動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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未来予知「1ブックマーク」
未来予知ができると言うカメコに私は質問した。「私の明日のデート、成功するかしら?」と。カメコの答えを聞き、私はカメコが未来予知ができると確信した。何故?
17年09月13日 20:10
【ウミガメのスープ】 [いたり]



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デートがあると言うのは嘘だった。私はカメコに質問する直前で明日は一人で東京に行くことを決めた。これで明日の私の予定を知っているのは私一人だ。しかし、カメコは言った。「貴方は明日、デートの予定なんかないでしょう。一人で東京にいくんでしょう」と。
余計なお世話「1ブックマーク」
男は洗面所で歯を磨いている時に、とある善行に気づいた。誰がそれを行なおうとしたのかを家族に聞くなり、男は青ざめた。

なぜ?
17年09月13日 13:52
【ウミガメのスープ】 [ゆきも]



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俺が鏡に向かって歯を磨いていると、洗面所の入り口の暖簾の隙間から手が伸びてきて電気のスイッチを押そうとしたんだ。しかしその人は俺が洗面所にいることに気づいたのか、スイッチに触れただけで電気は消さずに手を引っ込めた。
ああ、うちの母親は省エネとか気にするタイプだしね。誰もいないならもったいないから消そうと思って、でも俺がいるのに気づいたから消さなかったんだな。そんな風に思って、なんで気づかないんだよとか考えつつ、まあその時はあんまり気にも留めなかったんだ。
本番はそれからだった。

「そういえばさっき、洗面所の電気消そうとしたの誰?」

家族に普通に聞いてみたんだよね。だって特に変なことだと思ってなかったから。

「え?知らないけど?」
「洗面所行ってないよ」
「さっきまで二階にいたから物理的に不可能だよ」

流石に嘘だろと思ったし、ていうか嘘でしょ?って問い詰めたけど、全員真面目な顔で「やってない」と言う。様子から見て本当に誰もやってないんだろう。
気が狂いそうだった。だって俺、絶対にあの手を見たんだ。幽霊みたいななまっちろい腕じゃなくて、普通の人間みたいな健康的な色の腕。電気のスイッチに触れて、すっと引っ込められたあの腕を。
家族には見間違えだよ、なんて言われたけど、見間違いだったらどんなに素晴らしいことだろう。
そしてしばらくしてから、ふとあることに気づいた俺は、なおさら血の気が引いた。

あの時…………消さないで手を引っ込めた後、誰かが去って行く足音とか、全然聞こえなかったな。


もうダメだった。鏡見るのが怖すぎて、洗面所に行くのが嫌になった。歯を磨く時はずっと下向いて磨くし、風呂入る時なんかずっと怯えっぱなしだった。いい歳こいて、それから3ヶ月くらいは家族に一緒に風呂入ってもらってた。
半年くらい経って、ようやくある程度鏡を見ることはできるようになった。でも、何年か経った今でも自宅の鏡を見るのは怖い。

だってさ、次にまたあの手が現れたら?あの手が、次こそ電気を消したら?
俺は今度こそ正気でいられる自信がないんだよ。


#red#※実話です。#/red#
確率の問題「1ブックマーク」
カメオはカメコにサイコロで勝ってしまったため、非常に情けない気分になった。
どうしてだろう?
17年09月11日 19:15
【ウミガメのスープ】 [離学部生]



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カメコはマークシート方式(センター試験みたいなやつ、全部の問題が選択肢方式)の模試を受け、カメオはそれの試験官をやっていた。
試験時間中、カメオは暇だったので、マーク方式の問題を全てサイコロを使って解いた。

当然、完全なる運任せで問題を解くこととなるため、低い点数しかとることはできなかった。
しかし、カメコは真面目に問題を解いたのに、そんなカメオが振ったサイコロよりも低い点数を取ってしまったため、
カメオは、#b#サイコロに負けてしまうカメコ#/b#のことを情けなく思ってしまった。
(元ネタ:学生時代の恩師から聞いた実話)
君のような勘のいいガキは嫌いだよ「1ブックマーク」
ガラクタから犬の頭をした人間をつくりだした男は、少女に非難されてスポットライトから退いた。  

どういうことか?
17年09月08日 08:11
【ウミガメのスープ】 [オットセイ三世]

午後から再開します




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カメオ「みてごらん、これがアヌビス神だよ(ドヤァ)」
カメコ「おじさんの影が邪魔でみえないよ!」

計算して組み立てられたガラクタに一方向からライトを当てて、舞台の壁に犬の頭をした人間の影絵を創りだした男は、少女に男の影が被っていると非難され、絵に被らないようスポットライトから退いた。
聖なるヲタの狂宴「1ブックマーク」
一人の少女がTVの画面にかじりついている。

TVにはライブ会場のがらんとした様子が映し出されていた。
嵐の前の静けさと言うべきか。
これから超人気アイドルグループ『S.t.a.P.』の解散ライブが行われるのだ。
今はまだ開場前で、少女はその様子を緊張の面持ちで見つめていた。

『中継の途中ですが、ここで一旦お知らせです......』

もどかしいニュースの時間が過ぎ、画面は再び会場を映した。
そしてこの後、少女はステージではなく客席に目を留め、泣いた。


さて、なぜか。
17年09月09日 11:51
【ウミガメのスープ】 [野生のキャベツ]

闇深き闇スープ。既に後悔はしている。




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【解説】

少女は『S.t.a.P.』のメンバーで、解散ライブに来てくれた超満員の観客を見て感極まり涙した。


【以下、登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません】

コンコンコン......ガチャ

「Oboちゃーんそろそろ出番だよ」

少女は『Obo』の愛称で親しまれている『S.t.a.P.』のリーダーだ。
Oboは控え室のモニターで会場の様子を眺めていた。

「開場直後ですごい人......」
「......皆『S.t.a.P.』のライブを楽しみに来てるんだよ。これが最後だからね」
「うん......」

そういってOboは控え室を後にする。


ワー!ワー!スタップゥゥゥ!
ヤメナイデー!
スタップサイコー!!
ワーワーワー!!

既にすごい熱気に包まれた会場に、ついに『S.t.a.P.』が現れた。
場内の興奮は最高潮に達する。
観客たちのその顔は、既に涙で濡れていた。

(みんな......)

次々とヒット曲を歌い、踊り、着々と解散の時が近付いてくる。
そうしてOboのソロから始まる大ヒット曲のイントロが流れ始めた。
思えばこの曲がきっかけだった。
この曲を歌って、念願だったソロ活動に挑戦する決意を固めたのだ。
Oboは固く閉じた瞼を開け、マイクに手をかけ前を向いた。
その目に映ったのは、必死で涙を拭いながらOboに目を向けるたくさんのファン。
皆『S.t.a.P.』が大好きなのに。
Oboのこれからのソロ活動を応援すると言ってくれているような。
『S.t.a.P.』はずっと俺たちの中にいるから。大丈夫だから。
そんな目をした観客たちを見て、Oboはついに涙した。

......?ガヤガヤ......??
「......どうしたのよObo」

いつまでたっても歌い出さないOboをメンバーが心配して声をかけた。
Oboは絞り出すような声で、言った。

「......私、やめない!」
「え?」
「私やめない!」

会場が一瞬静まり返り、その後すぐに歓声があがった。

「私はやっぱり『S.t.a.P.』の一部で!『S.t.a.P.』はみんなの一部で!だから私もみんなの一部であり続けたい!」

などと意味不明なことを叫び、会場は大いに湧いたのだった。


『S.t.a.P.』の活躍はまだまだこれからだ!


#big5#完#/big5#