動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
いらっしゃいませ。ゲスト様 ログイン 新規登録

みんなのブックマーク

戦車「1ブックマーク」
男の犬が逃げ出した!
慌てた男は、必死に街中を駆け回った。

やっとの思いで犬を捕まえることができたのだが、
男はその後すぐ、犬を手放すことになった。

一体なぜ?
14年01月26日 12:58
【ウミガメのスープ】 [セルス]

running dog




解説を見る
男は#red#ペットショップの店長#/red#。
ふとした拍子に、#b#お店の売り物としての犬#/b#が逃げ出してしまったのだ。
慌てた男はすぐに犬を追いかけて駆け回った。

そうして犬を見つけ出し、店まで連れ帰ったのだが、
その後すぐに#b#犬の買い手が見つかったので#/b#、男は犬を手放した。
恋人「1ブックマーク」
男は旅の最中、とある村を訪れた。
哀しい表情を浮かべる女性を見て、男は火を放った。
女は喜んだ。

状況を説明してください。
14年01月25日 21:56
【ウミガメのスープ】 [セルス]

riaju




解説を見る
男は、国中の各地を旅する#b#祈祷師#/b#だった。
自分が何か役に立てることがあるのなら。
そんな思いから日々、精力的に活動をしていた。

とある村を訪れた時、男は村のあまりの活気の無さに何事かと思った。

村長に話を聞けば、この村では#b#日照りが続いて、かつてない大飢饉#/b#を迎えており、
食糧の不足に悩まされているのだという。
村長が一人の女性を指さす。#b#女性は悲しげな表情を浮かべていた#/b#。

-あの娘は先日、この飢饉で父親を亡くしているのです。
 食糧を確保しようと必死になって、それで無茶がたたって・・・

彼女のような不幸な人間を、これ以上増やしてはならない。
男は思った。今こそ、自らの力を役立てるべき時だと。

それから少しして、村の近くの平地。
建物も、草木も、人や動物の姿も何もない開けた場所に、男は薪を集めだした。
その様子を見た村人たちは首を傾げ、何をしているのか、と男に尋ねた。

-#red#雨乞い#/red#の儀の準備です。
 火を焚き、神へ祈りを捧げ、恵みの雨をもたらすのです。

そう言うと、男は#b#薪に火を放ち#/b#、祈りの言葉を発しながら、祈りの舞を行う。

-皆様も、私と共に祈りを捧げてください。皆様の祈りは、必ずや神へと届きます。

村人たちは半信半疑ながらも、何もしないよりましかと、男に従って共に祈りを捧げた。

翌日の事だった。#b#何か月ぶりかの雨が、村人の皆が待ち望んだ雨が降りだした#/b#。
一日経っても止むことはなく、翌日も、翌々日も。そして、何日も降り続いた。

神への祈りが通じたのだと、村人たちは喜び、はしゃいでいた。
村人たちは口々に男への感謝の言葉を伝えた。
#b#その中には、あの父親を亡くした女性の姿もあった#/b#。



これで、この村も救われるだろう。
だが、息つく間もなく男は再び旅路へとついた。

まだ見ぬ人々のため。自分の助けを必要とする人々のために。
皇帝「1ブックマーク」
大きくなったら、でっかい会社の社長になってやる。

子供のころからそう夢見ていた男は、
死にもの狂いで働いて成果を出しつづけ、
出世を重ね、果たして男は大企業のCEOとなった。

大成功したかに見えた男だったが、
男はわずか数日で、CEOを辞任することとなった。
関係者の話によると、男は何かに対してひどく怯えていたらしいのだが・・・

彼は一体、何に怯えていたのだろう?

#b#※ジャンルとしては20の扉になりますが、質問数制限および嘘はありません。#/b#
#b#通常のウミガメのスープの問題と同様にお楽しみください。#/b#
14年01月18日 23:25
【20の扉】 [セルス]

kowai




解説を見る
話は男がCEOに就任した日に遡る。

男は秘書にCEOの執務室に案内された。
用意されていた豪華なデスクを見て男は喜んだのだが、
それは一瞬のことだった。

デスクの背後は#b#ガラス張り#/b#。
大企業の大きな建物の中で、最上階に用意されたその部屋からは、
走り抜ける車や歩行者たち・・・オフィス街の景色を一望することができた。

だが、男は極度の#red#高所恐怖症#/red#だった。

初めこそCEOになれた喜びの方が優っていたが、
デスクに座って仕事をするうち、次第に背後が気になり始める。
できるだけ背後を意識しないようにしても。ガラスで区切られていると解っていても。
男は恐怖を拭い去ることができなかった。

やがて、男の心を恐怖が支配していく。

-もし、ふとした拍子に勢いよく椅子を下げて、ガラスを突き破ってしまったら?

落ちる。
真っ赤な血が散らばる。
自分の肉片が飛び散る。

そんなことはあり得ないとは思いながらも、
自分が執務室から転落死するビジョンを思い描いてしまう男。

何度も。
何度でも。
何度でも。何度でも。何度でも。何度でも。何度でも。何度でも。何度でも。




#red#うわああああああああああああああああああああああああ#/red#




男の心は恐怖に呑み込まれてしまった。
そんなことで夢にまで見たCEOを辞めなければならないなんて、哀れな男。
女教皇「1ブックマーク」
彼女の名前は滝沢クリスタル。
容姿端麗、成績はトップクラスのクール・ビューティ。
誰もが憧れながら、近寄り難い存在でもあった。

そんな彼女とお近づきになろうとする勇者がいた。
その名は小黒 白竜。彼は滝沢に握手を求めた。

もちろん彼女がその手を握ろうとするはずもなく、こう言った。
-小黒くん、もう、手を出してこないで下さい!なぜこんな、しょうもない事をするのですか?

彼は答えた。
-これが、そんなにいけないことなのか?

その答えに彼女が涙したのは、一体なぜ?
14年01月09日 23:27
【ウミガメのスープ】 [セルス]

cool beauty




解説を見る
※#big5#長文解説のため、ご面倒な方は一番下の要約版をご覧ください。#/big5#

滝沢クリスタルは#red#クール(物理)#/red#・ビューティ。
#b#彼女の体温は極端に低い#/b#。近づけば、下手をすると凍り付いてしまうほど。

そんな特異体質のため、彼女に近寄ろうとするものはおらず、
彼女自身もクラスメートとの交流を避けていた。
クラスメートと仲良くなりたいとは思いながら、かといって同級生を危険に晒したくも無く、
彼女はいつも教室の隅で、孤独に座っていた。



クラス替えの季節がやってきた。
滝沢の新たなクラスメートの中に、小黒はいた。

小黒は一人で座っている彼女を見て、彼女に近づき、握手を求めた。
「滝沢さんだよね。俺、小黒。ヨロシク。」
声を掛けられた彼女はぎょっとして小黒の方を見ると、
#b#自分に差し出された手が、どんどん凍り付こうとしている#/b#のが見えた。

このままだと、彼の手が凍ってしまう!
私の体質の事は、学校中が知っているはず・・・それなのに、どうして彼はこんな無茶を!?

焦った彼女は、もちろん彼の手を握ろうとするはずもなく、とにかく手を下ろさせようとこう言った。
「小黒くん、もう、手を出してこないでください!なぜこんな、しょうもない事をするのですか?」

小黒は答えた。
「これが、そんなにいけないことなのか?
#b#クラスメートと友達になろうとするのが、そんなに悪い事なのか?#/b#
俺は、滝沢さんと友達になりたいよ。
滝沢さんは、俺と友達になるのは嫌?」

まっすぐ差し出された手。
まっすぐ伝えられた思い。

それは、一人でいることしか出来なかった彼女に、これまで一度ももたらされた事の無かったもの。

彼女は嬉し涙を零し、声を震わせながら、答えた。

「---嫌じゃ、ない、です。」





#b#※要約版#/b#
滝沢クリスタルは超低体温な特異体質の持ち主で、近寄った者を凍りつかせてしまう。
そのため近寄り難い存在であり、友達がいなかった。
でも、小黒はそんな彼女の体質を知りながらも友達になろうとしてくれた。
だから彼女は嬉し涙を流したのだった。
心配ないさ、NOもない。「1ブックマーク」
目が覚めると、そこは廃工場のような場所。辺りには誰も居ない。
妻の亀子と一緒にタクシーに乗り、うとうとして寝てしまった・・・。その先は記憶に無く、今に至る。
取り敢えず立ち上がると、何かを踏んだ。グチャッ、ベチャッと嫌な音がたつ。

その時、どこからともなく声が聞こえた。壁のスピーカーからだろうか。
ノイズが乗っていて、聞き取りづらいが、それはこう言っているように聞こえた・・・

「踏むな、それはイカンぞぉだぞ。使えないからと捨てといて悪いが、大事なサンプルだ。
・・・全ての話で悪いが、それは君に返そうと思う。
心配ないぞ。NOもない、それに・・・拗ねない。だが気にはするな。返ってくるだけマシだろう。
暴行は・・・あったか?そういえば、無尽蔵だったか。
そうそう、それの手折ることにゃ苦労したさ。大分骨が折れたよ。
そうだ、君に至急耳を揃えて返すことにしよう。せめてこれが、宝物になると良いな!ははははは!」

何かおかしく聞こえるそれを聴いた後、大きな肉を見つけ、俺は絶望した。

一体何故?
13年11月22日 22:02
【ウミガメのスープ】 [Lennon]

肩慣らしがてら作成




解説を見る
ぐちゃぐちゃになった『肉』を目の当たりにし、漸く真実に気がついた。
俺は最初から、全て勘違いしていたのだ。冷静になれば、妻が生きていないことも容易にわかったはず・・・
頭のなかで、さっきの声が流れる。
アイツは本当は、こう言っていたはずだ・・・

「踏むな、それは #red#胃肝臓#/red#だぞ。使えないからと捨てといて悪いが、大事なサンプルだ。
・・・全ての #red#歯無し#/red#で悪いが、それは君に返そうと思う。
#red#心肺#/red#ない。 #red#脳#/red#もない、それに・・・ #red#脛#/red#ない。だが、気にはするな。返ってくるだけマシだろう。
#red#膀胱#/red#は・・・あったか?そういや、無#red#腎臓#/red#だったか。
そうそう、それの #red#手折る#/red#ことにゃ苦労したさ。大分 #red#骨が折れた#/red#よ。
そうだ、 君に#red#子宮耳#/red#を揃えて返すことにしよう。せめてこれが、宝物になるといいな!ははははは!」

・・・畜生、なんでこんなことに・・・