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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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じしんか「2ブックマーク」
じしんだったのでカメオは失敗したと思った。
一体どうしてだろう?
16年10月28日 22:17
【ウミガメのスープ】 [QQS]



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#b#■国語のテストにて #/b#
#red#「次の漢字の読みを答えなさい。【地震】」#/red#

えーと……「じしん」だっけ?
いや待てよ。
「鼻血」は「はな+ち」で「はなぢ」だから、「地震」は「ち+しん」で「ぢしん」だな。
我ながらあったまいー!

#b#■テスト返却 #/b#
うわ、ミスった。
やっぱり#red#「ぢしん」じゃなくて「じしん」か#/red#……。
イケメンランキング2「2ブックマーク」
本問題では日本国におけるイケメンランキングの存在を仮定する。

x,yは正の整数でx<yを満たすものとする。
イケメンランキングx位の者はy位の者に逆らうことは許されず、いかなる命令をも聞かなければならない。
これはy位の者よりx位の者の社会的身分が上位だとしても有効である。

A氏は会社Zの社長。B氏は会社Zの平社員である。
今、イケメンランキング上位10000位に入っていないブサイクなA氏が、イケメンランキング上位10000位に入っているイケメンなB氏を叱りつけ、
B氏はぺこぺこ頭を下げている。

本来ならば許される行為ではない筈だが、一体何故だろう?
16年09月27日 21:51
【ウミガメのスープ】 [SoMR]

問題文のx<yはx>yのミスです涙




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イケメンランキングは日本人男性全員の中でのランキングである。
したがって、A氏は女性なのでそもそもイケメンランキングに入っていない。

イケメンランキングの上の者が下の者に逆らってはいけないルールは、ランキングの中での上下に対して適応されるものだから、女性と男性の組に対しては適応されない。

イケメンなB氏はただ単純に仕事上のミスを犯し、社長であるブサイクなA氏から直々に叱られていたのだ。

※イケメンランキングとは年齢に依存しない絶対的なイケメン度合いを数値化し、全国の男性を一列に並べてランキング化したもの。国民は全員その順位をいつでも確認する事ができる。
其の亀、人語を解す。「2ブックマーク」
「ウミガメ建設のカメオと申します。よろしくお願いします。」
新入社員のカメオがお得意様に一言挨拶したら、全国で有名になった。

なんででしょうか?
16年08月15日 13:04
【ウミガメのスープ】 [ムク]



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ウミガメ建設は暴力団イグアナ組の隠れ蓑。
何の因果か裏にまで関わってしまったお得意様(一般人)には、カメオの言葉が

「イグアナ組のモンですがね、(ウチの幹部の裁判で証言する件、くれぐれも)
#big5# よ ろ し く お願いしますよ。 #/big5# 」

と、聞こえていたでしょう。
身の危険を感じたお得意様は悩みましたが、思い切って警察に駆け込み、全てを打ち明けました。
カメオは何も知らない新人で、上司に命ぜられるまま挨拶に行っただけなのですが。
No184 「赤箱」「2ブックマーク」
やあ。科学者だ。
さて、本題に入ろう。
一つの赤い箱がある。
これには、一人の少女の意志が宿っている。
君たちには、この箱の少女の名前を突き止めてほしい。
理由は聞かないでくれ。
………箱にはなんでも質問できる。
が、あいつはあることに関わる質問には、嘘をつくことに留意してくれ。
じゃあ、頼んだよ。
16年06月25日 18:19
【20の扉】 [Ailis]



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やはり、「柚子」か。
あいつは何でか、いつも年は数えで答えてたな………
ということは、「青箱」も………
まったく。こんな形での再会とはな。
ああ、すまない。
少し考え事をしていた。
今回もありがとう。
部屋でゆっくりと休んでくれたまえ………


研究ばかりで、おまえたちに何もしてやれなかった。
いつも家をあけてばかりで、まともに話もできなかった。
おまえたちが誘拐された時ですら、おまえたちの元へと行けなかった。
科学者が机を叩く。
目には涙が浮かんでいた。
後悔はしてもしきれないよ。
目を閉じ、机に顔をふせる。

科学者は、夜が明けるまでそうしていた。




名前を聞かれて、私は答えた。
そいつらは、私とゆりを車に乗せた。
それが、また起きるかもしれない。
だから、名前はいいたくない。
私の名をきちんと当てられるなら、その人は私をちゃんと知ってる人。
だから、その人は信じれる。

ゆりは、死んだ。
私を逃がそうとして、殺された。
ゆりの、四歳の誕生日の時だった。

私は、箱になった。
理由はわからない。
周りをみると、誘拐犯が死んでいた。
私は祈った。
ゆりを救えるような気がしたから。
お父さんに、また会える気がしたから。

「U.L.T.O」
それらに干渉はできない。
たとえ、「U.L.T.O」であっても。
一番知っているのは、科学者だった。
だが、彼は繰り返す。
救うために。
未来のために。
自分のために。



ある職員によって、一つの装置が持ち込まれた。
未来人だという彼が言うには、魂を
物に変換する装置らしい。
早速実験は行われた。
成功の確率は、約七割。
当然、失敗した。
これで517回目だ。



回答の条件
「家族」「科学者さん」に関わるものにのみ、嘘をつきます。
ですが、「青箱」「ゆり」「妹」に関することには前記の物があっても嘘をつきません。
年齢のみ、数えで答えます。
また、柚子以外の人物は、嘘をつきません。
運命の雨「2ブックマーク」
おっす、俺の名前はオト。便利屋BGって所でで働いている男だ。
いつものように皆に助けて欲しいんだけどよ……。
今回ばかりは少し勝手が違う。

ナナシ「すみません、オトさん…」

新入社員のノーネーム。さすがにそれで呼んでると目立つので俺はナナシって呼んでるんだけど…まあ、それはいいや。
まあ、なんで謝られているかっていうとこいつに#b#殺人容疑#/b#がかかちまってるんだなあ、これが。
警察が来るには時間がかかるそうだからよ。それまでに#b#犯人を突き止めて#/b#後輩を助けたいワケ。
皆、まさか知らんぷりするなんてひどいことしねーよな?な?
16年06月16日 20:20
【亀夫君問題】 [蒼井門]

長丁場お疲れ様でした。反省すべき点が多々…




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・犯人は明戸。
・犯行動機「好きだったのに、ナナシ達があらわれたことで必要ないと思われたと思った」


無駄に長いので興味なければすっとばしてください

「あなた、カメナさんが好きだったんですね」
「違う……違うわ…違うの……あた…あたしは……」
明戸さんにそういうと、彼女は顔を青ざめさせて首を振った。そしてあたりを見回す。
けれど、それを否定する人はまわりにはいなくて。そしてそのまま顔を覆って崩れ落ちた。
「そう、そうよ。あたし……あたしは、カメナの事が好きだったわ……」
ぽつりと、本当の事が零れ落ちた。
嗚咽の間に彼女は語る。
「ねえ、あなたたちにはわかる!?」
「好きな人が、幸せそうな顔で、自分じゃない誰かと笑い合って子供を抱いて過ごしているのを延々と見る気持ちが……。
憎き恋敵との子の世話をして、二人を見続ける生活が……」
「だったら……だったら屋敷を出ればよかったじゃない!私みたいに!」
ショウカちゃんが悲痛な声で叫ぶ。もしかしたら『見たくないものがあった』ということを一番わかっているからなのかもしれない。
でも、やっぱり明戸さんは首を横に振る。

「……あたしは、物心ついた時からあの子の傍にいたわ。他の行き場所なんて知らないの。そんな選択肢なんてなかった。出て行ったらあの子にもう簡単に会えなくなる。それに……」
「それに?」
「それでも最初は……別に良かったのよ。私が選ばれないのなんかわかりきってたことだから。だから、カメナが幸せそうなら良いと思ってた。だけど、カメナは結婚したときにね、私に言ったの」
「なんて?」
「『ユリエもはやく良い人が見つかるといいわね!』って、なんにも知らない無邪気な笑顔で……人の気も知らないで笑ったの……」
「……ユリエ、お前……」
日辻さんは悲しい顔でその名前を呼んだ。娘のように育てきた子の気持ちも知らず、そして片方が片方を殺してしまったのだから当然だったけれど。

「そして……蒔さんとナナシさんがやってきた。またあの子は言ったわ。『これで、ユリエのお仕事減らすことができるわね』って。きっと必要なくなったんだと思った……。
『私にばっかり、大変でしょう?』『私、あなたにはもっと自由にしてもらいたいの』『私からユリエを解放しなくちゃ』って……全部、全部、あたしを責めてるみたいに聞こえた。
きっと、あの子気が付いたんだわ。あたしの気持ちに気が付いてしまったんだわ。知らないくせにって、思ってたはずなのに、いざそれが知られたと思うととても怖かった。
だから、決めたの。あたし、ここを追い出されるくらいならって。だってあたしとカメナは絶対赤い糸で結ばれることはないのだもの。
あたし、ここにいられなくなっちゃったら、あの子とのつながりが何もなくなっちゃうんだもの!今!無理やりつながりをつくってやるって!あの子はあたしを解放したがってたけど、違うの!あたしはあの子から離れたくなかったの!」
「だから赤い毛糸で……?」
「ええ。……カメナが死んだあとね、あたしも死のうとしたの。だって、赤い糸って、両方からつながってないといけないでしょう?
でも……足音が聞こえて…手こずっているうちに時間が思いのほかたっていたことに気が付いたの。
このままじゃみつかっちゃう。しかも、あたしが死のうとする途中で!ここで気がついたのよ。ああ、やっぱりどうやっても赤い糸は結ばれないんだわって。
絶望にも似た気持ちがわきあがってきて……だけどそこで暗闇になった。チャンスだと思った。
だからあの地球儀に毛糸を通して、下の階に振り子の要領でぶつけたの。下はあたしの部屋。誰もいないのが分かってたから。大きな音がして、足音が遠くなった。
そのうちに逃げて、みんなとまざって。そしてその後は……知っているでしょう?」
ぼう、とどこか遠くを見ているような表情で、最後には笑みすら浮かべて彼女は言い切った。
そしておもむろにそのメイド服のポケットから毛糸を取り出す。
「赤い糸をきらせはしない………」
俺らはそれを聞いて悟った。目線があう。

「人死にますか?」
「死なせないようにしたいもんだな!」
「ですね!」
ナナシの質問を合図に俺たちは走り出す。そして思いっきり二人で明戸さんへ体当たりをかました。
相手がしりもちをついたところで、彼女が手に持っていたヒモをむしりとる。それから隠し持っていた包丁も。
後ろ手にして床へ体を押さえつけて取り押さえた。それでも彼女は泣きながら暴れる。
その顔をつかんで自分の方向に向けさせたのはナナシだった。

「あなたが用済みだったなんて、カメナさんは思っていなかった!」
「だって……」
聞く耳がなさそうな明戸さんをまっすぐ見て、言葉を叫ぶ。
「僕に依頼したとき、あの人、なんて言ったと思います?」
「もし楽になれたら一緒にショッピングにいけるかなって、カメナさんは笑ってたんです」
「そんな……」
「私、ユリエの事すきだもの。主従の関係から解放して、遅いかもしれないけど……ううん、この歳だからこそちゃんとお友達からやり直したいの」
ナナシの言葉は、カメナさんが言ったことそのままだった。
その声に、内容に、明戸さんの抵抗の力が抜けていく。俺は彼女からのきながら背をかるくたたいてやった。
「これであんたが死ぬのは二度阻止されたわけだ。それって……赤い糸で結ばれないっていうよりさ、カメナさんが自分の方へこないように思ってくれてるって事でいいんじゃないのか」
「カメナ……」

明戸さんはただずっと泣いていた。外ではいつの間にか雨が止んでいる。
まだサイレンが鳴るまでどれくらい時間がかかるかはわからないが、もう大丈夫だろう。