項目についての説明はラテシンwiki!
やあ、はじめまして。俺の名前はロンバートだ。ん?どこかでお会いしたことがありましたっけね?
実は今ちょっとやっかいな事件に巻き込まれていてね。
親友のスコットがある事件の容疑者として連行されてしまった。
事件のあらましはこうだ。
スコットは夜のニューヨークを独りさまよい歩いていた。なんでも妻と喧嘩をしたとかで、彼は夜更けすぎまで家には帰らなかったらしい。
だが、スコットが留守にしている間に彼の妻マーセラが自宅で殺されていてね、まあつまりはスコットが妻殺しの犯人として疑われているというわけだ。
しかも、引っ立てられたスコットの供述が要領を得ないようで、どうやら少し記憶がいかれちまっているらしい。
精神鑑定士が聞き出した話によれば、スコットは"俺はやってない"とか"俺は大きな帽子を目深にかぶった女と一緒に居た"というような発言をしているらしく、この帽子の女の証言があればアリバイが成立するようなんだが、困ったことに刑事さんたちの聞き込みの甲斐なく帽子の女の目撃情報は得られていない。まさに幻の女ってわけだな。
結局スコットの話は信用されず、死刑判決が下されてしまった。
しかしね、バージェスっていう刑事さんがどうもこの事件に納得がいってないようでね、警察としてはこれ以上の捜査は出来ないが、代わりにスコットのために動いてくれる探偵は居ないか、ということで俺に白羽の矢が立ったというわけ。
もちろん俺も親友スコットがマーセラを殺したなんて微塵も思っちゃいないし、全力で捜査してスコットの無実を証明してやりたいと思っている。
バージェス刑事のはからいで、俺はいくらでも現場に入れるし、好きなときにスコットと面会できる。が、いかんせん探偵の経験はないのでね、どのように捜査したら無実を証明できるものか……どうかおまえさん方、俺の捜査を手伝ってくれないか?
実は今ちょっとやっかいな事件に巻き込まれていてね。
親友のスコットがある事件の容疑者として連行されてしまった。
事件のあらましはこうだ。
スコットは夜のニューヨークを独りさまよい歩いていた。なんでも妻と喧嘩をしたとかで、彼は夜更けすぎまで家には帰らなかったらしい。
だが、スコットが留守にしている間に彼の妻マーセラが自宅で殺されていてね、まあつまりはスコットが妻殺しの犯人として疑われているというわけだ。
しかも、引っ立てられたスコットの供述が要領を得ないようで、どうやら少し記憶がいかれちまっているらしい。
精神鑑定士が聞き出した話によれば、スコットは"俺はやってない"とか"俺は大きな帽子を目深にかぶった女と一緒に居た"というような発言をしているらしく、この帽子の女の証言があればアリバイが成立するようなんだが、困ったことに刑事さんたちの聞き込みの甲斐なく帽子の女の目撃情報は得られていない。まさに幻の女ってわけだな。
結局スコットの話は信用されず、死刑判決が下されてしまった。
しかしね、バージェスっていう刑事さんがどうもこの事件に納得がいってないようでね、警察としてはこれ以上の捜査は出来ないが、代わりにスコットのために動いてくれる探偵は居ないか、ということで俺に白羽の矢が立ったというわけ。
もちろん俺も親友スコットがマーセラを殺したなんて微塵も思っちゃいないし、全力で捜査してスコットの無実を証明してやりたいと思っている。
バージェス刑事のはからいで、俺はいくらでも現場に入れるし、好きなときにスコットと面会できる。が、いかんせん探偵の経験はないのでね、どのように捜査したら無実を証明できるものか……どうかおまえさん方、俺の捜査を手伝ってくれないか?
14年10月11日 21:36
【亀夫君問題】 [nattu]
【亀夫君問題】 [nattu]
総合点:4票 亀夫君部門4票
最初最後
亀夫君部門低空飛行便
【投票一覧】
【投票一覧】
「普通の亀夫君問題なら、何度も繰り返して複数のENDを迎えることは叶わない。迎えるENDは1つだけ。ただしこの作品に限っては何度も繰り返すことが決定的な意味を持つ。既存の亀夫君問題とラテシンのシステムを守りつつ、ストーリー設定の工夫で、参加者が繰り返し挑戦できる問題というのは、とても貴重でとても面白い。」
2016年06月25日21時
亀夫君部門とかげ
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「まずはhttp://sui-hei.net/mondai/show/12387からご覧ください。常識破りな「ある設定」を、緻密な計画と魅力的な謎で上質な問題に作り上げたその実力に、圧倒されました。」
2015年11月17日08時
亀夫君部門牛削り
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「この手のSFは、少しでも計算が狂えば大失敗に終わる。当作品は、過去のある出来事が現在にどう影響を与えているか、事象の一つ一つについて緻密に計算し尽くされている。これだけ壮大な物語を、一切の破綻なく進行させるという腕前はさすがである。質疑の中でさりげなく伏線を忍ばせるテクニックにも脱帽だ。」
2015年10月23日14時
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