「カナダ旅行記その3:仕事編」「1ブックマーク」
これは私が両親を連れてカナダ旅行に行った時の話。
カナダでは●●と■■が同日に同じ山に登ることがあるそうだ。
この行動、●●にとっては仕事なのだが、■■にとってはイベントであり必ず他の人と一緒に行く。
一体何の目的で彼らはこんなことをするのだろう?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●●と■■は同音異義語ですが、ここで問うている内容は行動目的です。
カナダでは●●と■■が同日に同じ山に登ることがあるそうだ。
この行動、●●にとっては仕事なのだが、■■にとってはイベントであり必ず他の人と一緒に行く。
一体何の目的で彼らはこんなことをするのだろう?
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●●と■■は同音異義語ですが、ここで問うている内容は行動目的です。
16年10月09日 21:34
【ウミガメのスープ】 [QQS]
【ウミガメのスープ】 [QQS]
解説を見る
#red#●●=神父、■■=新婦#/red#
近年、#red#結婚式#/red#を教会ではなく新郎新婦の想い出の場所で開く人が結構居る。
それが行きやすい場所なら良いが、中には山登り中に出逢ったカップルが山中で結婚式を開くこともある。
彼らの結婚式を挙げるために、神父さんもわざわざ山に登るのだ。
他にも、凍った湖の上での結婚式などもあるらしい。
なかなかロマンチックだが、神父さんはなかなか大変である。
近年、#red#結婚式#/red#を教会ではなく新郎新婦の想い出の場所で開く人が結構居る。
それが行きやすい場所なら良いが、中には山登り中に出逢ったカップルが山中で結婚式を開くこともある。
彼らの結婚式を挙げるために、神父さんもわざわざ山に登るのだ。
他にも、凍った湖の上での結婚式などもあるらしい。
なかなかロマンチックだが、神父さんはなかなか大変である。
「カナダ旅行記その1:到着編」「1ブックマーク」
これは私が両親を連れてカナダ旅行に行った時の話。
とある街に立ち寄った時、私は
「飲み屋で夕飯をとるのもアリなんじゃないか?」
と考えた。
一体どうしてだろう?
(多少要知識かも知れません)
とある街に立ち寄った時、私は
「飲み屋で夕飯をとるのもアリなんじゃないか?」
と考えた。
一体どうしてだろう?
(多少要知識かも知れません)
16年10月08日 23:13
【ウミガメのスープ】 [QQS]
【ウミガメのスープ】 [QQS]
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カナダ南西部の都市バンクーバーに立ち寄った時、私は考えた。
「#red#バンクーバー#/red#かー。Barで夕飯を食べて『#red#晩食うBar#/red#』とか言えばネタになるかな?」
「#red#バンクーバー#/red#かー。Barで夕飯を食べて『#red#晩食うBar#/red#』とか言えばネタになるかな?」
「No99 「だれそれだだだ」」「1ブックマーク」
初めて会った人々が私に道案内をしてくれたので、
私は彼らを幸せにしなければと思った。
そこに恩返しの意がないとしたら、いったいなぜ?
私は彼らを幸せにしなければと思った。
そこに恩返しの意がないとしたら、いったいなぜ?
16年10月09日 15:38
【ウミガメのスープ】 [Ailis]
【ウミガメのスープ】 [Ailis]
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あのメガネにより私が見え、会話ができるのか。
ならば、早急に手を打たねば。
調査員として派遣された私は思った。
ステルス状態の私が見えるほどに科学が発達しているのなら、いつ別の星の生命体を見つけるかも知れぬ。
そうなれば、すぐに星間連盟に加わるだろう。
それは喜ばしいことだ。
我々がその手引きをし、恩を売るのもいいかも知れない。
だがこいつらは武力が発達し過ぎている。
核爆弾を何千発など、我々にはないのだ。
すぐに武力で発言権を勝ち取るだろう。
そうなると、我が星も危なくなる。
やはりこの幸福装置を使わねば。
生命体は皆幸福を求める。
麻薬などが、禁止されても裏で売買されているように。
禁酒法の裏で、密造酒が取引されていたように。
だからこそ、幸福は最も協力な武器となるのだ。
幸福漬けになれば、皆何もしなくなるからな。
それに、これはあくまで「幸福を与える」物であり、誰かを傷つける「武器」ではない。
一応言い訳も立つのだ。
私は幸福装置を起動した。
ならば、早急に手を打たねば。
調査員として派遣された私は思った。
ステルス状態の私が見えるほどに科学が発達しているのなら、いつ別の星の生命体を見つけるかも知れぬ。
そうなれば、すぐに星間連盟に加わるだろう。
それは喜ばしいことだ。
我々がその手引きをし、恩を売るのもいいかも知れない。
だがこいつらは武力が発達し過ぎている。
核爆弾を何千発など、我々にはないのだ。
すぐに武力で発言権を勝ち取るだろう。
そうなると、我が星も危なくなる。
やはりこの幸福装置を使わねば。
生命体は皆幸福を求める。
麻薬などが、禁止されても裏で売買されているように。
禁酒法の裏で、密造酒が取引されていたように。
だからこそ、幸福は最も協力な武器となるのだ。
幸福漬けになれば、皆何もしなくなるからな。
それに、これはあくまで「幸福を与える」物であり、誰かを傷つける「武器」ではない。
一応言い訳も立つのだ。
私は幸福装置を起動した。
「あっそびーましょー」「1ブックマーク」
少女が部屋に入ると突然、
「パンッ、パンッパンッ」という音が部屋中に鳴り響くと、辺りに火薬のにおいが漂った。
少女「何・・・これ・・・・?」
少女は雪が降る中しばらく泣き止まなかった。
状況を説明してください。
「パンッ、パンッパンッ」という音が部屋中に鳴り響くと、辺りに火薬のにおいが漂った。
少女「何・・・これ・・・・?」
少女は雪が降る中しばらく泣き止まなかった。
状況を説明してください。
16年09月23日 00:04
【ウミガメのスープ】 [クローバー]
【ウミガメのスープ】 [クローバー]
久しぶりの出題で緊張しています
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解
説要約…みんなのサプライズのクラッカーと花吹雪で嬉し涙を流した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
雪ん子の小雪は母親とはぐれてしまったため、母親が見つかるまで
霊感の強い勇助(生きてる)、地縛霊の麗子、こっくりさんの陽子が住む家に一緒に住むことになった。
小雪「勇助お兄ちゃん・・・あそぼ。」
勇助「ごめんね。今日はどうしても外せない用事があるんだ。」
小雪「・・・・。」
小雪「麗子お姉ちゃん・・・・・あそぼ。」
麗子「ごめん!今どうしても手が離せないの。」
小雪「・・・・・・・。」
小雪「・・何で?・・・・・何で遊んでくれないの?
勇助お兄ちゃんも・・・・麗子お姉ちゃんも・・・・」
小雪「大嫌い!」
二人「小雪ちゃん!」
小雪は部屋を後にした
小雪はうずくまって泣いた。
(陽子お姉ちゃんなら遊んでくれるかな)
聞いてみた。
陽子「構わんぞよ。」
小雪の顔に笑顔が戻った。
陽子「日が暮れて来たのう。そろそろ帰るぞよ。」
二人は手を握って帰った。
小雪(私・・・二人にひどいこと言っちゃった・・・・・。
どうしよう・・・・)
小雪は陽子の手を強く握った。
小雪は家に入り、リビングに入った。
小雪「・・・ただ・・い・・・ま・・・。・・・・!!!」
部屋は鮮やかに飾り付けられていた。
「パンッ、パンッパンッ」
小雪「何・・・これ・・・・?」
クラッカーの音が鳴り響き、花吹雪が降ってきた。
麗子「小雪ちゃん、最近元気なかったでしょ?
だから勇助君がサプライズパーティを計画してくれたの♪」
勇助が照れている。
小雪「私・・・それなのに・・・・大嫌い・・・・なん・・・て」
勇助「気にしてないよ。ね?麗子。」
麗子「うん!(呼び捨てで呼んでくれた!)」
二人はニコニコ笑っている。(片方は別の理由で)
勇助「麗子が飾りの用意をしてくれたおかげで助かったよ。
それと俺も結構頑張ったんだよ。ケーキなんか張り切ってスポンジから作っちゃったもんな~。
あ、小雪ちゃん、ケーキは好き?」
小雪「・・・・うん、大好き。」
勇助「そうか~よかった~。(ニコッ)」
麗子、陽子、小雪(勇助(お兄ちゃん)の笑顔がまぶしい!!)
麗子「そうだ!こんなのも作ったんだよ!」
麗子がそう言うと小雪の頭上から花吹雪が降ってきた。
小雪「・・・・綺麗。」
小雪はそう言い、涙を流した。
陽子は何も言わずハンカチを差し出し、頭を撫でてあげた。
麗子「小雪ちゃん、どうしたの?」
小雪「だって・・嬉しくて・・・・だって・・・今まで一度も、ぐすっ、
私のお誕生日も・・・パーティーなんて・・うっぐ・・開いてもらったことがなかったからあ・・・。
だから・・・・だからあ・・・・、うええええええええん」
勇助(今まで一度も?小雪ちゃんのお母さんは小雪ちゃんを祝ってあげたことがないのか?)
勇助「もう泣き止んで。じゃないとせっかくのケーキが涙でしょっぱくなっちゃうよ。」
小雪「・・・・・うん」
私の降らせる雪は冷たい
そのせいでたくさんの人を苦しめてしまう
でもお兄ちゃんたちが降らせた雪は
なぜかとても温かかったです
小雪「そういえば・・陽子お姉ちゃんの役目は・・・・何だったの?」
陽子「お主の足止めじゃ。主役にばれたらサプライズにはならないからのう。」
(勇助とケーキ作りたかったぁ。勇助の手伝いがしたかったぁ。
うえええええん)
to be contenued……
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
先週は私のネタ不足により出題できませんでした<m(__)m>
自分のレベルの低さを痛感した雑草からのお知らせです
毎月2週目は休みとさせていただきます
…ここまで読んでる人なんているのかな・・・。
いたとしても「だからなんだよ」「知らねーよ」って言う人が99.9%だろうな。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
勇助・麗子シリーズ
一作目 http://sui-hei.net/mondai/show/25220
「トーストくわえて三千里」
二作目 http://sui-hei.net/mondai/show/25270
「騙されちゃった☆」
三作目 http://sui-hei.net/mondai/show/25407
「YESとNOと・・・・・」
四作目 http://sui-hei.net/mondai/show/25608
「困ったときの代用品」
五作目 http://sui-hei.net/mondai/show/25872
「困ったときの代用品2」
六作目 http://sui-hei.net/mondai/show/26059
「夏!夢!巨大!宝くじ」
七作目 http://sui-hei.net/mondai/show/26279
「・・・寒い。」
勇助&麗子シリーズは毎週火曜日に出題する予定です。
予告なくその週の出題日をずらすことがあります。ご了承ください。
毎月第二週は休みです
出題遅れてすみませんでしたああ><
説要約…みんなのサプライズのクラッカーと花吹雪で嬉し涙を流した。
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雪ん子の小雪は母親とはぐれてしまったため、母親が見つかるまで
霊感の強い勇助(生きてる)、地縛霊の麗子、こっくりさんの陽子が住む家に一緒に住むことになった。
小雪「勇助お兄ちゃん・・・あそぼ。」
勇助「ごめんね。今日はどうしても外せない用事があるんだ。」
小雪「・・・・。」
小雪「麗子お姉ちゃん・・・・・あそぼ。」
麗子「ごめん!今どうしても手が離せないの。」
小雪「・・・・・・・。」
小雪「・・何で?・・・・・何で遊んでくれないの?
勇助お兄ちゃんも・・・・麗子お姉ちゃんも・・・・」
小雪「大嫌い!」
二人「小雪ちゃん!」
小雪は部屋を後にした
小雪はうずくまって泣いた。
(陽子お姉ちゃんなら遊んでくれるかな)
聞いてみた。
陽子「構わんぞよ。」
小雪の顔に笑顔が戻った。
陽子「日が暮れて来たのう。そろそろ帰るぞよ。」
二人は手を握って帰った。
小雪(私・・・二人にひどいこと言っちゃった・・・・・。
どうしよう・・・・)
小雪は陽子の手を強く握った。
小雪は家に入り、リビングに入った。
小雪「・・・ただ・・い・・・ま・・・。・・・・!!!」
部屋は鮮やかに飾り付けられていた。
「パンッ、パンッパンッ」
小雪「何・・・これ・・・・?」
クラッカーの音が鳴り響き、花吹雪が降ってきた。
麗子「小雪ちゃん、最近元気なかったでしょ?
だから勇助君がサプライズパーティを計画してくれたの♪」
勇助が照れている。
小雪「私・・・それなのに・・・・大嫌い・・・・なん・・・て」
勇助「気にしてないよ。ね?麗子。」
麗子「うん!(呼び捨てで呼んでくれた!)」
二人はニコニコ笑っている。(片方は別の理由で)
勇助「麗子が飾りの用意をしてくれたおかげで助かったよ。
それと俺も結構頑張ったんだよ。ケーキなんか張り切ってスポンジから作っちゃったもんな~。
あ、小雪ちゃん、ケーキは好き?」
小雪「・・・・うん、大好き。」
勇助「そうか~よかった~。(ニコッ)」
麗子、陽子、小雪(勇助(お兄ちゃん)の笑顔がまぶしい!!)
麗子「そうだ!こんなのも作ったんだよ!」
麗子がそう言うと小雪の頭上から花吹雪が降ってきた。
小雪「・・・・綺麗。」
小雪はそう言い、涙を流した。
陽子は何も言わずハンカチを差し出し、頭を撫でてあげた。
麗子「小雪ちゃん、どうしたの?」
小雪「だって・・嬉しくて・・・・だって・・・今まで一度も、ぐすっ、
私のお誕生日も・・・パーティーなんて・・うっぐ・・開いてもらったことがなかったからあ・・・。
だから・・・・だからあ・・・・、うええええええええん」
勇助(今まで一度も?小雪ちゃんのお母さんは小雪ちゃんを祝ってあげたことがないのか?)
勇助「もう泣き止んで。じゃないとせっかくのケーキが涙でしょっぱくなっちゃうよ。」
小雪「・・・・・うん」
私の降らせる雪は冷たい
そのせいでたくさんの人を苦しめてしまう
でもお兄ちゃんたちが降らせた雪は
なぜかとても温かかったです
小雪「そういえば・・陽子お姉ちゃんの役目は・・・・何だったの?」
陽子「お主の足止めじゃ。主役にばれたらサプライズにはならないからのう。」
(勇助とケーキ作りたかったぁ。勇助の手伝いがしたかったぁ。
うえええええん)
to be contenued……
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
先週は私のネタ不足により出題できませんでした<m(__)m>
自分のレベルの低さを痛感した雑草からのお知らせです
毎月2週目は休みとさせていただきます
…ここまで読んでる人なんているのかな・・・。
いたとしても「だからなんだよ」「知らねーよ」って言う人が99.9%だろうな。
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勇助・麗子シリーズ
一作目 http://sui-hei.net/mondai/show/25220
「トーストくわえて三千里」
二作目 http://sui-hei.net/mondai/show/25270
「騙されちゃった☆」
三作目 http://sui-hei.net/mondai/show/25407
「YESとNOと・・・・・」
四作目 http://sui-hei.net/mondai/show/25608
「困ったときの代用品」
五作目 http://sui-hei.net/mondai/show/25872
「困ったときの代用品2」
六作目 http://sui-hei.net/mondai/show/26059
「夏!夢!巨大!宝くじ」
七作目 http://sui-hei.net/mondai/show/26279
「・・・寒い。」
勇助&麗子シリーズは毎週火曜日に出題する予定です。
予告なくその週の出題日をずらすことがあります。ご了承ください。
毎月第二週は休みです
出題遅れてすみませんでしたああ><
「自分の運命に決着をつける」「1ブックマーク」
ある日、二人で決着をつけようと約束した。
一人はもう一人と協力し、ついになし得たと叫び歓喜した。
しかしもう一人は、自分一人で何とかすべきなんだと決意を固めた。
なぜだろう。
一人はもう一人と協力し、ついになし得たと叫び歓喜した。
しかしもう一人は、自分一人で何とかすべきなんだと決意を固めた。
なぜだろう。
16年09月18日 12:10
【ウミガメのスープ】 [まっしろ]
【ウミガメのスープ】 [まっしろ]
解説を見る
重病に倒れたある青年。
日に日にその成年の病状は悪化していった。体はほとんど動けなくなり、飯も喉を通りづらくなる。
しかし彼は、決して生きる希望を捨てたりはしなかった。
#red#彼女がいたのだ。#/red#共に病気と戦ってくれる。そばにいて喜びも悲しみも分かち合える彼女がいたから、自分はこんなところで負けてはいられないと思えたのだ。
そしてその彼女の方も、サークルの中でのいじめ行為に深く悩んでいた。
入学直後辺りから始まったいじめ。そこに救いの手をさしのべたのがその青年だったのだ。二人が付き合い始めるとたちまちなくなったいじめだったが、彼の病気をきっかけに再開されてしまった。
──二人は入院当日、こう約束を交わしていた。
『二人で、お互いの苦しみに決着をつけよう。
二人で乗り越えよう。』と。
青年は病気。彼女はいじめ。
二人で、共に支えあって乗り越えると決めたのだった。
青年は、回復の目処もなかなかつかない。
それでも諦めなかった。
そんなある夜、彼は#b#二人で病といじめを克服し、共に喜び合う#/b#、そんな夢を見た。
『やった!やったぞ!』
そんな寝言をいったそうだ。
そして、次の朝。
#b#青年は死んだ。#/b#
幸せそうな顔だったという。
青年は、最期に見た夢が現実だと信じたまま、若き生涯を閉じた。
彼女は、幸せそうにベッドで眠った彼を見て、つぶやいた。
『ごめんね……。なにもできなくて。
ごめんね……。十分支えてあげられなくて……。
……そして、私を支えてくれる人も、もういない。
#b#私が、自分で、決着をつけないといけないんだね……。#/b#
頑張るよ、私。……見ててね。』
彼女の目から滴が垂れて、冷たくなった青年の肌に弾けた。
日に日にその成年の病状は悪化していった。体はほとんど動けなくなり、飯も喉を通りづらくなる。
しかし彼は、決して生きる希望を捨てたりはしなかった。
#red#彼女がいたのだ。#/red#共に病気と戦ってくれる。そばにいて喜びも悲しみも分かち合える彼女がいたから、自分はこんなところで負けてはいられないと思えたのだ。
そしてその彼女の方も、サークルの中でのいじめ行為に深く悩んでいた。
入学直後辺りから始まったいじめ。そこに救いの手をさしのべたのがその青年だったのだ。二人が付き合い始めるとたちまちなくなったいじめだったが、彼の病気をきっかけに再開されてしまった。
──二人は入院当日、こう約束を交わしていた。
『二人で、お互いの苦しみに決着をつけよう。
二人で乗り越えよう。』と。
青年は病気。彼女はいじめ。
二人で、共に支えあって乗り越えると決めたのだった。
青年は、回復の目処もなかなかつかない。
それでも諦めなかった。
そんなある夜、彼は#b#二人で病といじめを克服し、共に喜び合う#/b#、そんな夢を見た。
『やった!やったぞ!』
そんな寝言をいったそうだ。
そして、次の朝。
#b#青年は死んだ。#/b#
幸せそうな顔だったという。
青年は、最期に見た夢が現実だと信じたまま、若き生涯を閉じた。
彼女は、幸せそうにベッドで眠った彼を見て、つぶやいた。
『ごめんね……。なにもできなくて。
ごめんね……。十分支えてあげられなくて……。
……そして、私を支えてくれる人も、もういない。
#b#私が、自分で、決着をつけないといけないんだね……。#/b#
頑張るよ、私。……見ててね。』
彼女の目から滴が垂れて、冷たくなった青年の肌に弾けた。