みんなのブックマーク

田中は、服を買いに街へ繰り出しました。
すると、在庫処分のバーゲンセールが行われていました。

これ幸いと、その中から服を選びます。
しかし、
「ん？つまりこれ誰も買わなかったってことだよな、、、。じゃあダサいってことじゃん。危ない危ない。またみんなにダサいって言われるとこだった。」

と、バーゲン対象外の商品を買いましたとさ。

まあ、もちろん最終的にはダサい服買っちゃったんだけどね。( ^ω^ )

私の父は、私の生まれた日に死んだのです。
私は私の運命を変えたくて、未来から父の死の前日にやってきたのです。
父は絶望して、自ら死を選んだのです。
父は生まれた私の、父とも母とも違う髪と目の色を見て、自分の子じゃないと絶望したのです。
母の不貞を疑ったのです。
母は父に疑われたことに絶望して、一年後の私の誕生日に、父の後を追って死にました。
私は不義の子、死を招く子として、不幸でした。
大人になって私は、本当に自分が不義の子なのかとDNA鑑定をしました。
結果。
私は父とも母とも血のつながらない子でした。
病院の、取り違えが原因でした。
私は私の運命を正すため、タイムマシンに乗ったのです。
医者が私と彼らの子を取り違える前に向かって。
どうか、この過去の先にいる私よ。
幸せなことを、願います。

男は、そのハンバーガー店の常連で、いつもチーズバーガーを注文していた。そのことを、店員は知っていたため、チーズバーガーを注文するとわかったのだった。

「さあはじまりました、【初音の俺ラジオ】
　今日も人工知能アンドロイド初音がお送りするぜ！」

僕は仕事終わりに毎日このラジオ番組を聞いている。
いつもメールでリクエストしているのだけど…いまだ読まれたことはない。

「さあ、今日はリクエストしてくれるHNていおうさんから・・・」

僕のメールが読まれた・・・？読まれた！うれしい！
僕は嬉しさのあまり万歳をしてスピードを出した。
そう、前を見るのも忘れて。そのまま海に落ちていった。

「…ん？おっとここで臨時ニュースだ。海に自動車が落ちて
　男性が一人死亡だそうだ。ラジオを聴いているリスナーの皆！
　交通事故には気をつけろよ‼」

空
から少女が落ちてくる、そんなチープな展開は使い古されている。

ならば地下から現れるなんてどうだろう？

と思ったが、「竹取物語」では少女の入った竹が生えてくるじゃないか。

海から少女が現れるなんて無数にあるしもはや飽き飽きしているだろう。

…やはり、生命の誕生を描いた物語か。
いくらチープでも、この物語が外れることなんて無いからな。

ボーっとしながら次回作のプロットを考えていた小説家でした。