みんなのブックマーク

カメオは絵を描いて、いた。つまりは絵の描き途中で



輪郭となる円を描いたので



先生はようやくカメオが真面目に数学の問題を解こうとしているのだと勘違いしたのです。

世間は恐怖におびえていました。



連続殺人鬼が無差別に人々を誘拐し死のゲームを行い




何人もの被害者を出していることに。





一方借金に困っていたカメオは突然のゲームに巻き込まれどうにか生き延びたのですが



次第に無理やり参加させられたゲームをどうにか利用できないか考えました。






そしてゲームに勝利した場合


それはカメオと犯人しか知らないが



ここで死んだ場合はゲームの被害者として死体が発見されると気づいたのです








そのためゲームに勝ち抜いたカメオはすぐに自分に生命保険を掛けると



家族にお金を残すためゲームの犠牲者になった振りをして自殺をしたのです。


むろん犯人は翌日のニュースでカメオの偽装を知ったのですが



誰かに言うことは出来ないのでバレることはなかったのです

スプーンを上下逆にしても像のうつりかたは変わりません。なのでかわってしまったという怪奇現象がおこり友達は事故にあってしまいました。

仕事で一生遊んで暮らせるだけのお金を稼いでいた営業部長。
休暇中に、よく金を貸してはバックレていた親友から電話がかかってくる。
親友「ちょっと病気が酷くってさｗ手術が必要なんだわ・・・。お金、貸してくれない？」
　親友は部長と大学2年生の時に知り合った。
大学卒業後は部長は堅実に日本で有名な企業に就職。親友はアメリカへ夢を求めてそれぞれ別れた。
その時に親友は部長に渡米のための資金を援助してくれと頼み込む。
もともと両親がおらず、大学には親の遺産で行けていたという事情を知っていた部長はこれに激怒。
部長「何のためにお前の親が働いてきたのか、何のためにお前の親が財産をお前に遺したのか。お前は理解できないのか！？」
親友「全部俺のためだってのはわかってる。でも！アメリカで夢を掴みたいんだ！親不孝なのはわかっててもやっぱり夢は捨てられないんだよ！」
部長「…わかった。前々から渡米して有名になるのはお前の夢だったしそれを知ってて考えを変えさせられなかった俺のせいでもある。
　　　ただし、これがお前に金を貸す最後の機会だからな。次はないし、金を返す以外の目的で連絡を寄越すなよ？」
親友「ありがとう！！絶対にBIGになって帰ってくるから！そしたらちゃんと返すから！」
と、別れの前日に大喧嘩をしていた。これ以来数年間音沙汰無しだった。
そんなこともあり、
部長「…嘘くさい。手術代くらいもう稼げてるでしょ？」
と断ってしまう。それに小さいが会社を立ち上げたとも聞いていたのでなんとでもできると思っていた。
しかし、親友はある重い病にかかっており、手術しなければ数日後に死ぬと医者から宣告されていたのだった。


最初の文と二つ目の文の主語が入れ替わっていて、部長＝彼ではないです。
なので旅立ったのは親友。理由は病。行先は黄泉の国。

カメオは、どんなものでも3秒間布をかけることで消すことができた。
いや、どんなものでもといっても、物体そのものではない。
それそのものと見間違えるぐらいうまくかけている絵である。
花瓶から車、さらには惑星のようなものもカメオにはお手の物。
その絵をマジックに使うのだが、カメオは本当に絵を消すため（種はわからない）、
カメオの絵を目当てにきたギャラリーの一部は残念に思って帰ってしまうのだ。
それでカメオに1度、絵を消すのではなく、コンクールにでも出品したらどうかと勧めたが、
「この絵はマジックに使うんだ！」
と、まっすぐな目をして言われ、それ以上何も言えなかった。