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列車が汽笛を鳴らしたので、その列車の乗客は全員死んだ。一体何故？

スポーツ選手であるカメオは、記者カメコからインタビューを受けていた。

実はカメオにはドーピングの疑惑があったのだ。
すでにカメコは裏を取っており、カメオはそれを認め親指を立てた。

事実を記事にされてはたまったものではないカメオは、
カメコとある取り決めのもと賭けをしていた。

それは、

・カメコが賭けに勝てばカメオは事件の全容を包み隠さず話す。
・カメオが賭けに勝てばカメコは事件を公にしない

というものだった。

結局、賭けにはカメオが勝ち、肝を冷やしたカメオは額の汗をぬぐった。

では、賭けが決した瞬間、カメオの手の甲に触れていたのは？

※解答は汗など、カメオ由来のものではありません

カメコちゃんに優しく手を差しのべたカメオ。
そのせいで、カメオはクラスのみんなから
避けられることになってしまった。

どういうことでしょう？

ある夜のこと。
カメオの目の前にある信号機は赤だった。
だからカメオはアクセルを踏んだ。

どういうことだろう？

カニバリスト桜谷ナオユキ(イケメン)。
カニバリストの間では彼はカリスマ的存在であった。
ルックスの良さもあるが、彼は一度もカニバリ行為に関して逮捕された事が無く、その技術面での評価も人気の秘密である。

ある時、銀座の料亭で開かれたカニバリズム同好会にて、この日も桜谷はファン達に囲まれ、質問攻めに会う。

｢バレずに続けられる秘訣は何ですか？｣
｢そうだな…食べさせて貰うという感謝の気持ち、そして死者への礼儀を忘れない事かな。｣
｢具体的にどんな風にカニバリを？｣
｢まずはターゲットに一礼、それから背後に回り込み、ナイフを…｣

桜谷は自分のカニバリ手順を事細かに説明する。
カニバリ手順としては、大筋は通常の人々と同じであったが、最後、自分の口周りについた血を洗う時、
桜谷は水道水で流すのではなく、
必ずペットボトルの｢ラテ山のおいしいバナジウム水｣で流すのだという。

桜谷曰く、
｢水道水よりもミネラルがたっぷりで、自分にとりついた死人の魂を浄化させる事ができる。浄化されてないと死人の魂はその家族や友人を通じてカニバられた事を世間に伝えようとしてしまうのだよ。
ま、死者への敬意を忘れないって事だね。｣
とのこと。

翌日、スーパーやコンビニから｢ラテ山のおいしいバナジウム水｣が売り切れた事は言うまでもない。


何故、桜谷はカニバリの際、この様にオシャレな水を使用するのだろう？