あなたの投票一覧

「……業の深さを感じますね。どれだけひどい国かが、この短い問題文と解説で伝わってきます。やりきれない話ですが、問題として納得はしたのです。」

「扉の基本ルールを逆手に取った問題です。厳密な問題の答えとしての表記は14だと思いますが、もちろん言葉遊びがあってこそ成り立つ問題であり、その真意に、優しく心地の良い解後感を味わえます。」

「「心境の変化」という言い回しで、日常場面をどうしても想像してしまいますが、そこにトリックがあります。実は非日常、しかも極限状態。それも最初から最後までです。心境の変化はあったのです、とても短時間の間に。問題文に嘘はありませんでした。」

「ラテオが正しく、本当に当てにならないのか。それともネムレスはすべてを知っていたのに、あえて死ななければいけない理由があったりしたのか。ネムレスの能力は嘘か、真か？真相は闇の中。迷宮入りの物語です。」

「確かにこれは、当てにならないと思われても仕方がありませんね。自分の死なんて、最重要で予見すべきことのはずですから。それが出来なかったということは、やはり……？」

「『名前を指す』から導かれるあるあるな状況を、『占い師』という設定が巧妙に隠しています。これにより、参加者の思考を上手くそらしつつ、強い納得感を与えています。」

「折り鶴になにか思い出があるのか、何だかんだ言ってもまだカメオに未練があるのか、嫌いと隙は表裏一体の関係なのか……と思いきや、これですからね。納得せざるを得ません。カメコにとってカメオはもう悲しいほどにどうでもいい存在なのでした、それが分かる解説です。問題文も読み返すとそれがさらにわかって納得します。」

「この問題がウミガメのスープではなく新ジャンルであること、そして問題文が参加者である『あなた』に語りかける形で書かれていること。一つのトリックを問題として成立させるために施された仕掛けが見事です。」

「不都合な真実は子供の純粋な目を通して暴かれる。風刺の効いたストーリーです。」

「ウミガメのスープを多数作った、解いた人間には同じように死ぬことは納得できないが、納得してしまう恐ろしい破壊力を秘めています。ここまでの愛を感じさせる納得感は格別。」

「個人的に、こういったトリックを潜ませた扉は大好物です。扉であること自体がトリックの目くらましにもなっており、「短くして死ぬもの当て」と早とちりするともう術中なのですね。かといってそのトリックに嫌らしさは微塵も感じず、最後に残る爽快感はお見事という他ありません。大変勉強になる一問です。」