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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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因果「28ブックマーク」
ある女が俺に話を持ちかけてきた。
「ある男を狙撃してほしい。
条件は狙撃場所への移動は私の用意した乗り物を利用すること。
移動中は目隠しをし、運転は私に任せること。」

どう考えても怪しい依頼であったが、
娘のために金が必要だった俺は破格の報酬に釣られ依頼を引き受けることにした。

その後、
俺は笑みを浮かべながら死ぬことになった。

ストーリーを補完お願いします。
13年02月08日 21:56
【ウミガメのスープ】 [Ratter]

一言コメント欄




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※解説長いので、簡易版も用意しました。

ある時期までおれは幸せだった。
アメリカ代表としてオリンピックのライフル射撃競技で金メダルを獲得し、
結婚し、娘も出来た。

だが、そんな幸せはすぐに壊れた。
躾のため娘を小突いたのを妻に取り上げられ、
児童虐待として訴えられた挙句、
離婚の後、多額の養育費を取られ親権は妻のものとなってしまった。

どうやら、妻が若い弁護士とグルになって俺をはめたらしい。

それでも、娘が健全に育ってくれればそれで良いと諦めていたが
妻、いや元妻がその後多額の借金を背負って死んでしまった。

娘は親権者がいなくなり、特に身寄りもなかったため
孤児院に預けられることになった。


せめて、娘のためにその施設に寄付を行いたい。
と考えたが、俺にはそんな金は全く残っていなかった。

そんな時、ある女が俺に話を持ちかけてきた。
内容はこんなものだった。
・あなたの射撃の腕を見込んでいる。ある男を狙撃してほしい。
・狙撃地点への送り迎えは依頼人である女が行う。
・狙撃地点までの移動中は目隠しをしてほしい。
どう考えても怪しい依頼であったが、破格の報酬に釣られ俺は依頼を引き受けることにした。

かくして、俺は目隠しをして依頼人が用意したという乗り物にのり、狙撃地点へ連れて来られた。
あたりはすでに夜になっており暗くなっていたが
大きな公園の向かいに建つ、ビルの屋上のような所であることがわかった。

依頼人が指さした先には一人の初老の男が公園のベンチに座っていた。
俺は言われたとおり、その男に狙いを定めスコープを覗く
スコープ越しに見えるその男は、まるでこちらを向いて微笑んだようにみえた。
俺はためらいつつも引き金を引いた。弾は男の眉間に命中し男は絶命したようだった。
依頼者の女はターゲットの死を確認してくると言い、その男の元へと向かっていった。
俺は初めて人を殺した恐怖から近づくことを拒否し、一人で行ってくるように女に告げた
女は断らなかった。
しばらく時間がたち、戻ってきた女に言われるまま来た時と同じように目隠しをして
元の場所へ帰り、報酬を受け取った。
報酬はその後、全額孤児院へ寄付した。
不思議なことに、狙撃事件は報道されることがなかった。

それからというもの、殺した男の顔がちらつき銃を持つことができなくなり、
毎晩うなされるようになった。
年を経るに連れ、自分の顔がだんだんとあの男に似ていくように感じ
俺は精神を病んでいった。

それから長い月日が立った。
娘は無事、大学を卒業し、名のある発明家になったようだ。
その頃の俺はもはや廃人のようで、夜な夜な公園を徘徊するようになっていた。

ある日、徘徊中に公園のベンチに腰掛けた時のことだ。
ふと向かいにあるビルを見上げた時に俺はすべてを思い出し理解した。
「ああ、あのビルは・・そういうことか。俺が撃ち殺したのは・・」
微笑んだ俺の眉間をライフル弾が貫いた。





男の死体を前に女が話しかけている。
「ごめんなさいお父様。歴史を変えずにお父様を救うにはこうするしかなかったの。
あのね?実は私、あのころ何度もお父さんに会いに行ってたんだよ?
あの日も、お父さんが知らない女の人と話をしていて、目隠しして不思議な乗り物に乗って消えていくのをみたし、
それ以来お父さんが、誰かを殺してしまったと銃を手に取らなくなったのも知ってたんだよ?

でね、自分がタイムマシンを開発してやっと気づいたの。あの時の女の人が私自身で、
あの乗り物がタイムマシンだったんだってことに。

だからね、歴史に矛盾を生まないためにはこうするしかなかったの。
あなたは誰も他人を殺してない。だからせめて安らかに眠ってね。」

そう言うと女は、若き日の自分の父を過去へ連れ戻していった。

終わり。


※長くてスミマセン。以下要点のみ簡易版です。
※※※※※※※
1.俺、娘のために金が必要。
2.女に依頼されて、(知らずにタイムマシンにのり未来で)誰とも知らない男(未来の自分)を撃ち殺す。
3.報酬を娘のために使う。
4.人殺しした後悔から、俺廃人化する。
5.成長した娘、発明家となりタイムマシンを制作。
6.娘、父が他人を殺したことを悩み続けているのを知っており、救いたいと考える。
しかし、タイムマシンで歴史を改変するつもりはない。
8.娘、過去に戻り、若き日の父に今の父を射殺させることで、「他人を殺した」のではなく、「自分を殺した」とさせることを考える。
9.父、若き日の自分が殺した相手が今の自分自身と知り、すくわれた・・のかなぁ?? とりあえず撃たれて死ぬ。

つまり、重要人物は2人。
殺したターゲット=射撃した俺
依頼者女(タイムマシン製作者)=娘
盗作疑惑「28ブックマーク」
新進気鋭の若手作家が上梓した最新作は、ある大物作家の作品と、設定も展開もひどく似通っているという。しかし、誰もそれを指摘しようとしない。何故だろう?
16年08月04日 18:51
【ウミガメのスープ】 [az]



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若手作家の最新作は、史実に基づいた歴史小説。同じ時代、同じ人物をクローズアップした作品なら、先行の作品と設定や展開が酷似するのは当然である。
ヤサイマシマシアブラカラメ「28ブックマーク」
*

大好きな、背脂たっぷりぎとぎとラーメンを頼んだ男は、
食べる前に、ラーメンに浮かぶ背脂を取り除いた。

その背脂を口にしたくなかった訳ではないのに、なぜ?
16年05月26日 23:09
【ウミガメのスープ】 [みん]



解説を見る
*

男の大好きなカップラーメン『背脂たっぷりぎとぎとラーメン』。

男は、妻のカメコが作ったカップラーメンの蓋を開けた。
スープの中に袋が浮いている。後入れの背脂の袋だ。


「カメコ、背脂の袋出すの忘れてただろ!」


「えーうそ!? 中に袋が残ってるなんて気付かなかったんだものー。
かやくに粉末スープに液体スープに背脂って、袋多すぎじゃない?」


「まったく…ちゃんと見たらわかるだろ」


ぶつぶつぼやきながら、熱々ベタベタの袋を取り出した男だが、
背脂を入りラーメンを一口すすると、すぐ機嫌が直るので問題ない。






【要約】
カップラーメンの背脂の袋を出し忘れたまま、お湯を注いでいたから。
確率の確立「28ブックマーク」
カニバル病は発症すると100%の確率で一年未満に亡くなるという恐ろしい病気だが、幸いにも完治させることのできる手術の方法が確立されていた。

しかし、ある調査によると「手術をしてカニバル病を完治させた者」と「手術をしたがカニバル病を完治させることが出来なかった者」とでは、#b#割合的に前者の方が先に亡くなる可能性が高いという結果が出た#/b#という。
これは一体どういうことだろう?
17年04月06日 21:46
【ウミガメのスープ】 [甘木]

※問題文の病気は当然ながらフィクションです




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カニバル病の手術は非常に難易度が高く、ベテランの医師でないと成功させることがほとんどできない。
#b#そして、問題文の調査とは医師に関する調査である。#/b#

「(患者の)手術をしてカニバル病を完治させた者」は経験豊富なベテラン医師が多い。
「(患者の)手術をしたがカニバル病を完治させることが出来なかった者」は経験が浅い新人医師が多い。

高齢なベテラン医師の多い前者と、若い新人医師の多い後者とでは、当然ながら前者の方が先に寿命を迎える可能性が割合として高いのである。
スーパーカメオブラザーズ「28ブックマーク」
あるゲームはとても難しく、途中で投げてしまう人も多い。
1面から6面で構成されたそのゲームは、どんなに極めた人間でも5面だけはどうしてもクリアできないという。

一体どんなゲームなのだろうか?
13年02月21日 18:21
【ウミガメのスープ】 [こびー]

一発KOでした




解説を見る
今ならクリアできるだろうか? と思い立ち、遊んでみる。
動作に不安があったけど、長いこと放置していたわりには問題なく動く。
1面ずつ順に攻略していくことにした。
1面は難なくクリアできた。2面も少しは戸惑ったけどクリア。
3面をクリアする頃には昔の勘を取り戻し。
4面をクリアして、ようやく当時の自分が
5面だけクリアが出来なかった理由に気付いた。
正確には今の自分でも5面だけクリアは出来ない。そもそもそういう仕様なのだ、コレは。
だって、5面をクリアすると、同時に6面も揃っちゃうんだもの。

答えはルービックキューブでした。ちゃんちゃん。