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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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レイトキャプション(問題ページ

メリカ帰りで洋画が好きなカメオは、字幕を見ながら「今の映画は面白い翻訳をするんだな」と感心していた。以前は少し遅れたり早く字幕が出ることもあったが、最近の映画は字幕を出すタイミングがぴったりで、表現もよく考えられている。
さて、カメオがとある番組を見た時、字幕が毎回2秒ほど遅れて表示されているのを見てとても感心した。

字幕が遅れているのに、何故カメオは感心したのだろう?
17年01月18日 09:33
【ウミガメのスープ】【批評OK】 [フィーカス]



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メオが見ていたのは字幕付きの生放送の番組。生放送では字幕を出す専用の人が放送を聞きながらタイピングし表示するので、どうしても人が話したことよりも遅く字幕が表示されてしまう。
逆に、出演者がしゃべって2秒程度で字幕が表示されたとなれば、字幕入力をしている人はとんでもなくタイピングが速いに違いない

カメオ「そのうち生放送がほとんど誤差なく字幕表示される時代が来るんだろうな」

字幕職人の凄さに感心しきりのカメオだった。

【カメコの豆知識】
生放送の字幕は、「ステノキャプショナー」という専門の人が作っているの。タイピング速度を早くするために、専用の機械を操作しているのよ。
ステノキャプショナーになるためには、人の話した言葉を正確に聞く能力と正確に変換する能力、それに専用の機械を使いこなす技術が必要だから、専門のスクールに通う必要があるわ。ただタイピングが速いだけじゃダメってことね。
ステノキャプショナーは字幕作成の他にも、講演の際に聴覚障害の人にも分かるようリアルタイムで文字を表示させる仕事なんかもあるわよ。
そのうち、人の話したことを自動で字幕に変換する技術ができるのかしら。そうなれば、聴覚障害がある人もほぼリアルタイムで生放送を楽しめる時代が来るわね。

参考:1分間に300文字以上!生放送の字幕の裏に…超高速入力の達人がいた! (NAVERまとめ)
https://matome.naver.jp/odai/2143743478768464501
総合点:1票  伏線・洗練さ:1票  


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伏線・洗練さ部門ディダムズ
投票一覧
「モノの見方、捉え方が重要になる問題。これを核として、必要な分だけのベール、先入観を利用するにもかかわらずフェアな文章表現を備えた、全体的にまとまりのある問題だと思います。」
2017年02月07日22時

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