みんなのブックマーク

「今度お腹が空いてるときにでも一緒に食事に行こう」っとデートに誘われたカメコは


ちょうどお腹が空いていたため


ぐぅ～


っとお腹で返事をしてしまい死にたくなりました。







身体は正直なのです

あ
る日、大人になった二人が昔話を始めた。

「お兄ちゃん、そういえば昔よくジャンケングリコやったよね？」

「ああ、じゃんけんで勝ったらグ・リ・コとか、チ・ヨ・コ・レ・イ・トとかいって歩くやつな」

「お兄ちゃん、私と距離が空いたときさ、ジャンケンの手出すのごまかしてなかった？」

「え？」

「私お兄ちゃん大好きで、あんまり離れるとよく泣いてたじゃんｗ」

「おー」

「お兄ちゃん、そんなに離れないように調整してたでしょ？遠くなって手の形が見難いのを利用して。」


－－－－－
幼い2人がジャンケングリコで遊んでいると、カメコの負けが込んで若干大きな声で無いと会話できないくらいの距離になった。

「かーめこー、いいかー？」

「いいよぉ～！」

「じゃーんけーんぽーん！」

「ぽーん！」

「カメコ何出したー？よく見えなーい」

「あたしちょきだよぉ！」

「兄ちゃんパー出したから、カメコ進んでこーい！」

本当は、何も出していない。

わざと負けてやったのだ。

「にーちゃん！そばまできたぁ！」

「うん。あ、そろそろ家だから、手ぇ繋いで帰ろ？」

「あーい！」

－－－－－－
「チッ。ばれたか。お前、ちっちゃい癖にプライド高かったからなｗばれないようにするの苦労したよ。」

「フフフ。ありがとう、お兄ちゃん。それだけ言いたかったんだ。結婚してこの家出る前に、さ。」

「たまに帰省したとしても、苗字まで戻してはくんなよ。」

「わかってるよ。」

カメコは今日のテストは絶対に落とせないので #red#カンニング#/red#をしていたのです。



それに気づいたカンニングのプロのカメオは確実に正解であるカメコの答案をカンニングしたのです。



結局、挙動不審なカメコはカンニングがバレ点数が無効となったのです。



カメコ「カメオ君はすごいね、今回も満点だよ。」


カメオ（お前も努力すればきっと満点取れるさ。頑張れ落ちこぼれ）

カメコは父の手と比べて自分の#b#手相が短いことに気付いた#/b#のです



頭脳線も、金運線も、結婚運線もカメコの小さな手に比例しているように思えて



#red#自分の生命線が父より短く父より先に死ぬのではないか#/red#と思ったのです






カメオ「大丈夫、手相の線は伸ばせるんだよ。」





カメコ「そっか」













































カメコはカッターを手のひらに向けました。

#red#シュッ#/red#

彼女は死刑囚であった。
その日食べていたアップルパイはスペシャル・ミールと言われるもので、死刑の前日に囚人が希望する食べ物を自由に食べられる制度によって出されたものだった。
死への恐怖から、彼女は味をほとんど感じることが出来なかったのだ。
翌日に死刑は執行された。