ラテシンも今月で幕を閉じます。
今私に出来る事と言ったらこれしかありません。
そうそれが、良問を募るラテシンオブザイヤーです。
ラテシンで3万問以上出題されました。
これだけあれば、好きな問題、唸った問題、お勧め問題、色々あることでしょう。
そんな問題をもっと沢山の人に見て知って楽しんで頂こうではありませんか!!
MVSの対象外の部分(挿絵、回答など)で推薦してOKです。
でも私はラテシンを始めたばかりで良作なんて知らないと言う方、ご安心下さい。
むしろMVSに入れたくても入れられない思いをこちらにぶつけてください。
と言いますが、「この問題良かった」「こんな問題が好き」等簡単な文章で構いません。
お気軽に投稿していただいて大丈夫です。
推薦について
推薦期間
出題直後から~10月30日(月)まで
対象期間の範囲
ラテシンにて出題された全ての問題が対象です。
今までに推薦されたものでも何でも構いません。
推薦文について
問題の推薦文(今回は褒め殺し廃止ですので、普通に推薦もツンデレ推薦でも何でも構いません)
一人が推薦できる数に制限もつけません。
また推薦したかった問題が既出の場合も推薦していただいて構いません。
部門賞について
今回こちらからは設定しません。もしあれば皆さんで設定して下さい。
5問以上その部門があれば、正式に部門賞となります。
推薦文は↓こんな感じで宜しくお願い致します。
○○さんの「××」
http://sui-hei.net/mondai/show/△△△△
(部門賞:もし部門賞案もあればコチラにお書き下さい)
推薦文:ココで問題を推薦して下さい
※推薦された作品にはタグ ベストオブラテシン を出来る範囲で付ける予定です(私以外がつけていただいても構いません)
http://sui-hei.net/mondai/tag/ベストオブラテシン
私のナンバーワン
自分の中でこれが一番思い入れがある問題に、自信ありチェックを入れて推薦してください。
それをまとめて、まとめサイトに載せたいと思います。
投票について
いつかラテシンが復活するその時を願ってその時に行います。
それまでは投票はしません。
(被りOKなので、それで出ている気もしますがw)
それでは宜しくお願い致します。「ラテシンオブザイヤー」スタートです!!
※原案はシチテンバットーさん、アイデアはアザゼルさんです。
そして、さる~んの皆様ご意見アリガトウございました。全員がSP様です。
過去問:
http://sui-hei.net/mondai/show/9411
http://sui-hei.net/mondai/show/13643
http://sui-hei.net/mondai/show/21447
http://sui-hei.net/mondai/show/29841
さんきゅーラテシン
神田さんの「もってるけど貸して」
http://sui-hei.net/mondai/show/21698
(納得感部門)
それまで問題を見ても「なんとなく面白い」とか「なんか凄い」としか思えなかった私が、(合っているかどうかは別として)初めて明確な感想を持った問題です。
そのため、私の初めてのMVS投票もこの問題でした。
【以下ネタバレあり】
納得感を評価するにあたって、正解が「どの別解よりもしっくり来る答えであること」は重要です。
この問題では、(物に関する別解こそあるものの)答えとなる状況は明確に決まります。
その明確さを支えるアイデアは、他のものに影響を与える性質を持つものが「唯一自分自身には影響を及ぼせない」というものです。例を挙げると、電話は他のどの電話にでも連絡することが出来ますが、唯一自分自身には連絡できません。
そのたった一つの例外的状況が、強い矛盾を含む問題文を見事に説明している様子に、強い衝撃と感銘を受けました。この問題に憧れた問題も作りました。とても思い入れの強い問題です。
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そのアイテムを2つ組み合わせて何ができるのだろう?と言う先入観を与えられるのです
甘木さんの「為せば成る」
http://sui-hei.net/mondai/show/31477
(日常部門)
作者である甘木さんは「けして放棄ではない!」「割に合わない正解率」など数多くの名作を手掛けていますが
私はその中でも一番痺れた、「為せば成る」を推したいです。
この問題はウミガメとしての要素、チャーム~納得度、クルーとベールすべてが最高水準で、洗練されつくしています。
また、日常系で、親近感のある状況が答えなので、ウミガメ初心者にも紹介しやすく、
「雑誌の付録」「ショッキングショッキング」などに並ぶラテシンを代表する「最初に紹介したい名作」だと思います。
問題文ほぼ一行に詰め込まれた、謎の行動。合理性とは程遠い状況に思えますが、
たった一つの状況を読めれば、全く持って不可解な行動が、あっという間に紐解けてきます。
まだこの問題を見ていない方がいたら、その快感を是非味わってほしいです。
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よくある困難を水平思考的な発想で解決し、問題文にして、その理由を問うているのです
苔色さん作「勝利の拳を握りしめ」
http://sui-hei.net/mondai/show/29735
(非現実部門)
面白い。
この問題にはこの一言を贈るに限ります。
絶妙な言い回しと、発想力。
解説の面白さ。
タイトルまでもが、全て魅力。
この問題を見た時の衝撃は
他の問題で経験できないものと、自信を持って言えます。
是非、まだ見ていない人は見て欲しいです。衝撃を、感じてください。
細かな寸評は、いらない。ただ一言。
面白い。そう言わせてください。
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解説の衝撃度が高い問題なのです。その衝撃度が高く、力強さがあると仮に別解が思いついてもこの解説を上回るのが難しくなるのです。
虫圭さんの「イエスノー、重要ではありません」
http://sui-hei.net/mondai/show/26827
(伏線部門、インパクト部門)
私が知る限りでは、これ以上に伏線が張られた問題はないでしょうし、これ以上にインパクトのある問題はないと思います。あの衝撃を味わっていない方はぜひご一読ください。
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トリックはある意味、内輪ネタなのかもしれません。問題文は暗号のように不可解です。が、そう言うのは置いて置いて、この問題の凄い点はその執念と呼べるほどの意気込みなのです
ふわっふあするよさんの「お肉大好き佐藤さん!」。
http://sui-hei.net/mondai/show/137
「何をいまさら」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、実際にこの問題の答えを知るとその恐ろしさ、そして精錬ぶりに震えてしまうのです。
これまで3万問以上もの問題が出されてきたラテシンの中にあって、出題されてから7年以上たった今でも語り継がれている問題はそうそうないものです。
皆さんには閉鎖になる今だからこそ原点に戻ってほしい、そういった意味で私はこの問題を推します。
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オーソドックスなウミガメのスープなのです参加したらきっとこうあってはしない方向にじわじわと追い詰められる
yanさんの「耐え切れなかったんだ…」http://sui-hei.net/mondai/show/2087
私が初めて参加した水平思考問題でした。まあラテシンて参加したのではありませんが
『謎時』から『ラテシン』に移りはや六年弱
次に移るサイトはあるのだろうか?
ラテシン以上のサイトは考えられませんが
今はこれ以上のものがないと思っているかもしれませんが、ベストは常に更新されるものです
とは言え、それが同じ形かどうかは別ですが
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けんこうこつさんの「シンプルな広告」 http://sui-hei.net/mondai/show/23911 (納得感部門) 一切の反論の余地がない単純で完璧な問題です。 トリックの目の付け所もさることながら、この問題の一番凄いところは「引き下げさせた」の一文でしょう。 どのように調理しても素がいいので、良問になるのですが、この一文で最高の問題に仕上げられています。 また、答えを絞り、矛盾を生ませる3,4行目と問い掛けも、とても洗練されています。 私が衝撃を受けた一作なので、推薦します。 [編集済]
トリック派が垂涎の解説を知ってそういう事か感が生まれること間違いなし [編集済]
どんどん推薦しちゃいます
和菓子屋さんの「ここはどこ?【Final】」
http://sui-hei.net/mondai/show/34259
(やられた感部門)
私が参加して一番楽しかった問題です。
(ここはどこ?【1】ここはどこ?【2】を先に観ることをお勧めします。)
50回の質問で、駅を当てるという物当てクイズ。
しかし、単純には行きません。出題者は時刻表を使い逃げるので、それを追いかけなければならないのです
いくつかのルールが設定されているので、それを頼りに駅を絞っていきます。
参加者の質問で駅はどんどん絞られて、最終的に・・・0に。
えっ、と思い問題文を見直して読み返してしまいます。そして、「ああ」
出題者の手のひらで転がされたことに気が付くとともに、心地の良いやられた感を受けます。
時間があったら、問題ページを見てください。私の珍しく冴えてる推理も見れます(←いらない)
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シリーズが先入観として与える良い例です
My best of Latethinはこれしか考えられません。
甘木さん作「水平思考」http://sui-hei.net/mondai/show/19483 (水平思考問題の例題として最適部門)
2回目ですが、これしか考えられません。確かに、この問題よりもさらにトリックが良い問題、ベールのかけ方が良い問題、ストーリーが凝っている問題はあるでしょう。しかし、ベストオブラテシンに相応しいのはラテシン内だけではなく全ての人がこれは良い!と思える問題が適切だと思われます。
その点では、3回目ですが、これしか考えられません。 初見ならば、誰もが納得し、誰もが感心し、誰にとっても難しすぎず、誰もが出題しやすく、決して非現実的な状況ではなく、ついでに言葉遊びも含まれています。
まとめると、4回目ですが、これしか考えられません。 ここではネタバレはしないので閲覧したことがない方はまず、自分で挑戦してから解説を見てみてください。また、この問題をあれだけの情報量でスナイプした春雨さんは人間ではない思われます。ご注意を。
最後になりますが、これしか考えられません。(あくまで個人の意見です。ですが、これしか考えられません。)
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コップと言うピンポイントの視点から、解説の広がりが素敵なのです
フィーカスさんの「 新説・カメゼルとラテーテル2nd 」 http://sui-hei.net/mondai/show/24028 思わず手を叩いて、その後、なぜこの考えが思い浮かべれなかったんだと地団駄を踏んだ問題。 考えれば、考えるほどこれ以上の答えはないほど素晴らしいダークな童話の答えでした。 なぜ、道しるべが無いのに兄妹は家へ帰れたのか? 母親の目に見える悪意が兄妹を導くこの問題は、素晴らしかったです
言葉が新しい視点をひらくのです
【自信あり!!!】かもめの水平さん「彼女は何故…」http://sui-hei.net/mondai/show/20617
(新形式部門)
問題としての出来は勿論、シトウさんと二人の質疑で問題・解答を作り上げていくスタイルはまさにラテシンプログラム自体の水平思考!
こんな使い方があるなんて!!誰も考えなかったでしょうし、そしてこんなに完璧に成し遂げられてしまったのだなら、もう誰にも真似できないでしょう。
当時参加していなかった自分でも、その完成度に惚れ惚れします。
※自信ありが反映されなかったですが…ナンバーワンです!!
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ラテシンと言うサイトで何ができるか?と言う事に重点が置かれているのです
あたりめ屋さんの 「全米が食べたッ!!超絶絶品美味伝説級ハムッッッッッ!!!!! 」
http://sui-hei.net/mondai/show/33310
(回答部門)
ラテシンが皆に愛されるサイトであった理由は、目から鱗が落ちる珠玉の問題に出会えるというだけではなく、ユーザー間の掛け合いが魅力的だったからというのもあるでしょう。
チャーム、納得感、トリック、etc...優れたウミガメのスープが備える要素は数あれど、食べてくれるお客さんがいなければ、寂しく廃棄されるのみ。ボケ質問、ネタ質問、それに対する出題者の当意即妙な受け答え。一見本題とは何の関係もなさそうなやりとりが、出来上がったスープの旨味を深く引き出し、謎に心ゆくまで浸れる至高な思考の空間を演出するのです…とかっこつけましたが、皆さんのやりとりを眺め、参加するのも私は大好きでした。
そして回答部門があれば、優勝は間違いなくあたりめ屋さんでしょう。チャーム満点のタイトル、ハイクオリティな内容は他の問題にも引けをとりません。しかし私がおすすめした最大の魅力は、参加者と出題者の息切れするほどの魂の応酬にあります。ボケ質ネタ質目白押し、言いたい放題になっていますが、どなたも全力で楽しんでいるということがビシビシ伝わってきます。ぜひ参加したかった。
一番の謎は、深夜帯でもBSでもないのにどうしてこうなった…ぜひご賞味ください。
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ウミガメのスープがコミュニケーションゲームであることがよく分かるのです
垂直思考さんの「信ずるは己のみ」http://sui-hei.net/mondai/show/34372(相談部門)
鬼と鬼守鬼が分からない中での相談は、普通に相談するよりも難しくも面白くもあったと思うのでこちらの部門に。
ルールの中でのユーザーによる攻防戦は参加でも見直しても面白かったです!
(皆さんの推理力と騙しは本当に素晴らしかった…!流石です!)
一般人の方からしたら誰を信じればいいのかわからない中で相談を投げかけるのは大変だっただろうなと思います。
鬼視点からだと、ドキドキ感満載でスリル満点の問題だなと思いました!途中の「鬼宣言」が特に驚きましたね。鬼宣言してた方全員味方だったのにとても驚いたことを覚えています!
最終的には負けてはしまいましたが、「参りました!一般人の皆様お見事です!」という気持ちで楽しめたのもこの問題の魅力だと感じました。
続編があるのならばぜひ参加したいですね!
(どうでも良いようなことですが もう一つ皆さんに嘘をついていて、「それと、出かけるのでちょっと抜けますね」という言葉ですが、実は5回の質問数制限で質問できなくなるのを恐れて観戦に回るための口実と、鬼宣言の指示をどうしようか考えるための時間づくりでした…スミマセン(;'∀'))
[編集済]
後から見るのではなくリアルタイムに参加した者が一番楽しめる企画なのです
オールタイムでもあり、こういう状況でもあるので、かなり極私的なクロニクルを書かせていただきますね。
私は登録前に1~2週間ROMの時期がありましたが、すでにサイトは5年以上の歴史を刻んでいたわけです。過去問をいろいろ読んで、特にすごいなと思ったのは「雑誌の付録」「ターミナルテイスト」などでした。
みんなのブックマークやMVS(当時は総投票数が800くらいでした)を見て過去問をあさっていましたが、そのうちディダムズさんと水上さんのブックマークを参考にするようになりました。なぜこのお二方だったのかは記憶にありません。でもカンの良さはあったのでしょう。このお二方に自作がブクマされた時は嬉しかったなあ。なかなかしてくれないけどね。
そんなROMの折、これが出題されているのを見つけました。
『【世界田中奇行】田中紀行 』 http://sui-hei.net/mondai/show/16022
こういうことがあることは知っていたし、自分でやったことすらあった。でも問題文を見ただけではまったくそれを思い出すことはできませんでした。
へえー、ウミガメってこういうことができるんだな。
ひょっとしたら、この問題が私をラテシン登録にいざなった、一番のきっかけだったかもしれません。
後で見たら、記憶にあるよりずっと問題文は短かかった。これは牛削りさん問題の特徴のひとつだと思っています。
[編集済]
問題文が短いと感じるのは、解説の濃厚な物語の印象が強いからでしょう
なささんの「ミステリーオクターブ」
http://sui-hei.net/mondai/show/31864
(感動部門)
「ターミナルテイスト」などの名作ぞろいのなささんの作品の中ではあまり目立たない存在ですが、個人的には、なささんの作品の中でも特にお気に入りで、忘れがたい問題の一つです。
大してうまくもない歌を聞いて、なのにそれで感動する。それにはとても深い理由がありました。自分もこれを読んでとても感動し、深く共感しました。
ネタバレになるし、多くは語りません。ぜひ、より多くの人に、自分と同じ感動を味わっていただきたいので、ここに推薦いたします。
[編集済]
日常の切り取り方が上手いのです
彩蓮燈さんの「最後に残った道しるべ」
http://sui-hei.net/mondai/show/12675
(物語部門)
個人的に、解説の物語のレベルにおいてこれに勝る作品はそうそうないと思われます。一見ごく普通の問題からは想像もつかないような、長くて濃密な物語が飛び出てきます。
解説の長い話は、正直、やや苦手なのですが、この作品は全くそんなこともなくすらすらと読めてしまいました。
実際、この解説の長さは、ラテシン史上最長ではないでしょうか。もしこれより長い解説の話があるとなったら、読んでみたい気もします。
ウミガメとしてどうこうというよりは、どちらかというと、物語の素晴らしさに浸りたい問題です。ウミガメとしてもよく出来た問題ではあると思いますが。
実は、私事ですが、ラテシンに登録する少し前に見つけ、タイトルを失念してしまいなかなか見つけられなかった作品なのですが、何とか探し出せて良かったです。その分も含めて、思い出深い作品です。
!!!ネタバレ注意!!!
以下多少のネタバレになりますが、解説について少し。
初っ端からギャグ交じりのハイテンションで引き込んできて、そのあともまるでライトノベルのようなノリノリな感じで突っ走ります。ライトノベル好きの自分としては、何度読み返しても足りないぐらいの臨場感がそこにあります。
マンガやアニメにしても映えるのではないでしょうかね? マンガなら30~40ページの読み切り、アニメなら15分枠かな。そんな妄想までしてしまいます。ていうかマンガなら脳内再生余裕です。
あと、タイトルの意味を知った時、鳥肌が立ちました。
第2回のラテシンオブザイヤーにもノミネートされており、評価されてはいますが、結構前の作品なので、たまたま知った私と違って知らない人も多い作品でしょうし、しかし終了までにぜひとも多くの人に読んでいただきたい見事な作品なので、ここで推薦させていただきます。
[編集済]
ある意味初期の物語を読ませるタイプなのです
藤井さん「規則正しいゴミ」(http://sui-hei.net/mondai/show/138)(物語部門) 僕は、この問題がNeverまとめで紹介されているのを見て、大興奮してラテシンに登録しました。この時に僕のウミガメ問題に対する絶対的な考え方が決まったような気がします。“真相が明らかになるにつれ、心臓を直接撫でられるようなじわっとした恐ろしさを感じ、物語単体を夜寝る前にお布団の中で思い出してもまだ面白い”問題。結局この一年半、“こんな問題がまた生まれること”に期待して参加していたような。「ウミガメのスープ」もそうですが、ウミガメの面白いところはベールをはがして、真相を少しづつ自分の手で明らかにしていくというところ。その構造と、この物語性はぴったり合っているような気がして、純粋な小説では絶対に味わえない驚きと感動があると思っている。僕の中で、この問題はきっといつまでもレジェンド。 [編集済]
ベールを剥がしていくタイプで解説が良いと、自分が小説の登場人物の一人になった気になrるのです
牛削りさんの「お宅は誰?」
http://sui-hei.net/mondai/show/35197
を推薦します。
身近で日常的な謎を「質問者に」つぶさな観察と推理で解き明かさせる、行動派亀尾君問題の決定版です!(折角だから大きくぶち上げちゃいますよ☆)
ミステリ小説の探偵になったかのように捜査と質問ができる楽しさもさることながら、論理構築が見事で、答えを見た時の快感がたまりません! まるで本物の名探偵のように、細かなことまで見逃さない観察眼と緻密な論理性を要求されます。
未見の方は、質疑応答を順に追いながら推理してみてほしいです。
この問題以前から「牛削りさんは良い問題を作られるな~」と思っていたのですが、この問題に参加した辺りで「牛削りさんはやばい(良い意味で)お方かも知れない……」と予感し、ぼんやりしているうちにMVSを20票以上獲得した問題を3問も出題されているという、モンスター出題者になられていました。あまりの大偉業を前にすると「牛削りさんすごい! 大好き! 最高!」と単純なことしか言えないです。一応、牛削りさんに追いつき追い越すことをを目標にしていたのですが、正直色々おこがましくて今まで言えませんでした。
「牛削りさん、あなたの活躍が大きなモチベーションとなっていました。これからも、あなたの水平思考力・叙述力を追い越すつもりで謎作り・謎解きの世界に身を置くつもりです!」
あと、この問題に出てきた(のとおそらく同一人物の)佐藤タクト氏は、これ以降リア充への道を順調に歩みます。爆発してほしいです。
[編集済]
牛削りさんの地位を確立した作品の一つなのです
私は同期に恵まれたと思います。私は2015年6月1日登録ですが、同月のメンバーは初出題イイネ(味が)が4人、毎日出題5人、回文おじさん1人、おしゃべり1人。回文おじさんは称号じゃないけど。がやがやがちゃがちゃしていたとも言いますが、活気がありました。
当時の私はその中の1人であるすばらしい出題者、芳香さんの背中を追いかけて走っていたことは何度も言ったので割愛。
今から見ても、この年の6月から8月ころは見ごたえがあると思います。
では芳香さんの中から1題……ではなく、こちらの問題。
なにこら君さん
『痴話喧嘩は犬をも食わぬ?』 http://sui-hei.net/mondai/show/18520
最後だし、同期のよしみもあるのでぶっちゃけ話で言わせていただくと、なにこら君さんはあまり感心しない問題をずっと出しておられましたが、本問や http://sui-hei.net/mondai/show/18432 など、いきなり良問をつるべ撃ちされるようになりました。
すげえ!と思ってたら、次の瞬間サイトに姿を見せなくなりました。
もー。
人は過ぎ、人は移り変わる。他のサイトと同様、それもラテシンの一面です。
※ちなみにオマケがありまして、この問題はニコニコに動画として上がっています。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm29183475 表現が酷似しているので間違いなく流用で、なにこら君さんの方が先です。
[編集済]
他の仮説をすべて否定できたらその先には真実がいるのです
せっかくなので私が尊敬してやまない、上3さんのラテシン史に残る素晴らしい扉問題を1つ。 上3さんの「理由は長ければいいというわけでもないから」 http://sui-hei.net/mondai/show/35029 私が初めてこのサイトに登録したのが2017年の夏。 その時に印象に残っていた方の一人が、上3さんでした。 空席の扉、7つの週刊、高速の扉など、言葉遊びから斬新な新ジャンルの数々を生み出しており、凄いなと思いました。 その中でも一番凄いと言ったら、当問題です。 実はタイトルが解説になっているのですが、全く持って手がかりにできないでしょう。 問題文一行。解説2文字に含まれた、ものすごく自然で目の醒めるようなトリック。 参加できず、後から解説を見た私ですが、2,3回見直すまで、答えの意味が全く分かりませんでした。 それくらい、自然に溶け込んでいたという事です。 「上3さん」全てを推薦したいですが、代わりに代表作であるこの作品を推薦させてもらいます。 [編集済]
トリックメインの問題なのです
①【出題者さんに対する思い入れ部門】
ラテシン登録当初は、色々な問題に参加させてもらい質問をしているだけでも充分楽しかったのですが、「いつか問題も出してみたい」という気持ちを抱くキッカケになった出題者さんがこのお二人、チリーさんと[規制]おじさんです。
お二人に共通するのは、多作であり参加者とのコミュニケーションが上手く回答も早い、いつも問題を超えた部分の「楽しさ」がありました。「同じ時間に同じ場所で遊んでいる感覚」を、このお二人の出題には特に強く感じました。
(こんな出題者さんになりたいと憧れ出題を始め、少しは近づく事が出来たのかどうか? もう少し時間が欲しかった...)
そんなお二人の代表作です。
チリーさん
「 場所あての扉 」
http://sui-hei.net/mondai/show/31879
[規制]おじさん
「 マッチ売りの少女はマッチの箱を売るか? 」
http://sui-hei.net/mondai/show/30773
[編集済]
名物出題者にあこがれて新たな名物出題者が生まれるのです
3万問を超えるラテシンの問題を全て確認できている訳ではありませんが、それでもどれか1問を選べと言われれば、一切迷うこと無くこの作品を推します。
天童 魔子さん
『可愛いむすめ』
http://sui-hei.net/mondai/show/17300
ストレス無く読める長さ、尚且つ充分なクルーを含む問題文。明確に示された矛盾。解説を読んだ後に問題文を読み直すと全てがひっくり返る芸術的な構成。作中のキャラ(父親)目線で考えれば共感するほか無い、というほどの納得感。そして何よりも、爆発力満点のユーモア。およそ私がウミガメのスープに求めるもの全てが詰まっており、水平思考問題としての完成度には脱帽するしかありません。この問題を読むことができたというだけでもラテシンに登録した甲斐があったと感じます。シンプルに言えば、最高で至高で究極で至上で極上です。
[編集済]
切れ味冴えわたる作品なのです
kinnsadaさんの「きずなの糸」 http://sui-hei.net/mondai/show/23027 ウミガメのスープとしての水平思考要素を上手く使い、ある種のジョークとしても非常にスマートな出来の問題がこちら! 解説を読んだ途端に思わず吹き出してしまったのもいい思い出。 もはや一つの「話」として完成している問題ではないでしょうか。 [編集済]
解説と問題文の雰囲気の落差がすさまじいのです
みんさんの「あぴとすぃで」http://sui-hei.net/mondai/show/30792
子供の思考をネタにした問題は納得感が低くなりがちです。
しかし、この問題の納得感は非常に高い。自分の息子がこんなことを言いだしたらハッとした後に「この子は天才だ......!」とウミガメのスープの英才教育を行うでしょう。
今年のラテシンオブザイヤーには一番に乗り込んでこの問題を推薦しようと考えていました。
この問題こそが水平思考の体現です。
まるで、芥川の藪の中のようです
Villitさん「支離滅裂の扉」http://sui-hei.net/mondai/show/32875 問題文中の謎が解け、その真の意味を理解できた時に納得感は得られる。では、その問題文がまるで支離滅裂でも納得感が得られる事はあるだろうか?その答えはYESである。えっ本当にYES?はい、YESです。こちらの問題をご覧ください。 支離滅裂な問題文がひとつの答えに収まる美しい問題である。 [編集済]
扉の特性をうまく利用しているのです
水上さん「 浪漫飛行 」http://sui-hei.net/mondai/show/9089
解説を読んで面白いと思った問題は数多く存在するが、解説を読んで大笑いし家族に心配されたのはこの問題だけである。水平思考の問題として面白い上にジョークとしても面白い、素晴らしい問題だ。素晴らしい出題者だ。
答えが分かっても、解説で笑えるのは水上さんのセンスの良さを証明しているのです
滝杉こげおさん「 届かないメッセージ 」http://sui-hei.net/mondai/show/30932
言葉遊びが得意な出題者による至高の言葉遊び。一体どのような思考を経て生み出されたのだろうか。作問過程が分からず寝付けなかったあるラテシンユーザーは歯垢まみれの歯をむき出しにして施工20年のアパートで四股を踏んだそうな。
彼が文字をそっと打ちつづけた理由を知れば、あなたはゾッとするだろう。問題文に紛れ込んだ言葉遊びの恐ろしさに。
ウミガメのスープはFAが終わりではない事がよく分かる問題なのです。
そのことがじんわりとしみてきます
QQS氏の
『答えは一人ひとり違っていていいんだ4』
http://sui-hei.net/mondai/show/25935
を推薦します。
人様の作品を褒める企画はこっぱずかしいので普段参加しませんが、
最期なので参加します。
僕が登録した当初新人ながら輝かしい活躍をされ、
勝手にライバル視し、憧れたQQSさんの出題から。
『答えは一人ひとり違っていていいんだ』シリーズ、
その中でも個人的に好きな『答えは一人ひとり違っていていいんだ4』を推薦します。
シリーズものである安心感、
自分の趣向に合った言葉を転がす感覚、
出題を見かけると飛びついて参加しています。
言葉遊びが巧みなのです
甘木氏の
『食間』
http://sui-hei.net/mondai/show/31752
タイトル言葉遊びや、現実に即したながら生み出される独特の設定等、多面で参考にさせていただいており、
ラテシンで初めて声をかけてくださった縁もあり、勝手に師匠と心の中で呼ばせていただいている甘木さんの出題から。
多くの良問を生み出している甘木氏ですが、その中から一番初めに頭に浮かんだので
こちらの問題を推薦させていただきます。
現実に即しながら、過不足なくまとまった問題文。
初見では問題文の構成、言葉の選び方からも確実に面白い問題なのだろうな、と考えていました。
つなげる2つの事象が相反することでチャームが生まれるのです
春雨さん「民族学I・前期2単位」http://sui-hei.net/mondai/show/20740
酒場で出題したい問題第一位。この題材で下品にならずにまとめあげたのが素晴らしい。この2単位を取得すればあなたも大人の仲間入りだ。
ちょっと大人な問題なのです
こういうお題で、下品になってないのは出題者が上品だからでしょう
2015年、私が登録した後にもすごい人が続々来られて、「すごいサイトだなー」と思っていました。
特に10月、11月は、えぜりんさん、ぎり子さん、letitiaさん、松神さん、ひゅーさん、その他すごい人が続々来られて、「すげえ!でも追い立てられ感もハンパねえ!」とか思っていました。
すごい人は集団でわーっと来ることはときどきあるようですね。面白い傾向だと思います。
さて、では松神さんから1問……ではなく。
その前。8月から9月にかけて彗星のように現れた、みたらしさんの問題を。
『壊れた車』 http://sui-hei.net/mondai/show/18637
なんて洗練された表現なんでしょう。
この方は、おそらくラテシンの歴史の中でも最高レベルのウミガメセンスと実力の方だったと思います。
三題噺まで織り交ぜての全問良問毎日出題という超偉業を達成した後はごくまれにしか出現されなかったのは残念ですが、リアルタイムで参加できたのはとても幸せな経験だったと思います。
[編集済]
本当に分かりやすくお手本となる問題です
骸かく語りき
http://sui-hei.net/mondai/show/21683
多くの有志により作られた
ラテシンがラテシンであったからこそ、生み出された問題
断定しよう。最もラテシンユーザーを熱狂させた問題だ
トリック重視だった時代に、雰囲気が大事であることを改めて知らしめてくれた問題なのです
drivingさんの「リレー講義難」
http://sui-hei.net/mondai/show/16964
(納得感部門)
私はこのサイトを見つけてから登録するまで,2ヶ月ぐらいの期間がありました。
その間にMVSで紹介されている問題を中心に過去問などを見て回っていたのですが,「納得感」の面で私が最も推薦したい問題がこの問題です。
「15回の講義の内容から1回をレポートにして提出するだけで単位が来る」学生にはあまりにも魅力的な響きです。ところが実際には,この授業で単位を取得する生徒の割合は高くないという。
あまりに不思議な状況の問題文なのに,答えは見事なまでの現実でした。
この問題をご覧になったことのない方には是非一度味わって欲しいので,ネタバレになるような詳細は控えますが,個々人の思惑が絡み合って出来る良質な人間ドラマを見ているようでした。
という事で,大学生のみなさんはこの問題文のような講義は気をつけましょうね。
[編集済]
登場人物の思考が水平思考な問題です
第四アルカ騎士団さんより「【ウミガメ×人狼】男は死んだ。何故?」を納得感部門にノミネートです(リンクはこちら:http://sui-hei.net/mondai/show/30214)
古株の人はご存知のヌルヌルさんの良問ですね。
皆さんは「ぱ〜ら〜」というリアルタイムチャットをご存知でしょうか?
かつて「さる〜ん」と共に公式のリアタイチャットルームとして稼働していた所ですね。
非公式扱いですが今でも稼働してますよ?
ラテシンリアルタイムチャットのリンクのsuiheinetをNewComerにすれば入れます。
前はよく言ってたものですねー。
さて、このチャットルームにて出題者である第四アルカ騎士団(アルカさんと略します)は招集をかけました。
そこで集まったのがQQSさん、滝杉こげおさん、虫圭さん、shinshinさん、鼻くそ食べ蔵こと松神さん(今では戻ってるよ!)、準鉄さん、ふりかけさん、そして僕でした。
この問題は人狼とラテシンを組み合わせたもので、「メンバーの中にいる人狼を見つけ出し、ウミガメ問題を解決する事」が条件でした。
人狼の質問には必ずしも本当の事は答えないとの事だったので、参加者共々悩みに悩まされました。
しかし救済措置として【人狼糾弾】というものがあり、これと共に人狼だと思う人物を言う事で人狼の呪いが解けるのです。
ちなみに問題は皆さんおなじみ「男は死んだ、何故?」でした。
さて、語彙力が非常に低下してしまいますが、一番に言いたいのは参加していて楽しかった事です。
詳しい事を言ってしまうとかなりのネタバレになるので省きますが、みんなを驚かせる要素があり、同時に爽快感がありました。
まぁ察しの良い方は僕のこの言い過ぎな文章で分かってしまうかと思いますが、それでも問題を見に行ってみてください。やりとりなども含めかなりの超大作となっております。
アルカさんの前の問題が平身低頭覇だった事もあり、そのギャップも見どころの一つですね。
新形式として出題されたこの問題は、みんなを楽しませた最高の一品と言えると思います。
もう本当に、MVS投票を数ヶ月越しに出来た時は嬉しかったね。これは投票したかった問題の一つだったので。
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http://chat.kanichat.com/chat?roomid=NewComer
↑ぱ~ら~のURLです
この問題は参加してこそ味わい尽くせる問題なのです
とかげさんの「男は死んだ」
http://sui-hei.net/mondai/show/13769
新ジャンルは他ジャンルと違い"決まった型がない"故に、出題側も参加側も"本当に水平思考を駆使するジャンル"だと考えています。
私が言いたい事はMVSに全て書いています。もしこの問題をまだご存知でない方は、ぜひ参加者のつもりで真相へのたどり着き方を体験してみてください。
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これこそが、真なる新ジャンルと呼べる数少ない問題なのです
滝杉こげおさんの「感染るんです」
http://sui-hei.net/mondai/show/35232
問題文の中に絶妙なミスリードやクルーが散りばめられていて、こんな問題を作りたいなぁと感じた一問です。私も完全にLATETHINウイルスに翻弄されていました。解説を知った後改めて問題文のクオリティの高さに驚きます。
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解説を見てから問題文を見返すと、その言葉使いの巧みさで2度楽しめるのです
イナーシャさんの「相対性幸福論」 http://sui-hei.net/mondai/show/34944 シンプルな問題文でありながら、表現が絶妙で素晴らしいです。 想定していた状況が一変した時のあの感覚は水平思考ならではのものではないでしょうか。 2017年出題の中で見ると、王道的かつ納得感も高い問題だと思います。 [編集済]
問題文が短いと如何様にも解釈できてしまいますが、これはそんなことがないのが良いです
低空飛行便さんは私が最も好きな出題者の一人なのですが、その中でも特に衝撃を受けた一作を。
低空飛行便さん作「小野寺さん」
http://sui-hei.net/mondai/show/22497
一言で言えば「斬新」な問題なのですが、その「斬新さ」は作者の優れたバランス感覚に裏打ちされたものであり、誤解を恐れずに言えば安易に作ると瞬殺されて駄問になりかねないトリックが使われています。そうしないために問題文のクルー・ベールを共に極限まで削り、それをタイトルと挿絵で補うことで大きなチャームと納得感を生み出す。問題の全ての要素が絶妙な加減に調整されており、どれか一つでも欠けてしまってはあの斬新かつリスキーなトリックをここまで活かしきることはできなかったでしょう。さらに、ここまで洗練された問題文であるにもかかわらず低空飛行便さんの問題の特徴である美しい雰囲気はハッキリと現れており、解説にオチをつけることも忘れない。作者の作問能力の高さを垣間見ることが出来る名作、一見の価値ありです。
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日本語だからこその言葉遊びな問題なのです
続いて、この問題を推薦させて頂きます。
さるぼぼさんの「8<4」(http://sui-hei.net/mondai/show/18504)
もう何書いてもネタバレにしかならないので細かいことは私のMVSコメントを見て頂きたいのですが、牛削りさんの言葉をお借りするならば正に「力技」の問題です。かといって強引さが目立つわけではなく、問題文の表現がかなり際どいところまで洗練されているため、解説の「力技感」が美しくカバーされています。だからこそ問題と解説の落差がとても大きく、解説を見たときにワンテンポ遅れて襲ってきたとてつもない納得感と衝撃は忘れられません。是非皆さんにもあの驚きを体験して頂きたいです。
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日本語の面白さを十二分に使った問題なのです
続きまして、これまた私の最も尊敬する出題者の一人である牛削りさんより「《ロンリの罠・第一講》牛乳ラビリンス」
http://sui-hei.net/mondai/show/19899
このシリーズはオリジナル二作+まぴばゆさんの番外編の三問があるのですが、その中でも特に新鮮な驚きに溢れている第一講を推させて頂きます。ウミガメにおける必須要素である「チャーム」と「納得感」の新しい形を示してくれるこの作品。この問題の核となっている牛乳のトリックは、そのまま出題すると「魅力のない問題」になってしまうであろうものです。しかし、それに「講義」「作中作」というシチュエーションを加えることで、別解潰しとチャームの醸成、それに伴う納得感とエンターテインメント性の底上げを同時に達成し、一気に傑作へと昇華させています。これは作者のウミガメへのこだわりと水平思考力の高さがあってこそ成せる業であり、スープ作りに関わる全ての人間が見習うべきものがあると思います。
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チョット変化球で新機軸な問題文チャームとなっているのです
letitiaさんの「 クールガイカメオ 」
http://sui-hei.net/mondai/show/22641
いやもう、実際にこんな経験したら一生カメオを愛し続けますね。
私がファン心理をテーマにした問題を作りたいと思ったきっかけです。
…ところでこういうズルイ行為、意外とご本人にばれているものらしいですよw
これもまた王道路線の良質なウミガメのスープなのです
ruxyoさんの「ウィル・オ・ウィスプ・ガール」
http://sui-hei.net/mondai/show/11850
問題を読んで頭に浮かぶ光景は皆似たようなものだと思います。
しかしその時点で我々は騙されているのです!
チャームとクルーの配置が絶妙のスープです。
そして感動の解説!ううっ、ネタバレはまずいよね…
最後の一文が大好きです。
固定観念を排除してこそこういう問題は作られるのでしょう
芳香さんの「神様の四割引」
http://sui-hei.net/mondai/show/17007
私のナンバーワンラテシンです。
短い問題文の中にある複数の「なぜ?」を質問によってひとつひとつ明らかにしていく。
そこから紡ぎ出される正解はまさに奇跡と呼ぶにふさわしい物語でした。
そしてなんといってもタイトル、タイトル、タイトル!
MVSにおいてはタイトル=チャームとされているようですが、このタイトルが威力を発揮するのは解説を読んだあとです。
この問題に限ってはタイトル=物語と私は思います。
最後の一文「も」大好きです(笑)
ベール系の良問です
興味深いタイトルは数多く出題される問題から選んで貰うための一つの方法です
被りになりますが。 とかげさんの「男は死んだ」(http://sui-hei.net/mondai/show/13769)。 謎としての完成度、参加者に与える臨場感、真相に含まれる物語、ルールの斬新さ。 数多くの問題を拝見しましたが、登録初期に見て衝撃を受けたこの問題。 未だに上回るものに出会えていません。 最初の頃、MVSで新ジャンルに投票できなかったのが本当に歯痒かった。 新ジャンル投票が出来るようになり、喜び勇んで投票したのを思い出します。 ベストの1問を選ぶなら、やはり私にとってはこれしかありません。
解決への道が開けた時の衝撃がすごかったのです
ギリギリまで受付中です[編集済]
上3さんの「理由は長ければいいというわけでもないから」
http://sui-hei.net/mondai/show/35029
「衝撃部門」に推薦させていただきます。
結局自分のナンバーワンは決められませんでしたが、それでも閉鎖前に一つ推薦しようと思った時に真っ先に思い浮かんだのがこの問題でした。それほど解説を見た時に受けた衝撃が大きかった作品です。
言葉遊びの麒麟児たる上3さんの本領が存分に発揮されています。是非ご自分の目で確かめてみてください。
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自然すぎるトリック(兼クルー?)に脱帽です
ですとんさんの「くろいおもい」
http://sui-hei.net/mondai/show/20697
私が最後にベストオブラテシンを選ぶとしたら、この問題を選びます。
非常にシンプルかつ、密度の高い、シチュエーションパズルの純粋な結晶のような問題だと思います。
以下の五項目を基準として理由を述べたいと思います。
水平思考要素: 特定の効果的なモノの見方、考え方が求められる。
主に、問題文で焦点が当てられている不思議な黒い板ではなく、使っているスプレー缶が重要であるという「着眼点のずらし」
そして、黒い板がそもそも黒いのではなく、廃材が塗られた結果黒くなったという「時間、変化を捉える考え方」が要求されます。
また、後者によって状況の誤認が生じうるため、「前提・既存の論理を疑う力」も必要になる構成です。
新規性: 解法の核たるモノの見方、考え方は、広く知られたものではなく、新しいものである。
ラテシンとして、また、世間的にも既存問題の改変には当たらないでしょう。
確固たる謎: 解法が容易には見つからない問題が提示されている。
黒い板をさらに黒く塗るという状況は普遍的な行為ではないと思われ、謎と言える状況が作りだされていると思います。
解答の唯一性: 問題の謎に対して唯一の、または、最も適切な解法が示されている。
「文化祭も終わりに近づいた」というクルーにより、本解法が最も適切な解法であると言えると思います。
また、このような場面は全国の文化祭で一般的に見られると思われ、また、この主人公の行動も合理性は高いと思われます。
問題文の自然さ: 問題文の表現がフェアであり、正確で自然な表現が用いられている。
「わざわざ」という表現がややミスリーディングな表現ですが、「そのまま捨てられれば楽なのに、使い切らないといけないから面倒だけど仕方なく」という感じを表現しているようにも感じられ、許容できる範囲であると思います。
文化祭が終わるので、片付ける必要がある ということで、「ので」の使い方も問題ないと思います。
これらの要素が、たった一文の問題文、解説文にまとめられている洗練された問題です。
ラテシンが誇る良問の1つだと言えるでしょう。
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私が言う事は何もありません、投稿で全部言われてしまいましたw
kinnsadaさん作
きずなの糸
http://sui-hei.net/mondai/show/23027
100年後、この話が古典落語として語り継がれていたとしても驚かない、そんな作品。
王道の強さです
黒井由紀さん作
救いの水瓶
http://sui-hei.net/mondai/show/13204
寓話か、道徳の教科書の題材か、元ネタがあるそうです。水平思考パズルとして味わっても味わい深い逸品です。教訓話としてのみならず、水平思考パズルとしてもきっと今後も語り継がれる作品。
星新一が書いていてもおかしくないほどの物語がここにはあります
なささん作、【ターミナルテイスト】
http://sui-hei.net/mondai/show/6331
とても日常的な行動から、急転直下でおこる危機。インパクトと納得感に満ちあふれた万人が惹きつけられる問題です。
とかげさん作、【何の変哲もない小説】
http://sui-hei.net/mondai/show/15428
ありえなさそうな状況なのに、これしかないという見事な解説に唸らされる。解くにあたってネックに感じる部分が見方を変えると鍵になる、これぞ水平思考のための問題です。
個人的な話ですが、僕が水平思考パズルというものの存在を初めて知ったきっかけとなる問題がいくつかあり、その中でも特にウミガメのスープの楽しさ、面白さを教えてくれ、ラテシンに興味を持ったきっかけとなったのがこの2作品でした。そしてラテシンに登録して様々な問題に参加しウミガメのスープについての知識がつくに連れ、この2作の完成度の高さ、問題としての魅力を改めて思い知ることになりました。
ラテシンユーザーになるきっかけであり、自分の中で理想の問題としてあり続けた作品に感謝と尊敬を込めて。
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ターミナルテイストは、解説の力づくな納得感がある事を教えてくれる、
何の変哲もない小説は、アニメのイベントでも使われた
https://twitter.com/imotosae_anime/status/919138234088685568
共にラテシンを代表する作品です
アアアさんの「他人のお茶うめぇ」
http://sui-hei.net/mondai/show/20532
何度も書いていますが、「なるほど」より先に「すごい!」という言葉が出てしまう盲点オブザ盲点の問題。
絶対に体験しているはずなのになぜ気が付かなかったのかと、解説を読んで何度も膝を打ってしまいます。膝が壊れます。
こういう日常を切り取った問題は誰でも共感できるので納得感が高まります。
が、日常なだけに切り取り方が難しいのです。
のりっこ。さんの「【あたたまろう】」
http://sui-hei.net/mvs/show/12570
(新ジャンル部門、衝撃部門)
「ウミガメのスープでないこと」に意味を持たせた斬新な問題です。
アイデアを真似しようと思えばいくらでもできるのでしょうが、
この問題を超える衝撃を与えるのは至難の業です。
このトリックを最大限に引き出すワードである「つめた~い」
を発見したことが偉大です。
トリックスターなのりっこ。さんらしい問題なのです
ruxyoさんの「テロリスト思考誘導」
http://sui-hei.net/mondai/show/23604
ラテシンオブザイヤーでも書きましたが、自分が最もワクワクした問題であり、ラテシンにのめり込んだきっかけだと思われる作品です。
絶妙なゲームバランスと設定の妙が光ります。
この作品を見なければ、自分は亀夫問題を何度も作ろうとはしなかったでしょう。みんなと楽しむ企画を作る、その一点で言えば、もはやプロのお仕事です。
きっと歯がゆさがテーマの問題です
上杉@管理人さんの「ウミガメのスープ」
http://sui-hei.net/mondai/show/1
(原点にして頂点部門、「ウミガメのスープ」部門、カニバリ部門、オマージュ元部門、上杉さん7年間本当にお疲れ様でした部門、キャー上杉さん素敵ーカッコイイー!!部門)
この問題に、もはや言葉はいらないでしょう。いつだって、この問題が一番です!ラテシン最高!
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だよねー 温故知新
2016年以降もすばらしい出題者さん、すばらしい問題がありましたが……残念ながら、詳しく語る時間が足りません。2016年はSoMRさん、azさん、入れ子さん、すいまさん、質問もすごい完璧超人QQSさんなどが記憶に残ります。
そして2017年。やはり強く印象に残るのは、年の中盤から名作をつるべうちにされた、上3さん、立派なうさぎさん、白露もみじさん、とむわんさん……
ラテシン閉鎖の報を受けてのショックも、みなさんが次々に発表される問題へのワクワク感で癒されました。ありがとうございました。
では、上でそのもみじさんがすでに挙げられていますが、
上3さんの「理由は長ければいいというわけでもないから」 http://sui-hei.net/mondai/show/35029
を私も推薦します。
このトリックとさりげない表現。サイト最終盤にMVS20の扉部門の上位に食い込む偉業を見せたのも納得の名作です。
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この問題は人気ですね オブザイヤーがあれば受賞してことでしょう
のりっこ。さんの「【遅効性の毒】」http://sui-hei.net/mondai/show/11741
ウミガメのスープは、出来事の中の一部を切り取って、それを不思議な状況に見せかけ、補完させ、実は不思議でもなんでもなかったんだと納得させる遊びだといえるでしょう。
切り取る場面はだから、「そこを切り取ることで不思議に見えるか」ということが第一条件です。この不思議さと、情報を補完したと木の当たり前さとのギャップが面白さを生み出すんです。
さてラテシンにおいては、解説に物語を書くことができます。物語には色んな意味合いがありえます。
登場人物の特殊な心情の補足だったり、解き明かしてくれた人へのご褒美だったり。
問題文に切り出された状況は、そうやって書かれた物語の中にぽこんとはまるというわけです。
通常は、問題文でどこを切り出すかということと、解説の物語をどれだけ感動的に仕上げるかということとは、通常は分離して考えられます。前者にこだわる人はチャームやトリックを重視する人で、後者は物語派と呼ばれたりもします。
いよいよ当問題についてですが、「【遅効性の毒】」は、"出来事の中のどこを切り出せば一番不思議に見えるか"ということと、"その一部がはまり込むことで物語として一番感動的になるのはどの一部か"ということとが完全に一致しているんです。
だから参加者は、ウミガメのスープを解き明かす知的スリルと同時に、深い物語を味わう感動も得られるというわけです。
こんな問題はなかなかありません。あったとしても、謎と感動とがここまで高みで一致している例は稀でしょう。
この素晴らしい問題を僕のベストオブラテシンに推薦させていただきます。
[編集済]
ウミガメのスープは状況の切り取り方にセンスが出るのでしょう
ご投稿ありがとうございました。
私のナンバーワンは↓に推薦文とともに載せさせていただきました。
https://matome.naver.jp/odai/2150926559747302601
が、本当のあなたにとってのベストは次のに出される問題かもしれませんよw
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。