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街外れにある小さな教会。
人々に存在を忘れられ、すっかりと埃をかぶってしまっている十字架の前に一人の女が跪いている。
女は深々と頭を垂れ
「神よ。この哀れな子羊の罪をお許し下さい。」
そうつぶやくが、彼女自身、自分の罪が許されることがないことをわかっていた。
なぜ?
人々に存在を忘れられ、すっかりと埃をかぶってしまっている十字架の前に一人の女が跪いている。
女は深々と頭を垂れ
「神よ。この哀れな子羊の罪をお許し下さい。」
そうつぶやくが、彼女自身、自分の罪が許されることがないことをわかっていた。
なぜ?
13年11月12日 23:16
【ウミガメのスープ】【批評OK】 [Ratter]
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総合点:9票 伏線・洗練さ:3票 物語:6票
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伏線・洗練さ部門YOUSUN
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「一見飾りに見えるワードの一つ一つが実は大きな意味を持っていて、何一つ無駄がないという美しい構成。ベールのかけ方と言い回しの妙が素晴らしいです。」
2017年09月07日23時
伏線・洗練さ部門水上
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「問題文の雰囲気を高める美しい装飾品のような言葉たちが、この問題の謎を暴く重要なクルー。このように何の違和感も持たさず自然な形で問題文にクルーを溶け込ませるのは至難の業である。そしてそのクルーを全て回収して一つの壮大な物語が産まれるのだ。すごいのだ。反対の賛成なのだ。」
2015年10月22日22時
伏線・洗練さ部門とかげ
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「教会で神に祈りながら、しかし自身の罪が許されないことを知っている女。この世界観、物語から切り取られた祈る女のワンシーン、そして皮肉な運命までも、美しく思えてしまいます。」
2015年07月05日21時
物語部門かもめの水平さん
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「素晴らしい物語だと思います。この物語を実際に読み解いていけた人が羨ましいと思える程に。水平思考パズルの『物語の真実を見つける楽しさ』が楽しめたのだろうと感じさせる魅力的な問題と解説だと思います」
2015年05月30日16時
物語部門牛削り
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「この切なすぎるアイロニー。主人公のセリフが、問題文と解説文とで様相をまるっきり変えてしまうこの構図は見事としか言いようがない。解説のラストを読めば、やはり「それ」はどういう形であれ存在するのかもしれないと思わざるを得ないだろう。」
2015年05月22日19時
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