年に一度のスペシャルな日を
いつも楽しみにしていた。

しかし4回目の今日は心配事で頭がいっぱいである。
両親にあの事を報告しなければならない。

隣には私以上に緊張している幼馴染の田中君。

さっき彼から一枚の紙切れを貰った。
「責任取るからね」
自分の署名が入った婚姻届。

私はとても嬉しかったが、今目の前にいる鬼の形相をしている両親の顔をみたら
その時の喜びも吹っ飛んで行きそうになった。

「彼女は僕の子を妊娠しています。彼女と結婚させてください！」
「園子はまだ高校生なんだぞ！ それを…それをッ！！」
「僕は18歳、彼女も16歳。日本の法律では結婚も許されています」
「そんなことを言ってるんじゃないッ！！！」

・・・

結局、妊娠の事実は大きく両親は私達の結婚を認めざるを得なかった。

それから16年。

今、私達夫婦の目の前にはお腹に手をやる娘と、
その隣に座っている頼りなさげな青年。

スーッと差し出された一枚の紙切れ。

「私達まだ未成年だから親の同意が必要なの」

自分たちのことを棚に上げて怒る田中君を見て、
私は(蛙の子は蛙、だな…)と思ったのだった。

一
億円を拾った男

しかし交番に届けるかネコババするかを１日悩んだ結果届けることにした

　
そして・・・


明日までに落とし主が現れなければ一億円は自分のものだ！

そう思っている男の元へ一本の電話が入った。なんと落とし主が見つかったのだ！

なんでも今朝一億円が無いことに気付き交番に届けたのだという

何て事だ！あの時あの日の内に届けていれば一億手には言ったのに一割の一千万になってしまった！

男は一千万円を手に悲しんだ

少女は砂浜である日､ある生き物に出会った｡
それはｳﾐｶﾞﾒだった｡
ｳﾐｶﾞﾒは砂浜に産卵をしようとしていた｡
だが少女は､ｳﾐｶﾞﾒが困っているように見えた｡
よく見ると､砂浜には住人が捨てたｺﾞﾐが散乱していた｡
ｳﾐｶﾞﾒにとってｺﾞﾐは邪魔だった｡

その光景を見た少女は､あることを決意した｡

それから少女は､毎日砂浜の掃除をしていた｡
毎日ｺﾞﾐ袋を片手に､素手で様々なｺﾞﾐを拾っていた｡
その光景は､他の人からは少し異様に見えた｡
あの子はどこで生活しているのだろうか､と囁かれていた｡

だがその後､少女がｺﾞﾐ拾いすることに気づいた両親は､少女と共にｺﾞﾐ拾いをした｡そしていつしか､町中の人々が､砂浜に集まった｡

やがて､砂浜にはｺﾞﾐが捨てられることがなくなった｡
そして少女はまた､砂浜にいる｡

またｳﾐｶﾞﾒがやって来る時を､少女は待っている｡

「社長、どこが悪かったのですか？」
「お前ら、よく見てみろ！」
社長が社員達にCMを見せました。
すると世界一有名な医者がこの製品の成分や効果を説明するところで


「※これはただの個人の感想であり食品の効果を証明するものではありません」


というテロップが出ていました。
「あ・・・編集ミスだ・・・」
「これがずっと被験者のとこから出てたんだぞ！」

とあるレストラン・・・その名も「ラテシン」

客とはあなた自身だ。

あなたは未解決の問題一覧を眺めた時、そこにある「人間のスープ」とタイトルの付いた問題に興味を抱いただろう。

きっとそうだ。そうに違いない。え？違う？それはごめんなさい。

・・・ごほん

そう、このスープの材料もまたあなた自身。

この問題そのものがあなたを材料としたスープであることに気付いたあなたは、即座にこの問題の正解条件が自ら【客】となり

「これは人肉を食材に用いたスープですか？」

と尋ねることだと気付いただろう。

だから私はこう答える。

#big5#このスープを召し上がっていただき誠にありがとうございました#/big5#





※批評歓迎