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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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独断曲解「シンデレラと靴」「1ブックマーク」
ガラスの靴を片方王宮に落としてきたシンデレラ。

王子様が持ち主を捜していると知っても、頑として靴を試してみようとはしませんでした。

お妃さまになれるかもしれなかったのに、なぜ?
15年05月03日 10:15
【ウミガメのスープ】 [今日も元気]



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ある夜、魔法使いのおかげで参加できた宮殿の舞踏会で、12時までしか魔法が効かないのに時間ギリギリまで遊んでいたシンデレラ。
慌てて帰ろうとしたら、着慣れていないドレスと履きなれていないハイヒールのために階段でずっこけ、履いていたガラスの靴が片方脱げてしまいました。しかし構っている時間はなく、ほうほうの体で家に帰り着きました。

そしてその翌日。王宮から御触れが出ました。

「舞踏会に参加した女性は全員王宮に参上し、靴を試すこと。靴がぴったり合った者は王太子妃として王太子殿下が娶られる。」

どうやら王子様がシンデレラに一目惚れをしたようです。
全ての貴婦人とその子女たちが次々と靴を試しましたが、ぴったり合う人はおりません。王宮の使いが各家をまわって、召使たちまでも引きずり出し靴を試させました。

そんな中シンデレラの番になりましたが、彼女は絶対に嫌!と履きたがりません。ついに無理やり履かせられましたが、その足は履きなれない上ガチガチに固いハイヒールのために潰れて皮のむけたマメと、階段で転んだための捻挫で、見るも無残な姿になっていました。

「痛っ!やめてよ、痛いじゃないの!どうせ入んないんだから、こんな醜い足を見ないで!」

シンデレラは叫びました。
腫れた足は小さな靴に合うはずがありません。お役御免となり足を引きずりながら家に帰るシンデレラ。

結局靴の主は見つからず、皆は、一体あれは誰だったのだろう?と末代まで訝り続ける羽目になったということです。







腫れた足はそのガラスの靴に合うはずもなく、
犯人に告ぐ「1ブックマーク」
昨夜、俺の職場の備品であるパソコンが盗まれた。
次の日、パソコンのあった場所には代わりに貼り紙がしてあった。

貼り紙には、

・パソコンを盗んでいる最中を目撃した者がおり、既に犯人は特定されている

・今すぐに返却すれば処分を受けることなく、お咎め無しで許してもらえる

という旨が書かれていた。

俺はそれを見て、
「パソコンが返却されることは絶対に無いな」
と思った。

一体なぜ?
14年01月17日 20:51
【ウミガメのスープ】 [ruxyo]

もなか じゃないよ さいちゅうだよ




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その貼り紙を見た時、初めはギョッとした。

何故なら、俺の職場の"小学校"のパソコン室からパソコンを盗んだのは他でも無い俺であり、
言われてみれば、学校から盗み出すとき誰かに見られたような気がしないでもなかったからだ。

本当に特定されていたとしたら、処分を受ける前に返却するのも賢い選択だろう。

しかし、俺はあることに気がついた。

貼り紙には所々"ルビ"が振られ、難しい漢字はひらがなで書かれていたのである。

犯人が"教師"である俺だと特定出来ており、この貼り紙が俺宛のものであるならば、
わざわざ難しい漢字をひらがなにしたり、ルビを振ったりする必要はない。
つまり、この貼り紙は生徒に向けた物であり、「犯人が特定されている」というのが嘘だというのを見破ることが出来たのである。
さらに言えば、「お咎め無し」というのも生徒に向けた物であり、教師の俺が犯人であればそういう訳にもいかないだろう。

・・・やっぱりパソコンを返すわけにはいかないな。と言うか返せねえ。
心の底からそう思った俺は、盗んだパソコンで堂々とラテシンを楽しむことにしたのだった。
愛の言葉の裏返し「1ブックマーク」
亀子の「結婚しよう」は、「別れましょう」だった。

どういうことか?
13年10月15日 21:24
【ウミガメのスープ】 [Lennon]



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彼女に、告白しようと思った。
付き合い始めて、もう3年になる。もう十分な時期かと思った。
この日のためにあくせく働き、漸く買ったダイヤの指輪。
彼女の美しい指にピタリとハマるサイズだ。

「もしもし。亀子、今からお前の部屋に行ってもいいか?」
「え?いや、あっと、その・・・き、今日は親が来てるから・・・また明日ね!」
「・・・?ああ、分かった。また明日な」

何か様子が変だ。部屋に行ったらまずいことでもあるのだろうか?
そう思うと居ても立ってもいられない。俺はすぐさま家を飛び出した。

亀子の家の前につくと、部屋の中からは楽しげに会話する亀子と・・・誰かの声。

「ねえねえ、亀雄・・・」
「なんだい?亀子。」


「結婚しよう?」


その言葉は、俺にとって「別れましょう」だった。

今まで騙され続けていたのか。

俺は亀子に愛されていなかった。

畜生、なんで俺はこんな女なんかに三年も。


俺の中で、何かがはじけた。

近くに落ちていた手頃な石を拾って、
#big5#ガチャッ#/big5#
「さて、今回もカオスな具材が揃って参りました!
 それでは参りましょう!実食!」

#big5#問題文:#/big5#
#big5#男「ずぞぞ」#/big5#
#big5#女「え?そこにある君の夕食の材料なら、さっきノーデンスさんが置いていったよ?」#/big5#
#big5#男「あぁ。男は、死んだ。」#/big5#
#big5#女「布団が吹っ飛んだ~」#/big5#
#big5#女は何故このようなことを言ったのだろう。#/big5#
16年11月24日 00:29
【ウミガメのスープ】 [まっしろ]



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とある青年がテストを受けている。
今日の科目は、彼のもっとも苦手な英語だ。

文法問題はなんとか突破し、問題は物語文に到達。
青年(ここまでもわからない単語はほぼなかった。
   まぁなんとかなるだろ)
しかし、すぐ
青年(な、なんだ!?
   わからない、難しすぎるぞ!?)

……そう、英語教師が、実力問題としてとある大学の入試問題を使ったのだ。今回はそれが物語文だったのである。

単語もいつもの数倍は難しいものばかり。わかるもので必死に意味をとらえようとするが、

男「それは誰だい? ずぞぞ(擬音語で本当は台詞ではない)」彼は言った。
女「え?そこにある君の夕食の材料なら、さっきノーデンスさんが置いていったよ?」
男「あぁ。男は、死んだ。」
女「(   )」

という具合になってしまい、全くわからない。
そして次の問いは、
#big5#問4:#/big5#
(  )#big5#内の女の言葉として考えられるものを、前の本文から引用せよ。#/big5#
であった。

そんなの、答えられるわけがない。もう諦め切った青年は
青年(こうなったらネタに走るか)

(4)(           )
       ↓ カキカキφ(..)
(4)( 布団が吹っ飛んだ~ )

投げやりになってしまったのだった。
「一緒に、青い水平線を見に行こうよ」

 そう彼女に誘われた僕は、彼女が海ではなく山へ行きたがっていることに気付いた。

なぜだろう?

あいりんのリサイクルです
16年08月22日 21:23
【ウミガメのスープ】 [ノーネーム]



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「ねぇ、青い水平線を見に行こうよ」
「何それ?」
「この前話したじゃん」
「うん?ああ、近頃話題の恋愛映画だっけか」
「そう、それ。チケット友達に貰ったんだ」
「僕も見ろってか。裏山の映画館だよな」
「うんっ」
満面の笑みを浮かべる彼女を見て、この顔を見れるなら興味のない恋愛映画を見るのも、悪く無いな。と思った。




その後、間違って戦記映画『蒼い水平線』のチケットであったことに気づきべそをかく彼女の隣で、テンションが上がり上機嫌の僕がいた。


戦艦って良いな