む木（問題ページ）

「問題文には脈絡のない単語が並んでいる。しかし解説では、それらが収まるところに収まる形で真相が語られており、「確かに木々だ」「確かに右側だ」といちいち頷いてしまう。短い解説だが、詰め込まれた要素は実に濃厚だ。」

「「トリック」という観点からは既に大いなる賛辞を得ている作品ですので、私はあえて「納得感」に投票をいたします。確かにトリックも素晴らしいのですが、得られる納得感の質・量がすさまじいです。」

「問題を見て状況を思い浮かべた時、もうだまされています。相当な水平思考が必要です。」

「木々を見て、右側？　状況が全然わからない問題文ですが、こんなシンプルなトリックが使われていたとは！　この題材を問題にしようとした着眼点が素敵です。」

「誰もが知っているはずの「風景」なのに、見事なまでの盲点をついてきた問題。日本語から受ける印象も相まって、ミステリアスな雰囲気を作り出すことにも成功しています。お見事と言うしかありません。」

「トリックに入れるか納得感に入れるか迷いました。この題材からこんな素晴らしい問題が作れるなんて！」

「これはとても面白い着眼点ですね！　素晴らしいです！」

「まさかこんなトリックだったとは衝撃的でした」

「最初の問題の印象から、「この可能性」に至るのはなかなか難しいでしょう。見事なトリックでした。」

「まず、題材の取り上げ方が素晴らしい。この問題を見るまで、こんなに身近にこんなに水平思考向きの題材があった、と気付くことすら難しい。当問題はそれだけでなく、題材を最大限活かせるよう、「男が右側だと言う」という単純な事象を帰結部分に用い、かつトリックの肝となるアイテムもとてもさりげないものを選んでいる。それらが渾然一体となり、これ以上足し引きできないくらいの完成度の作品を作り上げている。」