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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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スランプ脱出のきっかけ「1ブックマーク」
部屋に入ってきた男のおかげで、カメオはスランプを脱出することができた。
一体、どういうことだろう?
15年06月15日 03:06
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]



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以下、男とカメオのやりとり。

男「メリークリスマス!」

カメオ「帰れ不審者」

男「何を言っている、私の恰好が何か分からないのかね?」

カメオ「赤い服を着た不審者」

男「おいおい、赤い服を着て、窓から入ってくると言ったらサンタクロースに決まっているじゃないか」

カメオ「そもそもサンタクロースは煙突から入ってくるものだろう」

男「最近は煙突がある家なんて無いじゃないか。だから窓から入ってくるんだよ」

カメオ「鍵かかってるだろ普通。どう考えても泥棒だそれ」

男「この服を見れば誰だってサンタクロースだと思うさ」

カメオ「そもそもサンタクロースは子供にプレゼントをあげるためにやって来るものだろう? 俺は大人だ」

男「大丈夫だ、問題ない。あなたには望むものをプレゼントしよう」

カメオ「望むもの? 何でもいいのか?」

男「ああ。ただ、こっちで準備するのが困難なものはやめてくれ。さすがに物理的に無理があったり、予算の都合があったりするから」

カメオ「何でもじゃないのかよ。んじゃあそうだな、この原稿の続きをくれ。スランプで続きが書けないんだ」

男「原稿? 小説家か? なら私とのやりとりの話でも書けばいいじゃないか」

カメオ「ああ、なるほど、頭いいな」


かくして#red#小説家のカメオは、不審者とのやりとりの話を書くことで、スランプを脱出した#/red#のだった。


フィーカス著:「小説家が望むプレゼント」より
http://ncode.syosetu.com/n6160bl/
とある街では、夜の街を跋扈する怪盗とそれを追う#red#名探偵#/red#の話題で日夜#red#熱く#/red#盛り上がっていた。
その盛り上がりに目をつけた街一番の金持ちは、自分の所有する巨大なダイヤを景品代わりとすることで、二人に#red#フェア#/red#な直接対決を持ちかけた(怪盗には街に設置された掲示板で告知した)。
勝負の条件は以下のとおり。

・指定の日時に金持ちの自宅に保管されたダイヤを#b#怪盗が盗み出すこと。#/b#
・探偵は怪盗が盗みだすのを#b#何としても阻止すること。#/b#
・巨大なダイヤはどちらが勝ったとしても、#b#この勝負に対する勝利報酬として勝者に進呈する。#/b#
 よって、今回の盗みは怪盗の罪には問われない。

これまでの戦績は探偵が7割防衛に成功していたため、街の人々の下馬評は探偵有利だった。
しかし、勝負は怪盗の勝利で終わった。
実はこの勝負、#b#探偵がわざと怪盗を見逃した#/b#のだが、いったいなぜか分かるかな?


※この問題は、三題噺第22回のお題「名探偵」「フェア」「あつい」をもとに作られた三題噺の問題です。

~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、掲示板『ラテシンチャットルーム』の『無茶振り三題噺』
またはWIKIのhttp://sui-hei.net/app/webroot/pukiwiki/index.php?無茶振り三題噺
をご覧ください。

過去問一覧:http://sui-hei.net/mondai/tag/無茶振り三題噺
15年06月15日 21:36
【ウミガメのスープ】 [hakuka]



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勝負の前日、一通の手紙が探偵の元へ届いた。
文面は以下のとおり。

「親愛なる名探偵殿へ

 貴方に一つ提案がある。いや、なに、簡単な事さ。
 次の勝負だが、私が盗むのを全力で見逃して欲しい。
 おかしなことをお願いしているのはわかっている。
 しかし、これが両者にとって最善の策なのだ。
 君がこの勝負に勝ったとしよう。そうすればこのダイヤは君のものだ。

 さて、#red#一旦君のものになったダイヤが私に盗まれたとしたら、町の皆はどう考えるかな?#/red#

 名探偵ともあろう人が自分のものを簡単に怪盗に盗まれるわけがないだろうに何故?
 怪盗に盗まれたのではなく自分から差し出したのではないか?
 今までの怪盗の成功は名探偵が手を貸していたからではないのか?
 怪盗が盗みに失敗しても捕まらないのはもしや・・・

 私の勝手な想像だが、当たらずとも遠からずではないかね?
 たしかに今回負けたことで君の評判は落ちるだろう。
 だが、トータルの戦績は君のほうが上回っている。君のこれからのがんばりで十分覆せるさ。
 勝負に勝った上で私を捕らえる自信があるとするのなら無理にとは言わないが・・・。
 頭のいい君の、頭のいい選択を心から願う。 

 P.S.
 あぁ、そうそう。#red#君の部屋の金庫から昨日盗んでおいた宝石を一緒に入れておく。#/red#
 私が言うのもなんだが、戸締まりはちゃんとした方がいいぞ」

それを読んだ名探偵は膝から崩れ落ちた。


#b#<要約>#/b#
#b#ダイヤが自分のものになったあとで怪盗に盗まれた場合、探偵と怪盗が共犯者だったと思われかねないため#/b#
anneau de mariage「1ブックマーク」
ウェディングドレスに身を包んだ私は、
彼から差し出された金の指輪を
全力で拒否した。

何故?
15年06月09日 03:43
【ウミガメのスープ】 [佐山]

眠れないので出題してみる。要雑学?




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新婚旅行は、憧れのパリ!
凱旋門にエッフェル塔、ポンデザールも欠かせない。あちこち回ったらシャンゼリゼのカフェで一休み。
そして、メインはフォトウェディング!
式は日本で挙げたけど、パリで挙式はやっぱり女の子の夢だもの!ドレスを着て、パリの街並みをバックに写真を撮るの!ねぇ良いでしょ?
ミーハーカメコに、花婿カメオは苦笑する。
まあ、一生に一回の思い出だし、彼女がやりたいならそれも良いか……


そして迎えたウェディング撮影当日。
移動中、カメコは見知らぬ男に声を掛けられた。
『すみません、これ落としましたよ。貴女のでしょう?』
差し出されたのは金の指輪。
え?指輪落とした?焦って指を確認しようとしたカメコの脳裏に、カメミ(同僚。趣味:フランス旅行)の忠告が浮かぶ。

「いい?パリでは金の指輪に気を付けるのよ?」
「金の指輪、ですか?」
「そう、特にアンタ、ドレス来て写真撮るんでしょ。落としましたよ、なんて言われて金の指輪を差し出されても、絶対受取っちゃ駄目よ?」
「は、はあ……えーっと?」
「パリじゃね、良くあるのよ。結婚指輪っぽい指輪を差し出して落としましたよ?なーんて言って近づいて、無理やり渡してからお金を請求したり、スリをするの。特にウェディング撮影は狙われるのよ。そりゃ、そんな時にそんな事言われたら、慌てて結婚指輪確認しちゃうでしょ?」
「そ、そうなんですか……」

「ち、違います!私のじゃありま…あ、Non!Non Non Non!!!」

【解説要約】
カメコはウェディング撮影でドレスを着て移動中、
「結婚指輪、落としましたよ」と声を掛けられた。
が、受け取る前にスリの常套手段だと気付き、全力で拒否した。

※なお、カメミの忠告内容は、全力で事実です。
彼の名は暇蒙謎 難彩(かもめ なんさい)

芸術家である。

ある日彼は自分の作品を人知れず展示した

結果として、暇蒙謎 難彩の作品と知らずとも、多くの人が心動かされたと言う


いったい何故だろう?
15年06月07日 13:00
【ウミガメのスープ】 [かもめの水平さん]



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暇蒙謎 難彩は【書道のように】見事な達筆で書いたその作品を【ベンチに立て掛けた】

その作品は至ってシンプル、たった一言、こう書かれていた


#big5#【ペンキ塗りたて】#/big5#


結果として#big5#【ベンチに座ろうとした多くの人がその作品をみて、座る事を諦める様に心動かされたのだ】#/big5#




暇蒙謎 難彩はそれを遠目に絵を描いている。

タイトルは【昼下がり、触らぬ者に、安息無し】

彼は時に【エレベーターの前に『故障中』や、路地道に『私有地につき立ち入り禁止』等々を書いて置き、人々の反応を楽しんでいるらしい】

彼の名は暇蒙謎 難彩

『風変わりな芸術家』である
【いつもの『馴染みのあの店』】「1ブックマーク」
私は馴染みの喫茶店で『いつもの』と頼んだ

所が、出て来たのは頼んだつもりのものとは違うものだった

私はそれを見て、マスターに感謝した


いったい何故だろう?
15年06月07日 12:34
【ウミガメのスープ】 [かもめの水平さん]



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私は【自分の小説を書くとき】にその喫茶『カモメ』を【いつも】利用する。

その時頼むのは【ミルフィーユとブラックコーヒー】

『糖分を頭の為にとり、前夜からの眠気を振り払う為にブラックコーヒーを飲むのだ』


そうして、いつも【注文してからそそくさと小説を書く作業に移るのだ】


あくる日、ようやく編集者に原稿を渡し終え、時間も時間だったので、ふと『カモメ』に寄ることにした


そして私は何の気なしに『いつもの』と注文した



しばらくして出て来たのは【ミルフィーユとホットミルクだった】

『マスター、これは?』

『いえね。今日は【原稿をお書きにならない様子なので、苦々しくブラックコーヒーを飲むよりはそちらの方が身体も休まると思いましてね】それでもブラックコーヒーの方がよろしいのでしたら無論お取替えしますよ』

『あ……なるほど【眠気を覚ます為に無理に飲んでいたのはお見通しだったのか】恩に着るよ。マスター』

そして、ミルフィーユをホットミルクを頂き、私は店を出た


【今日はよく眠れそうだと、私はマスターに感謝した】