ある小学校の授業中。
挙手制で問題に答える形式に対して、生徒のカメオは
『答えたいから手をあげない』のだという。
どういう事?
17年08月26日 05:37
【ウミガメのスープ】【批評OK】
[とむわん]
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カメオはテストも常に満点を出すお利口さん。
授業にも積極的に手をあげ参加していたのだが…
「この問題わかる人ー」「「はい」」「お、珍しいね。じゃぁカメコさん」
「次、わかる人ー」「「はい」」「お、わかったか。じゃぁウミオくん」
(ん…?全然当ててもらえない…)
そう。答えがわかり常に手をあげているカメオより、
普段あまり手をあげない生徒の方が目立ち、
先生に当てられやすい事に気付いたのである。
(ちぇー、つまんない。俺も手あげるのほどほどにしよう)
こうしてカメオは手をあげるタイミングをはかるようになった。
■先生は挙手率の低い生徒が挙手をすると
そちらを優先して当てる傾向がある為、
常に手をあげるせいでなかなか注目されないカメオは
問題に答えたい=当ててもらいたいが故に
意図的に挙手率を下げた。
総合点:2票 納得感:2票
納得感部門甘木【
投票一覧】
「自分がその立場なら自然と思いつくかもしれない、けれども問題にすると不可思議な状況。問題を作る際の一つの視点を上手くあらわしています。」
2017年09月04日12時
納得感部門ゴトーレーベル【
投票一覧】
「実にありそう。明瞭な論理性と状況の切り取りが見事です。」
2017年09月02日21時