「【ラテクエ51リサイクル】フェニックス・ヒーロー」「1ブックマーク」
イチローの大ファンであった男は、野球選手となり、イチローと共に戦うことが夢だった。
やがて、見事MLBの選手になった男。
イチローと同じチームになることは叶わなかったが、男はイチローのようなプレイングによって、チーム内で絶対的な地位を築き上げていた。
・・・これにより、男はイチローのファンを辞めざるを得なくなってしまった。
イチローのことが嫌いになったわけでもないのに、なぜ?
※ラテクエ51問題決定戦 http://sui-hei.net/mondai/show/14960 より、
シチテンバットーさんの問題文をお借りしました。
ラテクエ51本戦は、4月25日(土)、26日(日)に開催予定です。
やがて、見事MLBの選手になった男。
イチローと同じチームになることは叶わなかったが、男はイチローのようなプレイングによって、チーム内で絶対的な地位を築き上げていた。
・・・これにより、男はイチローのファンを辞めざるを得なくなってしまった。
イチローのことが嫌いになったわけでもないのに、なぜ?
※ラテクエ51問題決定戦 http://sui-hei.net/mondai/show/14960 より、
シチテンバットーさんの問題文をお借りしました。
ラテクエ51本戦は、4月25日(土)、26日(日)に開催予定です。
15年04月19日 14:00
【ウミガメのスープ】 [ムク]
【ウミガメのスープ】 [ムク]
シチテンバットーさんの問題文です。
解説を見る
要約:イチローは、事故で記憶を失って過去にタイムスリップした男本人だったため。
~~ちょっと長い解説~~
延長10回表2アウト1・3塁。
カウント2-2からセンター前に打球が突き抜けたと同時に、強烈な既視感が瞼の裏で炸裂する。
その瞬間、男は失った過去を取り戻した。
【1.終着点】
二十数年前、全身に擦り傷と火傷を負った少年が、路上に倒れていたところを警察に保護された。
少年は名前を尋ねた警察官に対し「いちろう」と答えたものの自身に関する記憶を全てなくしており、
また身元を証明する物は何も所持していなかった。
少年の特徴と合致する捜索願はなく、やがて鈴木一朗と名付けられた少年は養護施設で生活する事となった。
養護施設の裏庭には、古ぼけたバッティングネットと○印のついたブロック塀があった。
また施設のある地域には少年野球チームがあり、一朗少年は水を得た魚の如くこれらに親しんだ。
一朗は中学、高校の野球部、そしてドラフト4位でパ・リーグ入りを果たしてからも数多くの指導者と関わることになったが、
彼らは一様にこう振り返る。
「鈴木ほど自分の可能性を確信し、先を強く見すえて野球に取り組んでいるヤツはいないんじゃないでしょうか。
漠然とトッププレイヤーになりたいなんてもんじゃない。どんなバッティングを、どんな守備を、どんな走塁を出来る様になりたいか、
どんな舞台でのどんなプレイが最も自分を活かせるのか、まるで最初から知っているかの様に着実に成功を積み重ねていっていました」
【2.収束点】
登録名をイチローと改め、名実共にチームの柱となった男は、MLBへの挑戦を決意する。
日本人野手がメジャーで通用するのか疑問視する声は、米国内はもちろん日本でも多かった。
しかし移籍翌年の開幕戦から連続2か月の月間新人MVP獲得、オールスターゲームファン投票の得票数1位、
そして同年メジャー史上初の新人王・MVP・首位打者・盗塁王・シルバースラッガー賞・ゴールドグラブ賞同時受賞。
イチローは世界で最も実力ある野球選手としてその名を轟かせた。
イチローがその後もMLB屈指のオールラウンドプレイヤーとして不動の地位を築き上げていく中、
国際化の進んだMLBは自らの主催する国際大会、WBCの開催を決定した。
試験的側面もはらんだまま行われた第1回大会では、イチローは優勝に大きく貢献し円熟した実力を改めて示し、
続く4年後の大会への参加も危うげなく決定された。
【3.回帰点】
2009WBC、日本対韓国決勝戦。
イチローは第1打席カウント1-3の5球目、センター前ヒットを放つも、第2第3打席は凡退、
第4打席はセーフティバントでチャンスを広げ、第5打席はライトフェンス直撃のツーベース。
しかし日本チームとしては9回までに12安打、4つのフォアボールを選んだものの3得点、韓国は5安打、4フォアボールで3点。
迎えた10回表、第6打席。
2アウト1・3塁。
【4.起始点】
延長10回表2アウト、カウント2-2から、センター前2点タイムリーヒット!!
春休み、命よりも野球大事の少年も、この時ばかりは練習を中断して、監督やチームメイト共々テレビの前に釘付けになっていた。
少年が神のごとく崇めて止まないイチローが、またしても奇跡を起こしてくれたのだ。
イチローの様に、イチローと共に、いつかプレイ出来たら。
優れた技法であっても決して万人に向いている訳ではないが、イチローの理論は不思議とどれも少年の体に馴染んだ。
練習を終えた帰り道、熱に浮かされた様に何度も決定的シーンを思い返す少年の横で、
下水道に溜まった可燃性ガスが投げ捨て煙草によって引火し……
~~ちょっと長い解説~~
延長10回表2アウト1・3塁。
カウント2-2からセンター前に打球が突き抜けたと同時に、強烈な既視感が瞼の裏で炸裂する。
その瞬間、男は失った過去を取り戻した。
【1.終着点】
二十数年前、全身に擦り傷と火傷を負った少年が、路上に倒れていたところを警察に保護された。
少年は名前を尋ねた警察官に対し「いちろう」と答えたものの自身に関する記憶を全てなくしており、
また身元を証明する物は何も所持していなかった。
少年の特徴と合致する捜索願はなく、やがて鈴木一朗と名付けられた少年は養護施設で生活する事となった。
養護施設の裏庭には、古ぼけたバッティングネットと○印のついたブロック塀があった。
また施設のある地域には少年野球チームがあり、一朗少年は水を得た魚の如くこれらに親しんだ。
一朗は中学、高校の野球部、そしてドラフト4位でパ・リーグ入りを果たしてからも数多くの指導者と関わることになったが、
彼らは一様にこう振り返る。
「鈴木ほど自分の可能性を確信し、先を強く見すえて野球に取り組んでいるヤツはいないんじゃないでしょうか。
漠然とトッププレイヤーになりたいなんてもんじゃない。どんなバッティングを、どんな守備を、どんな走塁を出来る様になりたいか、
どんな舞台でのどんなプレイが最も自分を活かせるのか、まるで最初から知っているかの様に着実に成功を積み重ねていっていました」
【2.収束点】
登録名をイチローと改め、名実共にチームの柱となった男は、MLBへの挑戦を決意する。
日本人野手がメジャーで通用するのか疑問視する声は、米国内はもちろん日本でも多かった。
しかし移籍翌年の開幕戦から連続2か月の月間新人MVP獲得、オールスターゲームファン投票の得票数1位、
そして同年メジャー史上初の新人王・MVP・首位打者・盗塁王・シルバースラッガー賞・ゴールドグラブ賞同時受賞。
イチローは世界で最も実力ある野球選手としてその名を轟かせた。
イチローがその後もMLB屈指のオールラウンドプレイヤーとして不動の地位を築き上げていく中、
国際化の進んだMLBは自らの主催する国際大会、WBCの開催を決定した。
試験的側面もはらんだまま行われた第1回大会では、イチローは優勝に大きく貢献し円熟した実力を改めて示し、
続く4年後の大会への参加も危うげなく決定された。
【3.回帰点】
2009WBC、日本対韓国決勝戦。
イチローは第1打席カウント1-3の5球目、センター前ヒットを放つも、第2第3打席は凡退、
第4打席はセーフティバントでチャンスを広げ、第5打席はライトフェンス直撃のツーベース。
しかし日本チームとしては9回までに12安打、4つのフォアボールを選んだものの3得点、韓国は5安打、4フォアボールで3点。
迎えた10回表、第6打席。
2アウト1・3塁。
【4.起始点】
延長10回表2アウト、カウント2-2から、センター前2点タイムリーヒット!!
春休み、命よりも野球大事の少年も、この時ばかりは練習を中断して、監督やチームメイト共々テレビの前に釘付けになっていた。
少年が神のごとく崇めて止まないイチローが、またしても奇跡を起こしてくれたのだ。
イチローの様に、イチローと共に、いつかプレイ出来たら。
優れた技法であっても決して万人に向いている訳ではないが、イチローの理論は不思議とどれも少年の体に馴染んだ。
練習を終えた帰り道、熱に浮かされた様に何度も決定的シーンを思い返す少年の横で、
下水道に溜まった可燃性ガスが投げ捨て煙草によって引火し……
「大好物は・・・」「1ブックマーク」
カメオは好きな食べ物は何かと聞かれて、
「やっぱりパイの実かな?」
と答えた次の日、カメオの家に泥棒が入った。
状況を補完してください。
「やっぱりパイの実かな?」
と答えた次の日、カメオの家に泥棒が入った。
状況を補完してください。
15年04月03日 19:26
【ウミガメのスープ】 [daichi]
【ウミガメのスープ】 [daichi]
解説を見る
2X世紀、パイの実とは、21世紀で知られているパイ生地にチョコを入れたものでなく、文字通り≪パイの木になる実≫のことを指した。
≪パイの木≫は品種改良を何度も繰り返したとても高価な代物で、世界に10本もないと言われていた。
そんな中で、さらっとカメオがあんなことを言ったものだから話を聞いた人々がカメオの家に泥棒に行ったのである。
≪パイの木≫は品種改良を何度も繰り返したとても高価な代物で、世界に10本もないと言われていた。
そんな中で、さらっとカメオがあんなことを言ったものだから話を聞いた人々がカメオの家に泥棒に行ったのである。
「まるごとたべたい(要知識問題)」「1ブックマーク」
亀
夫はピザを頼むとき切らずに持ってくるように言う
何故?
夫はピザを頼むとき切らずに持ってくるように言う
何故?
15年04月04日 19:07
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
解説を見る
亀
夫は宗教上の都合により食べられない食材がある
亀夫は頼まないがその店のトッピングレパートリーには禁止されている食材が含まれているためそれを切ったピザカッターで自分の食べるピザを切って欲しく無いのだった
夫は宗教上の都合により食べられない食材がある
亀夫は頼まないがその店のトッピングレパートリーには禁止されている食材が含まれているためそれを切ったピザカッターで自分の食べるピザを切って欲しく無いのだった
「妹ランランの闇スープ【闇スープ問題ではないです】」「1ブックマーク」
ラテラルシンキング探偵ラテラテには妹・ランランがいる。
そのランランが美味しいスープを作ってくれて、少しだけ食べたあと、ラテラテは死を覚悟した。
何でよ? (。´・ω・)?
そのランランが美味しいスープを作ってくれて、少しだけ食べたあと、ラテラテは死を覚悟した。
何でよ? (。´・ω・)?
16年06月18日 14:43
【ウミガメのスープ】 [Period]
【ウミガメのスープ】 [Period]
解説を見る
ランランとラテラテが利用している某水平思考サイト・ラテシン。
ランランがそのサイトで美味しいスープ、すなわちウミガメのスープ問題を作り、出題してくれた。
ところが、ラテラテは少しだけ参加後、正解を出せず、ちょっとラテシンから離脱している間にすでに問題が「解決済み」になっていた。
(*'ω'*)「おおー問題終わってるじゃん。答え見よ」
そして、解答をみたとき。
グロテスクな描写があるときに出る赤字マーカーを見て、ラテラテは「ああ、誰か登場人物が死ぬんだな」と『登場人物の死』を覚悟した。
ランランがそのサイトで美味しいスープ、すなわちウミガメのスープ問題を作り、出題してくれた。
ところが、ラテラテは少しだけ参加後、正解を出せず、ちょっとラテシンから離脱している間にすでに問題が「解決済み」になっていた。
(*'ω'*)「おおー問題終わってるじゃん。答え見よ」
そして、解答をみたとき。
グロテスクな描写があるときに出る赤字マーカーを見て、ラテラテは「ああ、誰か登場人物が死ぬんだな」と『登場人物の死』を覚悟した。
「ははは……」「1ブックマーク」
亀山は生徒に非常に人気のある教師であった。
ある日、教え子が#red#よくあるミス#/red#をした。今までであれば亀山は笑って優しく訂正するところであったが、その時は笑いつつも内心は悲しみながら訂正した。
状況を説明してください。
ある日、教え子が#red#よくあるミス#/red#をした。今までであれば亀山は笑って優しく訂正するところであったが、その時は笑いつつも内心は悲しみながら訂正した。
状況を説明してください。
13年09月30日 20:54
【ウミガメのスープ】 [甘木]
【ウミガメのスープ】 [甘木]
解説を見る
亀山は良き教師であると同時にかつては良き母だった。
過去形である理由……それは彼女が不幸な事故で愛する子供を亡くしてしまったからである。
無論、亀山の悲しみは耐えがたいものであった。
しかし、それでも教師たる使命感からか教え子に余計な気を使わせないために、自身が悲しんでいることを必死に隠してすでに立ち直ったという姿勢で教え子たちと接し続けた。
しかしある日……
亀山「では次のところは海田君、読んでちょうだい。」
海田「はい、#red#お母さん#/red#……じゃなかった、先生!」
海田の言い間違いにクラスはどっと笑いに包まれた。
亀山も一緒に笑ったが、内心は違った。
もうすでに、そうやって#red#自分をお母さんと呼んでくれる子供はこの世にいない#/red#。
その現実を改めて認識した。
「まったくもう、海田君。私はあなたのお母さんではありませんよ……。」
力の無い笑顔でそう言った後、亀山はクラスの生徒たちに背を向けて黒板に字を書きながら、ひとすじの涙を流したのであった。
過去形である理由……それは彼女が不幸な事故で愛する子供を亡くしてしまったからである。
無論、亀山の悲しみは耐えがたいものであった。
しかし、それでも教師たる使命感からか教え子に余計な気を使わせないために、自身が悲しんでいることを必死に隠してすでに立ち直ったという姿勢で教え子たちと接し続けた。
しかしある日……
亀山「では次のところは海田君、読んでちょうだい。」
海田「はい、#red#お母さん#/red#……じゃなかった、先生!」
海田の言い間違いにクラスはどっと笑いに包まれた。
亀山も一緒に笑ったが、内心は違った。
もうすでに、そうやって#red#自分をお母さんと呼んでくれる子供はこの世にいない#/red#。
その現実を改めて認識した。
「まったくもう、海田君。私はあなたのお母さんではありませんよ……。」
力の無い笑顔でそう言った後、亀山はクラスの生徒たちに背を向けて黒板に字を書きながら、ひとすじの涙を流したのであった。