過去の投票一覧

「巷で話題で、一番面白いと言われている小説が、一番売れているわけではないのだとか。売れない理由を考え始めたら、もう罠にかかっています。そこに引っかけがあったのか！　と驚きました。こういう騙し方もあるのですね。」

「桜満開という報道内容を見るやいなや、電気ストーブを取り出す男。一見謎の行動と思えますが、実に論理的な理由が隠れていました。日常で本当に使える、納得感抜群の問題です。」

「社員が怠けないように、仕事をしたら褒美を与えるようにしたのに、さらに不良品が増えた？　シンプルながら納得感の高い（そしてつい笑ってしまう）解説です。この方法、現実味があるのがちょっと怖い。」

「５本指ソックスを履いている人を見て、トイレに行きたくなる理由とは。そういう意味か！　と悔しくなる叙述トリックがお見事。センスの良い題材選びですが、トリックが更に問題の魅力を高めています。」

「幼い頃に動物を飼いたがるのも、どうせ世話しないんだから！と言われるのも、あるある体験。でも亀ならOKってどういうこと？ このトリックに気持ちよく騙されるのは、問題文と題材のセンスの良さによるところも大きいでしょう。」

「降水確率は30％。傘を持たずに出かけたらずぶぬれになったのだが、なぜ嬉しそうなの？ 事実は何も変わらないのに、解釈は180度違う！ 視点を変えるってこういうことですね。」

「一昨日は白いリボン、昨日は赤い靴、だから今日はピンクの花束？ 題材としては目新しくないものの、センスの良い素敵なストーリーをつくりあげています。思わず登場人物を応援したくなりました。」

「好きな女の子の写真があるアルバムを、なるべく見返さないようにしようと思った理由とは。短い解説なのに、その奥に隠れているであろうストーリーをつい想像してしまう。似たような経験、皆あるでしょ？」

「占いで1位だったせいで、学校に遅刻してしまう少女。小難しい理論も、ご都合主義な設定もありません。誰もが頷ける、納得感抜群の問題です。」

「アリとキリギリスの話を語ったら、急に不機嫌になる女。この謎をすっきり解決する、珍しい言葉遊び要素が含まれています……と、ここで紹介しても、なかなか真相にはたどり着かないでしょう。」

「ウミガメのスープが、１つの問題に２つ？　それぞれの問題に特別な目新しさはないのですが、組み合わせることによって新たな面白さを生み出しています。斬新な作中作の試みが楽しめました。」

「他の社員の前でミスを叱ってほしい、と頼む新入社員。こういった日常の謎に対し、立派な精神論が真相であれば、大して共感は得られないでしょう。合理的だからこそ、誰もが頷ける納得感に仕上がっています。」

「ウミガメのスープの問題について、チグハグな回答ばかりなのに質問者は納得する……本歌取りの中でも極めて異色。これ一度っきりしか使えない、斬新なアイディアです。謎を考え始めた時点で、あなたはもう罠にかかっている。」

「400円ではなく500円を借りたせいで後悔したとは、一体どういうこと？　100円の違いによって生じる事象は色々考えられなくもないのに、「これは何かある」と思わせられてしまう。魅力的な状況設定です。」

「醤油が切れているのだけれど、醤油を買うわけでもなく、調味料コーナーに行くことにしたのはなぜ？　チャームを上げるために必要なのは、人の死や非現実要素じゃない。日常の何気ない場面で、しっかり参加者を引き込む謎が仕組まれています。」

「海水浴場へ行き、目が見えない僕は楽しめたのに、友人は楽しめなかった。逆じゃないの？　という問題文のパターンはよく見かけますが、この真相に辿りつくには特にゲスい発想が必要です。ゲスくない自分には無理です☆」

「女の悩みを当ててほしいという、扉らしいシンプルな問いかけ……しかしこれをごく普通の扉問題と思ったら大間違い。「女の正体は当てなくていいので」という一言が、この問題の魅力を更に高めている。」

「脱衣所で死体を発見したからこそ、お風呂に入浴剤を入れる。一見繋がりのなさそうなこの行動の意図に、思わず共感……したらダメなんだろうけど、しちゃいます。題材のチョイスもセンスが良い。」

「「あるものはやめた方がいい」とはどういうこと？ タイトルも含め、センスが良い上ためになる問題です。色々な意味で正しくラテシンますか問題と言えるでしょう！」

「バレンタインに何も渡していないのに、何人もの男子生徒がお返しをくれる。ラテクエの問題文から、こんなストーリーが生まれたのですね。温かな真相を楽しめました。」