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「⑼小野小町 「まだ、死ねない…」」

[愛莉@京都LOVE] 2016年05月25日08時51分
分の身体が衰えていくことに不安を感じた女は、
庭に桜の木を植えることにした。

なぜだろう?

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この問題は、以下の和歌に着想を得ています。
「花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに」(『古今集』春・113)


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は過去に殺人を犯していた。
自分の娘のストーカーをしていた男を殺し、庭に埋めていたのだ。

自分が生きているうちは、庭に疑いが向かないように見張ることもできるが、死んだ後までは見張れない。
当然娘にもそのことを告げていないため、この家も庭ごと売り払われてしまうかもしれない。

自分の残りない老い先で、娘に一体何をしてやれるだろうか。
考え抜いた女は、死体を埋めた真上に桜の木を植えることで、
永遠に発見されないようにしてしまおうと思ったのである。
総合点:2票  納得感:1票  物語:1票  

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納得感部門とかげ
投票一覧
「身体の衰えに不安を感じた女が、庭に桜の木を埋める理由とは。真相から視線を逸らさせる表現はもちろんのこと、言外に匂わせるヒントが面白い。こういう納得感の出し方も、アリだな。」2017年01月08日16時
物語部門牛削り
投票一覧
「表向きは小野小町の和歌のオマージュということになっているが、解説を読めば、隠された「もう一つの原典」にニヤリとしてしまう。原典についてあえて明示せず、また解説のその後(「というわけで、〜なのである。」というようなネタばらし)を省くことで、見事な余韻を生み出している。原典の雰囲気を最大限利用し、新たな視点を加えることで別の価値を生み出す、オマージュとはこうあるべきなのだという素晴らしいお手本だ。」2016年06月22日12時

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