「いや全くそのとおり」「1ブックマーク」
いや全くそのとおり
夕方のニュースをつまらなそうに見ていた女。
急に彼女は吹き出した。
別に面白いことを言ったわけでも何でもない。
漁師が普通にインタビューを受けていただけだ。
なぜだろう?
夕方のニュースをつまらなそうに見ていた女。
急に彼女は吹き出した。
別に面白いことを言ったわけでも何でもない。
漁師が普通にインタビューを受けていただけだ。
なぜだろう?
11年01月23日 20:33
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]
解説を見る
その日夕方のニュースを見ていた私。
地域密着なのはいいが、何だかつまらない。
漁師のおっちゃんが映ってて、自分の仕事への情熱を語っている。
チャンネルを変えようとした瞬間、出て来たテロップに私は吹き出してしまった。
「大人気ないわし!!」
皆さんはこれをどう読まれますか?
私は「大人げない ワシ!!」と読みました。
サッカーボールを追いかける少年のような、いきいきとした目をしながら語るおっちゃん。
そしてその顔の下にでっかく書かれたテロップ。
全くそのとおり!と言いたくなる様なコラボレーションに、私はスタンディングオベーションしました。
地域密着なのはいいが、何だかつまらない。
漁師のおっちゃんが映ってて、自分の仕事への情熱を語っている。
チャンネルを変えようとした瞬間、出て来たテロップに私は吹き出してしまった。
「大人気ないわし!!」
皆さんはこれをどう読まれますか?
私は「大人げない ワシ!!」と読みました。
サッカーボールを追いかける少年のような、いきいきとした目をしながら語るおっちゃん。
そしてその顔の下にでっかく書かれたテロップ。
全くそのとおり!と言いたくなる様なコラボレーションに、私はスタンディングオベーションしました。
「マスカレード」「1ブックマーク」
舞踏会に出席した女性の踊りに、人々は釘付けであった。
踊りが終わった後、彼女は何も言わずに会場を後にした。
それ以来彼女は姿を消したが、人々は彼女のことを忘れる事はできなかった。
別に彼女は美貌の持ち主でも、踊りが上手かったわけでもないのに、だ。
どういうことだろうか。
踊りが終わった後、彼女は何も言わずに会場を後にした。
それ以来彼女は姿を消したが、人々は彼女のことを忘れる事はできなかった。
別に彼女は美貌の持ち主でも、踊りが上手かったわけでもないのに、だ。
どういうことだろうか。
11年08月09日 23:52
【ウミガメのスープ】 [アイゼン]
【ウミガメのスープ】 [アイゼン]
解説を見る
舞踏会のクライマックスは処刑であった。
罪人は王妃を殺そうとした継母。
処刑内容は踊らせること。王妃は罪人の為に赤い靴を用意した。
真っ赤に焼けた鉄の靴を。
その凄惨な光景に、来賓一同は釘付けだった。目を背けたくても、背けられなかった。
以来人々は、王妃の顔を見る度に思い出すのだ。
皮膚が焼ける匂いと、苦悶に満ちた罪人の顔を。
罪人は王妃を殺そうとした継母。
処刑内容は踊らせること。王妃は罪人の為に赤い靴を用意した。
真っ赤に焼けた鉄の靴を。
その凄惨な光景に、来賓一同は釘付けだった。目を背けたくても、背けられなかった。
以来人々は、王妃の顔を見る度に思い出すのだ。
皮膚が焼ける匂いと、苦悶に満ちた罪人の顔を。
「大鍋と小鍋」「1ブックマーク」
私は鍋が好きだ。
実際にする時も楽しみだし、終わった後も内容を見ると作った人の考えが良く分かる気がするからだ。
けれど私は夢のために鍋をあきらめなくてはならなくなった。
だから私は夢を叶えると同時に自分が代わりに小さな鍋を作ることにした。
状況を説明せよ。
実際にする時も楽しみだし、終わった後も内容を見ると作った人の考えが良く分かる気がするからだ。
けれど私は夢のために鍋をあきらめなくてはならなくなった。
だから私は夢を叶えると同時に自分が代わりに小さな鍋を作ることにした。
状況を説明せよ。
11年10月09日 23:59
【ウミガメのスープ】 [紅樹]
【ウミガメのスープ】 [紅樹]
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浦島太郎化したので復帰記念にあっさり?スープ
解説を見る
私は一年に一度だがクラス替えという一大イベントが好きだ。
まるで鍋のように様々な味のある生徒達がごちゃ混ぜになり新たなクラスとして取り分けられる。
私自身も楽しめるし終わった後も先生が問題が起こらないように考えて分けたのだろうと考えるのも楽しかった。
けれど私は料理人になるのが夢だった。だから高校では料理を学べる学校に入学したのだ。
その学校は1クラスごとに食品科や園芸科などを分けた専門学校だったのでクラス替えが無いという。
なので私は自身の夢のためにクラス替えという楽しみを捨てその代わりに学級委員となり、
新たにクラス替えという小さな鍋を自ら作ることに決めたのだった。
まるで鍋のように様々な味のある生徒達がごちゃ混ぜになり新たなクラスとして取り分けられる。
私自身も楽しめるし終わった後も先生が問題が起こらないように考えて分けたのだろうと考えるのも楽しかった。
けれど私は料理人になるのが夢だった。だから高校では料理を学べる学校に入学したのだ。
その学校は1クラスごとに食品科や園芸科などを分けた専門学校だったのでクラス替えが無いという。
なので私は自身の夢のためにクラス替えという楽しみを捨てその代わりに学級委員となり、
新たにクラス替えという小さな鍋を自ら作ることに決めたのだった。
私は探偵、人呼んで ”チェイサー・キャット”!! どんな獲物も逃さない、女名探偵よ!!
…え?「自分で言うな」って? まぁ、この業界じゃハッタリも必要だからね~。
…と、階下から私を呼ぶ声が聞こえる。「さねこさ~ん」
「だあっ!本名で呼ぶな!っていうか下の名前で呼ぶな!」
今の声は、助手のイナバ君。 お調子者で、しょっちゅうボケて墓穴を掘っている。
「で、何?また用事もないのに呼んだんじゃないでしょうね」
「仕事ですよ!さね… …いえ、チェイサーキャット先生…」
「…や、話の流れ上”本名で言うな”って言っただけだから。普段通り”千重(ちえ)先生”でいいわ」
私が睨むと彼は慌てて言い直した。しかし通称だけというのは、さすがの私も恥ずかしい…。
「それで、仕事って?」
「県警の窓畑(まどはた)警部から暗号解読?の依頼です。署に犯行の予告状が届いたそうで…これがコピーです」
「窓畑警部ねー。また安くこきつかわれるかな…まぁいいや、ちょっと見せて」
#big5#【9月2X日 深夜。この物品に関係する人物を粛正する】#/big5#
そして、予告状のコピーに、3つの写真が添えられていた。
#red#1.「ウサギの人形」#/red#
ウサギのキャラクター人形。
口が無残にもX字に縫い付けられている。
また、左足に紐が結び付けられているようだ。
#red#2.「何かの台座」#/red#
何かを乗せられそうな形の、手の平サイズの木製の台座。
一番上は、何かのお花をかたどったお皿状になっている。
#red#3.「まんじゅう」#/red#
敷紙からすると、コンビニの饅頭らしい。
紙には「NOSON」のロゴが入っている。
「ふむ?面白そうね。…あら、あなたも興味ある?じゃあ、よかったら、一緒に考えてみない?」
#big5#【登場人物】#/big5#
・千重 実子(ちえ さねこ) 名探偵(女♀)
・稲葉 浅葱(いなば あさぎ) お調子者の助手(男♂)
・有栖川亜里沙(ありすがわありさ) 超記憶力の助手2号(女♀)
・窓畑警部(まどはたけいぶ) 県警の警部。今回の依頼人(男♂)
#red#※ この問題は【亀夫君問題】です。#/red#
・出題者が登場人物を演じ、参加者の質問・指示で進めます。
・物語の登場人物が知らない事は、出題者も回答できません。
・その代わりに、Yes/Noで答えられない質問も可能です。
・さらにその人物に指示して情報を集めさせる事もできます。
さぁ、各キャラに質問・指示をして、事件を解決して下さい!
(登場人物の詳細については、まとメモ参照)
…え?「自分で言うな」って? まぁ、この業界じゃハッタリも必要だからね~。
…と、階下から私を呼ぶ声が聞こえる。「さねこさ~ん」
「だあっ!本名で呼ぶな!っていうか下の名前で呼ぶな!」
今の声は、助手のイナバ君。 お調子者で、しょっちゅうボケて墓穴を掘っている。
「で、何?また用事もないのに呼んだんじゃないでしょうね」
「仕事ですよ!さね… …いえ、チェイサーキャット先生…」
「…や、話の流れ上”本名で言うな”って言っただけだから。普段通り”千重(ちえ)先生”でいいわ」
私が睨むと彼は慌てて言い直した。しかし通称だけというのは、さすがの私も恥ずかしい…。
「それで、仕事って?」
「県警の窓畑(まどはた)警部から暗号解読?の依頼です。署に犯行の予告状が届いたそうで…これがコピーです」
「窓畑警部ねー。また安くこきつかわれるかな…まぁいいや、ちょっと見せて」
#big5#【9月2X日 深夜。この物品に関係する人物を粛正する】#/big5#
そして、予告状のコピーに、3つの写真が添えられていた。
#red#1.「ウサギの人形」#/red#
ウサギのキャラクター人形。
口が無残にもX字に縫い付けられている。
また、左足に紐が結び付けられているようだ。
#red#2.「何かの台座」#/red#
何かを乗せられそうな形の、手の平サイズの木製の台座。
一番上は、何かのお花をかたどったお皿状になっている。
#red#3.「まんじゅう」#/red#
敷紙からすると、コンビニの饅頭らしい。
紙には「NOSON」のロゴが入っている。
「ふむ?面白そうね。…あら、あなたも興味ある?じゃあ、よかったら、一緒に考えてみない?」
#big5#【登場人物】#/big5#
・千重 実子(ちえ さねこ) 名探偵(女♀)
・稲葉 浅葱(いなば あさぎ) お調子者の助手(男♂)
・有栖川亜里沙(ありすがわありさ) 超記憶力の助手2号(女♀)
・窓畑警部(まどはたけいぶ) 県警の警部。今回の依頼人(男♂)
#red#※ この問題は【亀夫君問題】です。#/red#
・出題者が登場人物を演じ、参加者の質問・指示で進めます。
・物語の登場人物が知らない事は、出題者も回答できません。
・その代わりに、Yes/Noで答えられない質問も可能です。
・さらにその人物に指示して情報を集めさせる事もできます。
さぁ、各キャラに質問・指示をして、事件を解決して下さい!
(登場人物の詳細については、まとメモ参照)
11年09月19日 21:49
【亀夫君問題】 [yan]
【亀夫君問題】 [yan]
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予告状と共に送られてきた3つの品、 【 仏の台座 】 【 ウサミったん人形 】 【 ノーソンの豚まん 】 から、狙われている人を推理します。なぞなぞ要素あり!
解説を見る
~あらすじ~ (プレイの流れを簡単にまとめてあります)
みんなでワイワイやりながら物品の解釈を考える。
小さい台座は、仏さまの台座の「蓮華座」。
饅頭は豚饅頭で、中には鉄製の「卍と棒」。豚=仏陀、まんじゅう&卍=寺の地図記号?
だったら、口を縫い付けられてる人形は…死人に口無し?
え?「クチナシ」?そういえばお花に「梔子(くちなし)」って名前の花があったわね!
蓮華座は「レンゲ」だし。饅頭は…曼珠沙華(まんじゅしゃげ)?
アリス「”豚饅頭”は、シクラメンの別名です」
すべて、花の名前に関係する…どこかのお寺に固まって咲いているのかしら?
蓮華ってハスの花だから、蓮池を探せばいいのよね…。
え?卍は裏返しだった?本当は卐=ナチス・ドイツの象徴、カギ十字(ハーケンクロイツ)?
じゃあ、お寺じゃない…?それにしても、豚饅頭の中にナチの象徴って…あと棒は…?
イナバ「市内で蓮池と梔子の植木があるのは一か所で、池の近くの八百屋と花屋が共同で権利を持っているそうです」
しかも花屋さんは最近ストーカーに悩まされている…狙われているのは花屋さんかしら?
だけど、人形の足に結ばれた紐と、饅頭の中の卐と棒は…?
カギ十字…ナチスのシンボルマークが豚饅頭=シクラメンの中に…そして棒…
窓旗警部に人形の画像を見せてもらう。人形は足の紐にぶら下がり、逆さづりになっている。…クチナシの逆さ…?ナチ…シナチク?
そして、”シクラメン”の中に”ナチ”と”ー”を入れたらシナチクラーメン!
警部 「ウミガメ市内に、そういう名前のラーメン屋があるな」
狙われてるのがラーメン屋なら…花屋のほうが犯人!?
…え?花屋さん、最近ウサミったん人形盗まれた?…ええい、しらばっくれても無駄よ!
「芳乃さんをいじめるなー!」…突然、見知らぬ男が現れた!「えっ?天狗巣さん?」
男は花屋の常連で、花屋(染井さん)の住むアパートの大家の息子らしい。どうやらガス屋に勤めているらしいが…
なぜか、花屋さんの持っていたというウサミったん人形の名前(ミッチー)を知っている…?
#big5# 【~エピローグ~】 #/big5#
「…イナバ君。そこのラーメン屋さん、ガス周りに怪しいところない?」
「ええ?どうかなぁ。…おいちゃん、最近ガスの調子が悪かったりしない?」
「あぁ、先日ちょっとガスの出が悪かったんだが、ガス屋の兄ちゃんが対応してくれて、すぐよくなったよ」
…怪しい!現場に向かっていた窓畑警部の部下に調べてもらったところ、やはり細工がしてあった。
今晩の深夜に、ガス漏れを起こして爆発する仕掛けがついていたらしい。
「あなたが犯人ね!ついでに、ストーカーもあなた!?」
「くっ…あいつが悪いんだ!あいつが芳乃さんになれなれしく触るから…」
「…確かに、あのラーメン屋のご主人には迷惑してたけど…ミッチーをあんな目に合わせたのは許せない!」
花屋さんの怒りのキックが炸裂した。
- こうして事件は解決した -
男は、自分の親が経営するアパートの住人である花屋さんに惚れ込み、花屋に通いつめて常連になりつつ、ストーカーしていたらしい。
ウサミったん人形も、彼が合鍵を使って盗んだ物だ。
部屋の中で仲よさそうにしている姿に嫉妬してたのだ(人形に嫉妬するとは…というか盗聴?)
ラーメン屋の主人もアパートの住人で、時々花屋さんにちょっかい出していたらしい。
花屋さんにベタ惚れの彼は、ラーメン屋に制裁を与えるべく、自分が”シナチクラーメン”の担当であることを利用して、ガスボンベに細工したようだ。
さらに、自分に酔っていた彼は、この行為を誰かに知らしめたいと考えた。
彼女に仇名す人間を、匿名で粛清する。それが自分であると彼女にこっそり教えれば…ムフ。
それに、花にちなんだ暗号にして犯行声明を送れば、知的かつ花好きな面もアピールできる!!
…という思考から、一連の犯行に及んだのであった。
警部 「ずいぶん、早い解決だったね。やるじゃないか」
ネコ 「ええ…っていうか、今回は(も)私はあまり活躍しなかったなぁ…みんなのおかげよ!」
イナバ 「いつもこうだと、楽だなぁ♪」
アリス 「…こんな感じの二人ですので、よかったら今後ともよろしくお願いします…」
順調に事件を解決したネコたち(というか皆さん)。
しかし、これは新たなる事件の幕明けにすぎなかった…
みんなでワイワイやりながら物品の解釈を考える。
小さい台座は、仏さまの台座の「蓮華座」。
饅頭は豚饅頭で、中には鉄製の「卍と棒」。豚=仏陀、まんじゅう&卍=寺の地図記号?
だったら、口を縫い付けられてる人形は…死人に口無し?
え?「クチナシ」?そういえばお花に「梔子(くちなし)」って名前の花があったわね!
蓮華座は「レンゲ」だし。饅頭は…曼珠沙華(まんじゅしゃげ)?
アリス「”豚饅頭”は、シクラメンの別名です」
すべて、花の名前に関係する…どこかのお寺に固まって咲いているのかしら?
蓮華ってハスの花だから、蓮池を探せばいいのよね…。
え?卍は裏返しだった?本当は卐=ナチス・ドイツの象徴、カギ十字(ハーケンクロイツ)?
じゃあ、お寺じゃない…?それにしても、豚饅頭の中にナチの象徴って…あと棒は…?
イナバ「市内で蓮池と梔子の植木があるのは一か所で、池の近くの八百屋と花屋が共同で権利を持っているそうです」
しかも花屋さんは最近ストーカーに悩まされている…狙われているのは花屋さんかしら?
だけど、人形の足に結ばれた紐と、饅頭の中の卐と棒は…?
カギ十字…ナチスのシンボルマークが豚饅頭=シクラメンの中に…そして棒…
窓旗警部に人形の画像を見せてもらう。人形は足の紐にぶら下がり、逆さづりになっている。…クチナシの逆さ…?ナチ…シナチク?
そして、”シクラメン”の中に”ナチ”と”ー”を入れたらシナチクラーメン!
警部 「ウミガメ市内に、そういう名前のラーメン屋があるな」
狙われてるのがラーメン屋なら…花屋のほうが犯人!?
…え?花屋さん、最近ウサミったん人形盗まれた?…ええい、しらばっくれても無駄よ!
「芳乃さんをいじめるなー!」…突然、見知らぬ男が現れた!「えっ?天狗巣さん?」
男は花屋の常連で、花屋(染井さん)の住むアパートの大家の息子らしい。どうやらガス屋に勤めているらしいが…
なぜか、花屋さんの持っていたというウサミったん人形の名前(ミッチー)を知っている…?
#big5# 【~エピローグ~】 #/big5#
「…イナバ君。そこのラーメン屋さん、ガス周りに怪しいところない?」
「ええ?どうかなぁ。…おいちゃん、最近ガスの調子が悪かったりしない?」
「あぁ、先日ちょっとガスの出が悪かったんだが、ガス屋の兄ちゃんが対応してくれて、すぐよくなったよ」
…怪しい!現場に向かっていた窓畑警部の部下に調べてもらったところ、やはり細工がしてあった。
今晩の深夜に、ガス漏れを起こして爆発する仕掛けがついていたらしい。
「あなたが犯人ね!ついでに、ストーカーもあなた!?」
「くっ…あいつが悪いんだ!あいつが芳乃さんになれなれしく触るから…」
「…確かに、あのラーメン屋のご主人には迷惑してたけど…ミッチーをあんな目に合わせたのは許せない!」
花屋さんの怒りのキックが炸裂した。
- こうして事件は解決した -
男は、自分の親が経営するアパートの住人である花屋さんに惚れ込み、花屋に通いつめて常連になりつつ、ストーカーしていたらしい。
ウサミったん人形も、彼が合鍵を使って盗んだ物だ。
部屋の中で仲よさそうにしている姿に嫉妬してたのだ(人形に嫉妬するとは…というか盗聴?)
ラーメン屋の主人もアパートの住人で、時々花屋さんにちょっかい出していたらしい。
花屋さんにベタ惚れの彼は、ラーメン屋に制裁を与えるべく、自分が”シナチクラーメン”の担当であることを利用して、ガスボンベに細工したようだ。
さらに、自分に酔っていた彼は、この行為を誰かに知らしめたいと考えた。
彼女に仇名す人間を、匿名で粛清する。それが自分であると彼女にこっそり教えれば…ムフ。
それに、花にちなんだ暗号にして犯行声明を送れば、知的かつ花好きな面もアピールできる!!
…という思考から、一連の犯行に及んだのであった。
警部 「ずいぶん、早い解決だったね。やるじゃないか」
ネコ 「ええ…っていうか、今回は(も)私はあまり活躍しなかったなぁ…みんなのおかげよ!」
イナバ 「いつもこうだと、楽だなぁ♪」
アリス 「…こんな感じの二人ですので、よかったら今後ともよろしくお願いします…」
順調に事件を解決したネコたち(というか皆さん)。
しかし、これは新たなる事件の幕明けにすぎなかった…
「「ウミガメのスープ」 ~悲劇を繰り返さぬように~」「1ブックマーク」
男はスープを一口すすった後、首をひねりながら尋ねた。
「…これ、本当にウミガメのスープかい?」
「ええ、間違いなくウミガメのスープよ」
その日、連続殺人犯とその父親は死んだ。
状況を補完してください!
「…これ、本当にウミガメのスープかい?」
「ええ、間違いなくウミガメのスープよ」
その日、連続殺人犯とその父親は死んだ。
状況を補完してください!
11年07月03日 22:13
【ウミガメのスープ】 [yan]
【ウミガメのスープ】 [yan]

「…これ、本当にウミガメのスープかい?」 「ええ、間違いなくウミガメのスープよ」
解説を見る
ジョンとメアリーは将来を誓い合った仲だった。
メアリーは料理上手で、彼女の手料理にはジョンも満足していた。ある日、彼は彼女に「ウミガメのスープ」をリクエストする。
ジョンは以前、船で遭難したことがあり、その時に仲間が作ってくれたウミガメのスープのおかげで生きながらえることができたのだ。
だが、メアリーの作ってくれた思い出のスープを一口すすった彼は、首をかしげた。
「…これ、本当にウミガメのスープかい?」
「ええ、間違いなくウミガメのスープよ」
「そっか、ウミガメの種類が違うのかな?前に食べたのと全然違う味だ」
「…これは間違いなくウミガメのスープよ。あなたが以前食べたスープのほうがニセモノだったのよ」
「…どういうことだい、メアリー」
「あなたが船で食べたのは人肉スープ…いいえ、もっとはっきり言えば、私のお父さんの肉のスープだったのよ!」
!まさか…いや、確かに、最後のほうでは死んだ人間の肉を食べる者もいた。自分は「そんなことはできない」と断っていたが…
デイビットは「ウミガメのスープ」と言って食べさせてくれたが、あれは人肉だったんだ…
「父さんが衰弱死したのならまだ許せる…でもあなた達5人は、船長だったお父さんに責任を取るように詰め寄って殺して食べたのよ!」
「ま、待ってくれメアリー!ボクは…」
いいかけて、思いとどまった。それが事実なら”知らなかった”で済まされる話じゃない。…ちょっと考えれば予想できることだ…
「…言い訳しないの?”ボクはウミガメのスープと言われて飲まされただけだ”って」
「…メアリー?!」
「私が何も知らないと思ってるの?…すでに、あなた以外の4人には手をかけたわ。そのうちの何人かが、あなたのことも教えてくれたわ」
「ボブはあなたのことバカにしてたわ。”くだらん倫理観で命を捨てるとはな。まぁ死んだら食うつもりだったけどな!”ってね」
「デイビットは…あなたのことをかばっていたわ。”あいつは何も知らないんだ。許してやってくれ”って」
「私だって、わかってる。みんな悪人とは限らないって。でも…パパが許してくれないの。”私を殺したやつらを地獄へ送れ!”って!!」
「だから…さよなら、ジョン。今まで楽しかった」 そういって、彼女はテーブルにおいてあった包丁を手に取る。
…ボクは覚悟を決めた。彼女の手にかかって死ぬなら本望だ。目をつぶって、彼女の刃を待つ。
…何時まで経っても、彼女の動きがない。 「…?」 目を開けようとした瞬間、彼女のうめき声が聞こえた。
彼女は、自分の胸に刃を刺していた。
「メアリー!?ど、どうして…!」
「もう…疲れたの。でも、パパは許してくれないから…こうするしか…」
「待ってて!今すぐ救急車を…!」
「…いいのよ、もう助からないわ。あなたは、あたしの分まで…あたしと、パパの分まで生きて…」
##########################################
数年後…
「隊長、まだ休まれないんですか」
「ああ、まだ要救助者が残っているからな」
「…隊員もみんながんばっていますよ。いざって時にぶっ倒れないよう、ちゃんと休んでおいてください!」
思わず苦笑いする。 「わかった、何かあったら知らせてくれよ」
あれから私は、海難救助隊に入隊した。これで罪滅ぼしになるとは思わないが…
せめて彼女や、彼女の父親、そして自分たちのような悲劇をこれ以上繰り返さないために…。
メアリーは料理上手で、彼女の手料理にはジョンも満足していた。ある日、彼は彼女に「ウミガメのスープ」をリクエストする。
ジョンは以前、船で遭難したことがあり、その時に仲間が作ってくれたウミガメのスープのおかげで生きながらえることができたのだ。
だが、メアリーの作ってくれた思い出のスープを一口すすった彼は、首をかしげた。
「…これ、本当にウミガメのスープかい?」
「ええ、間違いなくウミガメのスープよ」
「そっか、ウミガメの種類が違うのかな?前に食べたのと全然違う味だ」
「…これは間違いなくウミガメのスープよ。あなたが以前食べたスープのほうがニセモノだったのよ」
「…どういうことだい、メアリー」
「あなたが船で食べたのは人肉スープ…いいえ、もっとはっきり言えば、私のお父さんの肉のスープだったのよ!」
!まさか…いや、確かに、最後のほうでは死んだ人間の肉を食べる者もいた。自分は「そんなことはできない」と断っていたが…
デイビットは「ウミガメのスープ」と言って食べさせてくれたが、あれは人肉だったんだ…
「父さんが衰弱死したのならまだ許せる…でもあなた達5人は、船長だったお父さんに責任を取るように詰め寄って殺して食べたのよ!」
「ま、待ってくれメアリー!ボクは…」
いいかけて、思いとどまった。それが事実なら”知らなかった”で済まされる話じゃない。…ちょっと考えれば予想できることだ…
「…言い訳しないの?”ボクはウミガメのスープと言われて飲まされただけだ”って」
「…メアリー?!」
「私が何も知らないと思ってるの?…すでに、あなた以外の4人には手をかけたわ。そのうちの何人かが、あなたのことも教えてくれたわ」
「ボブはあなたのことバカにしてたわ。”くだらん倫理観で命を捨てるとはな。まぁ死んだら食うつもりだったけどな!”ってね」
「デイビットは…あなたのことをかばっていたわ。”あいつは何も知らないんだ。許してやってくれ”って」
「私だって、わかってる。みんな悪人とは限らないって。でも…パパが許してくれないの。”私を殺したやつらを地獄へ送れ!”って!!」
「だから…さよなら、ジョン。今まで楽しかった」 そういって、彼女はテーブルにおいてあった包丁を手に取る。
…ボクは覚悟を決めた。彼女の手にかかって死ぬなら本望だ。目をつぶって、彼女の刃を待つ。
…何時まで経っても、彼女の動きがない。 「…?」 目を開けようとした瞬間、彼女のうめき声が聞こえた。
彼女は、自分の胸に刃を刺していた。
「メアリー!?ど、どうして…!」
「もう…疲れたの。でも、パパは許してくれないから…こうするしか…」
「待ってて!今すぐ救急車を…!」
「…いいのよ、もう助からないわ。あなたは、あたしの分まで…あたしと、パパの分まで生きて…」
##########################################
数年後…
「隊長、まだ休まれないんですか」
「ああ、まだ要救助者が残っているからな」
「…隊員もみんながんばっていますよ。いざって時にぶっ倒れないよう、ちゃんと休んでおいてください!」
思わず苦笑いする。 「わかった、何かあったら知らせてくれよ」
あれから私は、海難救助隊に入隊した。これで罪滅ぼしになるとは思わないが…
せめて彼女や、彼女の父親、そして自分たちのような悲劇をこれ以上繰り返さないために…。