項目についての説明はラテシンwiki!
最初最後
【総投票数 9票】
【トリック部門】『【最後の一行】上を向いて進もう』
「この企画はこの問題の為にあったのではないか、そう思わずにはいられない程の作品です。「解説が出てからが本領発揮」という問題の最たる例ではないでしょうか。それでいて、問題とその正解も、仮に最後の一行がなくともそれだけで成り立つほどの完成度なのですから…天童魔子さんの物語の幅の広さに加え、企画を生かし切ったトリックにも脱帽です。」
2017年03月23日00時
【第四アルカ騎士団 投票一覧】
【20の扉部門】『おくりもの』
「20の扉が「単純な物当て」に留まらない事を教えてくれる作品の一つです。わざわざ“ひらがな8文字”などという形で条件を出すのにも、もちろんちゃんとした理由があります。これは8文字でなければいけません。成り立たない…というよりは、「8文字だからこそ意味がある」と言うべきでしょう。答えには十分な納得感と、十二分のやさしさが詰まっています。」
2017年03月19日00時
【第四アルカ騎士団 投票一覧】
【チャーム部門】『ラテナ・ド・ブルゴーニュ』
「「大人気のワインを、評論家が『まずい』と断じたのは何故?」でも本質としては通じるところ、この格調高い問題文に仕上げられているのは流石です。問題におけるチャーム要素の良い所を最大限生かし切った作品ですね。SoMRさんラテナ大好きだなあ。」
2017年03月16日22時
【第四アルカ騎士団 投票一覧】
【物語部門】『きずなの糸』
「これほど部門を迷う問題もなかなかないですが、敢えてこちらで。DNA鑑定に抗ってまで、何故実の父親であると確信できたのか!?その「きずな」の正体は…からの、解説のオチが素晴らしいです。解説の内容を理解した数秒後に思わず吹き出してしまいそうになる真相ですね。」
2017年03月16日21時
【第四アルカ騎士団 投票一覧】
【言葉遊び部門】『Cさんの定例報告』
「ラテシンで通常使われる意味の「言葉遊び」ではありませんが、これは「言葉遊び」と言わざるを得ません。人物の呼称についてももちろん、全体的な言い換え方、表現の仕方が絶妙です。まさか、これのことだったとは…」
2017年03月16日21時
【第四アルカ騎士団 投票一覧】
【伏線・洗練さ部門】『未完の泥棒』
「真相も、それを解き明かすために隠されている事実もシンプルながら巧みな作品です。納得感ももちろんですが、これほど自然な形で「謎」を作れるその洗練された技術に惚れ惚れします。解き方もまさに「水平思考」らしさ溢れるものですね。」
2017年03月16日21時
【第四アルカ騎士団 投票一覧】
【トリック部門】『毒殺と冤罪』
「シンプルかつ巧みなだましのトリック。最低限の単語で、我々の先入観は見事に利用されてしまうでしょう。そして真相が判明した後に問題文を見直すと、細かな表現一つ一つが洗練されていることがよく分かります。「上手いミスリードとはこういうものだ」と教えて頂いたような名作です。」
2017年03月16日18時
【第四アルカ騎士団 投票一覧】
【納得感部門】『盗作疑惑』
「「当たり前」を「不可解」に見せる。ウミガメのスープの王道ですね。なかでも題材選びが秀逸で、外国でも過去でも未来でも通じうると思えるような作品です。こと「納得感」と「普遍性」の総合力においては、この問題はトップクラスに位置づけられるでしょう。「古典名作かのような」という枕詞が似合いますね。いっそ「語り継がれるべき問題」と言ってしまってもいい作品です。」
2017年03月16日18時
【第四アルカ騎士団 投票一覧】
【亀夫君部門】『おやすみなさい』
「亀夫君形式の良さが詰まった作品です。「解くべき問題そのものを探し当てなければならない」「回答者が全ての真実を把握していない」辺りは亀夫君の醍醐味ですね。いくつかの問題や謎が出てきますが、それらを解く為のヒントも見返してみれば各所に散りばめられ、伏線を張るのが見事です。何より、最後の解法のヒントには驚嘆します。その後の進行や、解説などの演出もお見事としか言いようがありません。技術だけではなく、物語としての「優しさ」がなければ成り立たないでしょう。亀夫君作品の金字塔の一つだと思います。」
2017年03月16日18時
【第四アルカ騎士団 投票一覧】
最初最後