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ババ抜き(問題ページ

まりに暇だったので弟と妹と一緒にババ抜きをすることにした。

カードが配られ、全員がペアを捨て終わると、弟がこんなことを言った。
「あーあ、オレ今日はツイてねーわ」
その言葉に妹が反応する。
「へー、でもあたしの方があんたより手札多いけどね」

――この時、僕は誰がジョーカーを持っているのか気づいてしまった。


Q. 「僕」は何故ジョーカーを持っている人が分かったのか?
15年07月05日 11:56
【ウミガメのスープ】 [ひだりて]



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は全員の手札を見て気付いた。
「手札の枚数の合計が偶数になってるな……」
ババ抜きでは全員の手札の枚数の合計は必ず奇数になっているはずだ。
トランプはちゃんと一枚も残さずに取ったし、不正もなかったはず。

だが、ふと気がついた。
今使っているトランプにはジョーカーが2枚入っていたことに。
誰かの手札の中にジョーカーが2枚入っていれば
その時点で気付いてゲームを中断するはず。
だが、誰も止めなかったので、2枚のジョーカーは別々の人が持っていることになる。
自分がジョーカーを持ってない以上、誰がジョーカーを持っているかは明らかだった。

「お前ら、二人ともジョーカー持ってるだろ。さっきジョーカー抜き忘れてたわ」

ゲームはやり直しになった。
総合点:8票  チャーム:1票  納得感:2票  トリック:5票  

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ジャンル名前表示コメント日付
チャーム部門のりっこ。
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「非常に素晴らしい着眼点です。」2016年01月26日12時
納得感部門ゴトーレーベル
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「この問題文を目にしたら、ある危惧を抱く人が非常に多いだろう。実際に、第一質問はその危惧に基づいている。つまり、数理パズルにしか見えないのだ。しかしある事実が明らかになると同時に、問題はまったく違う様相を呈する。そして「なるほど、そういうことか!」と叫びたくなる真相に至る。 ババ抜きというたった一つのガジェットからこのストーリーを演出する手腕は見事の一言。」2016年01月25日23時
納得感部門フィーカス
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「日常的にありがちなことですね。注意しなければ……」2015年07月06日02時
トリック部門上3
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【ネタバレ】コメントを見る

「正解を導くには2つのピースをつなぎ合わせる必要があるのですが、明示されているのは2つめだけです。絶妙に隠された1つめのピースを見つけて初めて答えが分かります。」
2017年08月19日16時
トリック部門蓮華
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「数理パズルに見せかけるトリックはなかなか見受けられません。数理パズルの雰囲気をまといながら、実際は理詰めの推理はほとんど必要ありません。何気なく流される一行目に重大なヒントがあります。考え始めてしまうアナタはすでに出題者の術中に嵌っています。」2017年01月31日03時
トリック部門とかげ
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「ババ抜きを始めたばかりなのに、誰がジョーカーを持っているのか気付いてしまった理由とは。ロジックを考え始めた時点で、あなたは罠にかかっています。誰もが納得できる、巧みなトリックでした。」2015年12月08日18時
トリック部門ディダムズ
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「論理的思考と水平思考が融合した見事な問題だと思います。こんな状況は実際に起こりえそうで(実話みたいですが)納得感も十分です。」2015年07月05日21時
トリック部門牛削り
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「論理パズル的要素を多分に含んだ歯応えのある問題。状況の推理を終えても、それが何を意味するのかすぐにはわからない。日常の中の小さな気付きを綺麗なパズルに仕上げた名作です。」2015年07月05日19時

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