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「ラテの花を踏みつぶすことで村人たちが生き残れるであろうことを考えると、村人たちに大切にしてもらったラテの花の最後の恩返しだったのかもしれない、などと考えてしまいますね。悲劇だけど、決してそれだけではありません。」

「どう見てもタカ君メインの話でありながら、そこをひっくり返すトリックに気付けるかどうかが鍵になります。しかしそこからもまだいろいろある重厚な話です。」

「ハッピーエンド……と見せかけてやりきれないエンド……と見せかけてさらにどんでん返しの力強いエンド！こういう話好きです。最初のハッピーエンドよりもむしろ最後の方が前向きな感じでいいところとか。」

「Aの最後の一言、「次の問題へのチャーム」が非常に高いです。これは続きを気にせずにはいられないでしょう。」

「解説最後のAのセリフに書かれた事実は、この問題単品では必須ではないでしょう。しかしその事実が齎す衝撃と三部作への求心力は、決して小さくありません。」

「｢先週行ったばかり｣という表現は謎を膨らませているようで当問題においては非常に重要なヒントとなっている。この絶妙な匙加減が出来るかどうかで問題の質は大きく向上すると私は考える」

「｢話を聞く限り｣｢早く帰って来ると聞いた｣等々が解説を読めば効いてきます。鮮やか」

「｢私が生まれたとたんに消えた父｣この一文が非常に誠実な嘘偽りない言葉であり、その上で謎を膨らませている。またこのワードを最大限に活かすアイテムと状況設定も緻密に交差しており非常に洗練されたシャープな問題である」

「問題文とタイトルより、「死体は彼のものではない、では誰の死体なのか？」という問いに見せかけて、答えは全く別のところにあります。彼のものではないのに、絶対に彼以外のものではあり得ない死体。考えさせられる物語です。」

「ジャンルも口調も深夜テンションも、全てはこのトリックのために。それが結果として高いチャームをも生み出しています。」