動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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あるきっかけ「1ブックマーク」
シン子と亀夫は夫婦である。


ある日別の男ラテ夫が、『シン子からラテ夫あて』のラブレターを亀夫に見せた。
すると亀夫は激怒し、シン子に離婚を告げた。

ラブレターは確かに本物だが、シン子は不貞はおかしてはいないという。
そもそもラブレターは最近書かれたものではなく、昔書かれたもののようだ。

そこまで亀夫を怒らせた理由とはなんだったのだろうか。
11年08月09日 14:00
【ウミガメのスープ】 [はちまき]



解説を見る
長い治療の末、亀夫とシン子夫婦の間に子供が生まれました。

「あなたの名前から一文字とったのよ♪」

子どもはシン子によってラテ夫と名付けられ、亀夫はなんていい奥さんをもらったのだろうと感動していました。


7年後、ラテ夫7才。
家の押し入れをあさっていると、自分の名前が書かれた古ぼけた封筒を見つけます。
でも自分の名前は読めるけど、他の漢字が読めません。

偶然その日はおやすみだった父亀夫に
「僕にお手紙みたいだけど、文字が読めないの」
と封筒渡しました。

亀夫はその封筒に違和感を覚えました。
妻シン子から、別の苗字のラテ夫宛ての手紙のようです。
どうやら切手不足で戻ってきてそのまま出さずじまいになってしまったものが、押し入れの荷物にまぎれてしまったみたい。

亀夫は中身を開けてびっくり仰天。
それはシン子から、他のラテ夫への熱いラブレターでした。
それも内容からすると二人は付き合っていたみたい。

息子の名前に元恋人の名前をつけるなんて!
もう亀夫はシン子も、そしてシン子の元恋人の名前がついた二代目ラテ夫も愛することはできなくなってしまったのでした……。
スーパーナチュラル「1ブックマーク」
バラバラになって死んでいる男。
死体は至る所が壊死しており、さらに検死の結果この男の死因は窒息死だということが分かった。
さて、男が何故こうなったのか推理してみてくれ。
12年09月11日 21:20
【ウミガメのスープ】 [なさ]

問題文の時点で微グロ




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男は哀れな密出国者。飛行機の車輪格納室に隠れて国外へ行こうとしたのだ。

離陸し、しばらくの間は順調な旅だった。しかし高度が上がるにつれ男の体に異変が起こってきた。
当然ながら車輪格納室には暖房もなければ気圧維持装置も無い。
高度10000m、気温は-50℃。凍てつく冷気によって男は全身に凍傷を負い、為す術もなく皮膚細胞は壊死して行った。
さらに低温は呼吸機能を蝕み、低酸素も重なって男は窒息死。
飛行機が着陸に向けて車輪を出したのと同時に、車輪格納室で死んでいる男は空中に投げ出された。
相当な高さから地面に叩きつけられた死体は四方八方に飛散した。
天才は理解されない「1ブックマーク」
テストが返却された。
さすがタケシ、彼の回答は全て丸だった。しかし何故か100点ではなかった。
どうしてだろう?
14年09月07日 19:30
【ウミガメのスープ】 [牛削り]



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テストはマルバツの二択形式だった。
#red#当てずっぽうで全てマルにした#/red#タケシは、当然、100点など取れるはずもない。
泣かない娘「1ブックマーク」
少女は卒業式だというのに絶対に泣かなかった。
なにがなんでも泣かなかった。


さて、一体なぜ?
15年12月13日 22:13
【ウミガメのスープ】 [花鳥]



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少女だけ友人の中で就職(就学先)が決まっていなかったから。
別に少女は就職(就学先)が決まっていなくても平気だったのだが、周囲からはそのせいで気を遣われていた。
そのため少女は涙の訳を誤解されることは絶対に嫌だったので、そのくらいなら泣かないと決意した。

少女「泣いて誤解されるなんてごめんじゃああああああ!!絶対泣かないぞおおおおおお!!!」


ちなみに少女は花粉症。
いつもなら歩いて行くようなスーパーに、
寒いから、とタト子は車で買い物に行った。

その間に夫のカメオが帰ってきたのだが、
車がなく右往左往しているカメオの様子を見て、
息子のシル太は悲しんだ。

お陰でカメオはクラスでからかわれなくなったというのだが、どういう事だろう?
15年05月04日 20:55
【ウミガメのスープ】 [セルス]

問題文間違っています・・・orz 最初のヒントをご参照ください




解説を見る
※解説が無駄に長いです。
要点は#red#赤字#/red#で示しておりますので、面倒な方は#red#赤字#/red#のみご覧ください。
また、一番下に要約版解説も掲載しております。



その日は雪がちらつく#red#クリスマスイブ#/red#だった。
小学生のシル太は休憩時間の最中、クラスメートたちとこんな会話を交わしていた。

-シル太、お前サンタさんなんて本気で信じてるのかよ?
-#red#サンタさんはいる#/red#もん!
 今夜だって、きっとプレゼントを届けに来てくれるんだ!
-ヒャハハ、だっせー!サンタなんていねーのによ!
 そんな子供みたいな夢を持ってるの、お前しかいねーよ!

クラスメート達にいくら笑われたって、シル太は信じていた。
サンタさんはきっといると。ただ、純真無垢に信じていた。



クラスメート達にからかわれた、いやな気持ちを引きずったまま、
シル太はマンションの一室にある自宅に帰ってきた。

-ただいま。
-おかえりなさい、シル太。
 帰ってきてすぐで悪いけど、お留守番お願いしてもいい?
-出かけるの?
-うん、折角のクリスマスイブなのに、ママったらチキン買うの忘れちゃって。
 これからスーパーに行ってくるわね。

そう言うと、タト子は車のカギを持って買い物に出かけてしまった。
いつもなら歩いて行くような距離なのに、
今日は雪も降っていて寒いから、と車で行くのだそうだ。

一人で留守番をしながらベランダに出て、
シル太は雪の降る景色をぼうっと眺めていた。
-今夜、サンタさんはきっと来てくれる。
 こんな雪なんてものともせず、トナカイにソリを引かせてやってくる。
 そして、僕の枕元に吊るした靴下の中に、プレゼントを入れてくれるんだ・・・

考え事をしながら、ふと眼下を見やると、仕事帰りらしい父のカメオの姿を捉えた。
どうやら、マンションの駐車場でオロオロしているようだ。
一体何を困っているのかと思いながら見ていると、ふと、#red#父が手に持っている物#/red#に気付く。

-あれって・・・#red#サンタさんにお願いしようと思ってたおもちゃ#/red#・・・?

シル太は、カメオには語った覚えがあったのだ。
テレビで放送中の特撮ヒーロー・ウミガメックの変身グッズ。
今年、自分がサンタさんにお願いしようとしていたプレゼントを。

どうして父がそれを持っているのか。
それは、シル太にとって信じ難い、信じたくない真実であった。

-・・・そう・・・か・・・
 クラスのみんなが言ってたように・・・
 #red#パパがサンタのふりをして・・・これまでプレゼントを・・・#/red#

信じていたのに。
誰よりも純粋に、誰よりも真摯に、サンタの存在を信じてきたのに。



#red#信じてきたものが、幻想として打ち砕かれた。#/red#



カメオは持っていた車のキーで車のトランクを開け、
#red#夜、『サンタ』としてプレゼントを届けるまでの間、#/red#
#red#トランクの中に『サンタ』のプレゼントを隠しておくつもりでいた。#/red#
しかし、#red#タト子が車で買い物に行ってしまったために隠し場所たる車がなく、#/red#
#red#プレゼントを持ったまま右往左往しているうちにシル太に見つかってしまった#/red#のである。



翌朝、枕元にあったものは、シル太が予想した通り、ウミガメックの変身グッズだった。



-シル太ー、サンタさんからプレゼントもらえたか?ヒャハハ
-いなかった。
-あ?
-そうだね。#red#みんなの言う通りだったよ。サンタなんていなかった。#/red#
 ホント、僕ってバカだよね。
 いつまでそんなおとぎ話、信じているつもりだったんだろうね。
-・・・・・・お、おう

その朝、シル太はただ、感情を込めず、淡々とクラスメートに告げた。
強く信じてきたものが幻想と知り、シル太は失意の中に堕ちていた。
その変わりようは、これまでシル太をからかってきたクラスメートをも躊躇わせるほどだった。










その日の夜、シル太は夢を見た。
誰もいない、光も差し込まない真っ暗闇の中に佇んでいると、
何かの声が唐突に響いた。
『シル太くん、聞こえるかい?』
直後、シル太の目の前で光の粒子が生成され、
光は一つの何かを形作ったあと、一人の人物へと姿を変えた。
白い毛で縁取られた赤い服と帽子。長く生やした白い顎鬚。
-・・・サンタ?
シル太は呟いた。
『そう、私はサンタだよ。』
-・・・サンタなんていないよ。
 あなたは幻だ。いないものなんだ。存在するはずのないものなんだ。
 僕は、それを思い知ったばかりだもの。
『いいや、私はサンタだよ。ホレ。』
そう言うと、『サンタ』は持っていた白い布袋の中から何かを取り出した。
それは、実はシル太がもう一つ欲しがっていた、ウミガメックの武器のおもちゃ。
-・・・でも、これは夢だもの。
 僕が見ている夢。
 だから、僕にとって都合のいいものだけが姿を現す。
 現実にその姿を見せてくれたらよかったのに。
『そうだな・・・現実に姿を現すことは難しいかな。
 でも、ここでなら、いくらでも君の前に姿を現せる。
 君が夢の中にいる限り、私はいくらでも君の望む物を与えられるよ。』
-・・・本当に?
『本当だとも。ほら。
 サムライライダー・ウエスギの人形に、サソリハンター・オリオンの銃・・・
 他にも色々あるよ。』
-でも、眠りが覚めたら、夢も覚めてしまうでしょう?
『そんなことは気にしなくていいんだよ。
 君は、私が存在するこの世界の中にずっといることができる。
 この世界の中でなら、私は君の現実であり続けられる。』
-本当に?
『本当だとも。私は嘘はつかない。』
-わぁ!じゃあ、これからはずっとサンタさんと一緒にいられるんだね!
『ああ。そうとも。
                永遠にね』

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海亀病院・入院患者カルテ

氏名: 海堂 シル太

性別: 男性

年齢: 9歳

病状: 2014年12月26日より、睡眠から目覚めない

経過: 薬物治療など行うも、2015年5月4日現在、一向に改善の兆しなし




※要約版解説
タト子が車で出かけたせいで、
サンタとしてプレゼントしようとしていたプレゼントを車のトランクに隠すことができず、
そのために右往左往していたカメオがシル太に見つかったことによって、
シル太はサンタなどいない、と気付いた。

シル太はサンタを信じていることでからかわれていたのだが、
サンタがいないことに気づき、それをクラスメートが知ったのでからかわれなくなったのである。