みんなのブックマーク

警察は、つい最近起きた宝石強盗の足取りを追っていた。
沢山の宝石を抱えていては、まだそう遠くへは行っていないはず。
犯人が落としていったと思われるハンカチを頼りに、警察犬のポチも捜査に加わっていた。

そんな折、ポチはある民家の前でそわそわと落ち着きのない動きを見せた。
警察は近隣住民にその家の主の事を尋ねたが、どうもあやしい。
その内にポチは家の庭に向かって吠え出した。

「わんわん！」

果たして、庭を掘り返すと盗まれた宝石がざっくざく。
その家の持ち主である花坂カメオ(78)はあえなく御用となった。

刑務所の中は食うには困らないが、楽しい所の訳がない。
庭に埋めた宝石を探り当てたポチを、花坂じいさんは殺してやりたいほど憎んでいるのだった。

--ラテシン日本現代話「花坂じじい」より。

要約解説
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警察犬のポチが、おじいさんが盗んで隠していた金銀財宝の場所を探り当てたおかげで、おじいさんは逮捕され、刑務所の中で食うには困らない生活を送る羽目になったから。

ラテシンランドでしか買えないウミガメマークのイニシャル入りキーホルダーが、ラテシンユーザーに人気のお土産だった。

まさあさも各ユーザーに合わせたイニシャルキーホルダーを買おうとしたが、Qがイニシャルの日本人などいないため、QのキーホルダーがなくQQSさんの分のお土産が買えない…。
苦肉の策で【読みはきゅうきゅうえす】だからという理由でKのキーホルダーを買ったのでした。

カメオは朝シャワーも浴びて、これから外出だ。

体も拭き終り、前日購入した5本指ソックスの中に足を進めている。
「親指側だけ太くなってるんだな。
あ、踵も合わせなきゃいけないから右左で違うのか。」

一瞬の逡巡の後、5つ全ての分岐に適切な足指を進めた。
こうしてカメオは5本指ソックスを装着し終えた。

（昨日までは通常のソックスに迷わず足を進めていた）

帰宅後…
意外と蒸れないし、結構いいかも。
これから毎日使おうかな。

ご参加、ありがとうございました。


13. 足袋は単数の分岐なので、yesとしました。

出題する前にも悩んだのですが、、、
分岐が何の分岐か当てる扉の問題の方が適当だったでしょうか。
ご意見を頂ければ嬉しいです。

カメオは部屋でギャルゲーをやっていた。
ノゾミ「おにいちゃんだーいすき♡」
最後に残していた本命のヒロインを攻略した余韻を味わったあと、
日差しのピークが過ぎていたので散歩に行くことにした。
玄関で靴を履いていると、弟の嫁のカナエが声を掛けた。
カナエ「義兄さん、ついでにお醤油買ってきてくれますか？」
カメオはちゃっかり者の義妹に半ば感心し半ば呆れながら、頼まれた通り醤油を買ってきた。
夕食後、冷蔵庫を見るとプリンがあったので、醤油をプリンにかけてウニの味になるか実験したが、ウニの味はしなかった。
そこへ風呂上がりのタマエがやってきた。
タマエ「バカ兄貴、勝手に人のプリン食うんじゃねーよ。後で金払えな」
タマエは兄に向かって遠慮無く歯向かう。実妹はやはり可愛げがない。
カメオはゲームの世界に逃避することにした。
モモコ「にぃにぃ、朝だよー」
やはり朝は妹に起こしてもらうに限る……カメオはヘッドフォンから聞こえる新しい妹の声に癒やされながら、
目覚まし時計のセットを忘れていたことに気づき、現実との落差に打ちひしがれた。

発言に「醤油＋プリン＝ウニ」という連続性があるカナエとタマエで2択、
義妹は「義兄さん」と呼ぶこともあるが「義兄貴」とは呼ばないのでタマエに絞られる、
という問題でした。

藤男は口さみしくなってきた。

いつもそれを「口」を略して「さみしいな」という。

なので藤男を良く知る友人達は、家から出てつまみを買いに行った。