「だってだってなんだもん」「1ブックマーク」
とある星で労働者たちの日々を支えるアンドロイド『ハニー』。彼女たちは未開のこの星で開拓作業を進める男たちにはなくてはならない存在だった。
ところで、そのハニー。ある日をきっかけに大暴走を始めた。目に入るもの、音を立てるもの、とにかく全ての人間を殺しつくすように故障してしまった。ハニーに狩り尽くされ、人間の生き残りはあと数人しか残っていない。
調べた結果、故障のきっかけは『ハニーの弱点』だと言う。
ハニーたちの弱点を突き止め、暴走と虐殺の理由を探ってください。
※元ネタあり。当てるのは弱点だけで大丈夫です。
ところで、そのハニー。ある日をきっかけに大暴走を始めた。目に入るもの、音を立てるもの、とにかく全ての人間を殺しつくすように故障してしまった。ハニーに狩り尽くされ、人間の生き残りはあと数人しか残っていない。
調べた結果、故障のきっかけは『ハニーの弱点』だと言う。
ハニーたちの弱点を突き止め、暴走と虐殺の理由を探ってください。
※元ネタあり。当てるのは弱点だけで大丈夫です。
17年08月30日 22:45
【20の扉】 [ゆきも]
【20の扉】 [ゆきも]

元ネタありますが設定は変更しています。
解説を見る
#b#2500#/b#
場所は地球から遥か彼方離れた、氷に覆われた小さな星。
そこで働く男たちの慰安ロボット、ハニー。そしてそのメンテナンス係、博士。
博士はなかなかの老齢で、食事もなかなかにままならない状況だった。提供された食事を口に運んでは吐き戻し、それをあたりに散らかしてはハニーが片付けるというような日々が続いていた。
ハニーの弱点は#red#強酸性の液体#/red#である。
人間の胃液は酸性であり、#red#吐瀉物#/red#を度重なって片付けたり浴びたりしていたハニーは、徐々に機能に支障をきたしとうとう暴走してしまった。
視界に入る人間、こっそり息を潜める人間、見つけるがままにハニーは星に住む開拓者の住人……地球での大罪人たちを惨殺していった。
#b#1069#/b#
暴走し殺戮マシンと化したハニーたちから逃げ回り、生き残った二人の男が身を潜めつつ通信室に滑り込む。二人は地球に繋がる通信機器に叫んだ。
#b#374#/b#
「ハニーが暴走して暴れまわってる!メンテ係の博士の野郎のせいでな!このままじゃ皆殺しだ……そっちからハニーの機能を停止しろ!出来なきゃ一秒でも早く遠隔でも直接でもいい、なんとかしてくれ!」
しかし帰ってきたのは絶望、ただそれだけ。
「ただでさえあなたたちはギリギリで死刑を免れた重犯罪者です。人権は認められておりません。こちらから直接アンドロイドに干渉することは不可能です。修理するにも、地球からその星に向かうにはあと3ヶ月はかかります。処置の方法はありますので、こちらでいたします。」
通信は切れた。
要約するとこうだ。「お前たちはもはや人間ではない。わざわざ助けに行く価値もない。ハニーを止める術はない。そのままその星でただ死を待つか、逃げ回るのみが残された道である。」と。
#b#75#/b#
故障のきっかけなど特に分かっている。博士自身の身体の「メンテナンス不足」、ハニーたちに吐瀉物をぶっかけたことだ。博士を呪ったところで仕方ない。博士だってとうに殺されているのだから。
どうする…どうする…考える間にもハニーたちは生存者に迫り来る。
#b#23#/b#
一瞬の出来事だった。爆発音が響き、二人の籠っていた通信室は木っ端微塵と化した。否、建造物全てが粉塵に帰したのだ。地球からの遠隔操作で施設の爆破処理が成されたようだった。大罪人たちと暴走したガラクタもろとも吹き飛ばそうという、なんとも合理的な処置だ。
#b#2#/b#
屋外に投げ出され雪と氷の地面に伏せる男は、どうにか目を開けて周囲を確認する。仲間の姿は……見えない。
すると視界にカツン、カツン、と響く音を立てるハイヒールが過ぎる。こちらに近づく足音を最後に、男は意識を失った。
その男の安否は、ハニーしか知らない。
元ネタ:平山夢明『他人事』より『クレイジーハニー』
元ネタの方は性的なアレソレが多いのでこの問題では設定を変更しています。元ネタの暴走の原因は「アンモニア」とだけお伝えしておきます。
場所は地球から遥か彼方離れた、氷に覆われた小さな星。
そこで働く男たちの慰安ロボット、ハニー。そしてそのメンテナンス係、博士。
博士はなかなかの老齢で、食事もなかなかにままならない状況だった。提供された食事を口に運んでは吐き戻し、それをあたりに散らかしてはハニーが片付けるというような日々が続いていた。
ハニーの弱点は#red#強酸性の液体#/red#である。
人間の胃液は酸性であり、#red#吐瀉物#/red#を度重なって片付けたり浴びたりしていたハニーは、徐々に機能に支障をきたしとうとう暴走してしまった。
視界に入る人間、こっそり息を潜める人間、見つけるがままにハニーは星に住む開拓者の住人……地球での大罪人たちを惨殺していった。
#b#1069#/b#
暴走し殺戮マシンと化したハニーたちから逃げ回り、生き残った二人の男が身を潜めつつ通信室に滑り込む。二人は地球に繋がる通信機器に叫んだ。
#b#374#/b#
「ハニーが暴走して暴れまわってる!メンテ係の博士の野郎のせいでな!このままじゃ皆殺しだ……そっちからハニーの機能を停止しろ!出来なきゃ一秒でも早く遠隔でも直接でもいい、なんとかしてくれ!」
しかし帰ってきたのは絶望、ただそれだけ。
「ただでさえあなたたちはギリギリで死刑を免れた重犯罪者です。人権は認められておりません。こちらから直接アンドロイドに干渉することは不可能です。修理するにも、地球からその星に向かうにはあと3ヶ月はかかります。処置の方法はありますので、こちらでいたします。」
通信は切れた。
要約するとこうだ。「お前たちはもはや人間ではない。わざわざ助けに行く価値もない。ハニーを止める術はない。そのままその星でただ死を待つか、逃げ回るのみが残された道である。」と。
#b#75#/b#
故障のきっかけなど特に分かっている。博士自身の身体の「メンテナンス不足」、ハニーたちに吐瀉物をぶっかけたことだ。博士を呪ったところで仕方ない。博士だってとうに殺されているのだから。
どうする…どうする…考える間にもハニーたちは生存者に迫り来る。
#b#23#/b#
一瞬の出来事だった。爆発音が響き、二人の籠っていた通信室は木っ端微塵と化した。否、建造物全てが粉塵に帰したのだ。地球からの遠隔操作で施設の爆破処理が成されたようだった。大罪人たちと暴走したガラクタもろとも吹き飛ばそうという、なんとも合理的な処置だ。
#b#2#/b#
屋外に投げ出され雪と氷の地面に伏せる男は、どうにか目を開けて周囲を確認する。仲間の姿は……見えない。
すると視界にカツン、カツン、と響く音を立てるハイヒールが過ぎる。こちらに近づく足音を最後に、男は意識を失った。
その男の安否は、ハニーしか知らない。
元ネタ:平山夢明『他人事』より『クレイジーハニー』
元ネタの方は性的なアレソレが多いのでこの問題では設定を変更しています。元ネタの暴走の原因は「アンモニア」とだけお伝えしておきます。
「夏の大運動会」「1ブックマーク」
カメオは誰よりも早くコースを駆け抜け抜けたが、ゴールテープを切ったのは2番手のウミオだった。
状況を補完してください。
ラテシン初出題です。よろしくお願いします。
状況を補完してください。
ラテシン初出題です。よろしくお願いします。
17年08月03日 13:01
【ウミガメのスープ】 [オリーブオイ太郎]
【ウミガメのスープ】 [オリーブオイ太郎]
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「これで明日のロボット大運動会は金メダル間違いなしじゃ!」
亀山博士の開発したハードル走専用ロボットKAME-O 1.0は、目の前の障害物を感知して最適なタイミングと高さで飛び越える。改良を重ね、ロボットハードル100mの世界記録を超えることに成功した。
運動会当日。世界中から名だたるロボット開発者が集まる中、亀山博士は自信に満ち溢れていた。テストプレイは完璧だった。
スタートの合図が鳴り、体ひとつ分、ふたつ分も後続を離してハードルを飛び越えていくKAME-O。美しい跳躍に客席からは大きな歓声があがった。全て亀山博士の計算どおりだった。ただ一つを除いて。
KAME-Oはゴールテープをハードルと誤認し、軽々と飛び越え走り抜けていった。
亀山博士の開発したハードル走専用ロボットKAME-O 1.0は、目の前の障害物を感知して最適なタイミングと高さで飛び越える。改良を重ね、ロボットハードル100mの世界記録を超えることに成功した。
運動会当日。世界中から名だたるロボット開発者が集まる中、亀山博士は自信に満ち溢れていた。テストプレイは完璧だった。
スタートの合図が鳴り、体ひとつ分、ふたつ分も後続を離してハードルを飛び越えていくKAME-O。美しい跳躍に客席からは大きな歓声があがった。全て亀山博士の計算どおりだった。ただ一つを除いて。
KAME-Oはゴールテープをハードルと誤認し、軽々と飛び越え走り抜けていった。
「二分の一メートルは何℃か」「1ブックマーク」
足にやけどを負ったカメオは、さっきコーヒーのホットを頼んで本当によかったと思った。なぜ?
17年07月31日 22:09
【ウミガメのスープ】 [白露もみじ]
【ウミガメのスープ】 [白露もみじ]
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毎日遅くまで仕事をし、カメオは疲れていた。
しかし帰らないわけにもいかず、車で家に向かっていた。
帰り道にお店により、散々迷った挙句、コーヒーのホットにすることにした。最近飲んでも効き目が薄いんだよなあ、あまり好きじゃないし。
店を出て、すこし険しい道を通りこしたら家に着く。さああともうひと踏ん張りだ。
しかし急に疲労がピークを迎えたカメオは運転中に深い眠りに落ちてしまった。
車はふらふらと崖の方に向かっているがカメオは気が付かない
眠るカメオ、揺れる車、揺れるカップ、零れる熱々のコーヒー。コーヒー!? それは宙に放たれ太ももの上に―――
「熱っっつ熱い熱いあすyjkそいtってうわああああああああああああああああ」
カメオはブレーキを思いっきり踏んだ。ききぃいいいいいぎゅいぎゅいぎゅいぃぃぃ
車は崖まではあと50cmのところで止まったのだ。
あぶないあぶない。熱々のコーヒーが足にかかったおかげで咄嗟に目が覚めたのだ。
頼んだのが常温だったら気が付かなかったかもしれないし、アイスでも反応が遅れたかもしれない。
「コーヒーのホットを頼んで本当によかったぜ……まじで。火傷程度で済んで助かった……」
1行 ホットのコーヒーが足にかかったおかげで、眠りから覚めて事故を回避できた
しかし帰らないわけにもいかず、車で家に向かっていた。
帰り道にお店により、散々迷った挙句、コーヒーのホットにすることにした。最近飲んでも効き目が薄いんだよなあ、あまり好きじゃないし。
店を出て、すこし険しい道を通りこしたら家に着く。さああともうひと踏ん張りだ。
しかし急に疲労がピークを迎えたカメオは運転中に深い眠りに落ちてしまった。
車はふらふらと崖の方に向かっているがカメオは気が付かない
眠るカメオ、揺れる車、揺れるカップ、零れる熱々のコーヒー。コーヒー!? それは宙に放たれ太ももの上に―――
「熱っっつ熱い熱いあすyjkそいtってうわああああああああああああああああ」
カメオはブレーキを思いっきり踏んだ。ききぃいいいいいぎゅいぎゅいぎゅいぃぃぃ
車は崖まではあと50cmのところで止まったのだ。
あぶないあぶない。熱々のコーヒーが足にかかったおかげで咄嗟に目が覚めたのだ。
頼んだのが常温だったら気が付かなかったかもしれないし、アイスでも反応が遅れたかもしれない。
「コーヒーのホットを頼んで本当によかったぜ……まじで。火傷程度で済んで助かった……」
1行 ホットのコーヒーが足にかかったおかげで、眠りから覚めて事故を回避できた
「欺くための?」「1ブックマーク」
まずい。油断してしまった。
せっかく上手く騙せたと思っていたのに。
しばらくこの事実を隠し通せないだろうか?
いや、こんな状況では私がクロだとバレるのは明白だ。
その悲惨な光景を目にしつつ私は後悔した。
----------------
油断していた「私」に必要だったものは何でしょう?
せっかく上手く騙せたと思っていたのに。
しばらくこの事実を隠し通せないだろうか?
いや、こんな状況では私がクロだとバレるのは明白だ。
その悲惨な光景を目にしつつ私は後悔した。
----------------
油断していた「私」に必要だったものは何でしょう?
17年07月23日 00:02
【20の扉】 [とむわん]
【20の扉】 [とむわん]

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せっかく、上司に緊急事態だと嘘をついて
無理やり休みをとったというのに。
こんな日に焼けた姿じゃ私が海で遊んでいたのがバレバレじゃないか。
この暑い時期に長袖を着るのもおかしいし、腕が隠せたところで
手も首も、なんなら顔も黒いのだ。
隠し通すなんて不可能だ。
■私に必要だったのは『日焼け止め』。
曇りだからって使いもせずに家に置いてきたけれど、
やっぱりちゃんと塗っておけばよかったなぁ。
全身真っ黒で目も当てられないや。
ちゃっかり日常系問題でした。
無理やり休みをとったというのに。
こんな日に焼けた姿じゃ私が海で遊んでいたのがバレバレじゃないか。
この暑い時期に長袖を着るのもおかしいし、腕が隠せたところで
手も首も、なんなら顔も黒いのだ。
隠し通すなんて不可能だ。
■私に必要だったのは『日焼け止め』。
曇りだからって使いもせずに家に置いてきたけれど、
やっぱりちゃんと塗っておけばよかったなぁ。
全身真っ黒で目も当てられないや。
ちゃっかり日常系問題でした。
「Where is the SKY?」「1ブックマーク」
女は空を求めて走っている。
どういうことだろう?
どういうことだろう?
17年07月24日 23:02
【ウミガメのスープ】 [トレミー]
【ウミガメのスープ】 [トレミー]
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女は愛車でショッピングモールの立体駐車場をグルグル上っている。
「満」「満」「満」「満」
も~満車ばっかりじゃない!
「満」「満」「満」「満」
も~満車ばっかりじゃない!