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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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異次元ヨーグルト(問題ページ




撥水性のある素材を採用したラテヨーグルトのフタには、ヨーグルトがつかなくなった。
初めてラテヨーグルトを買ったカメオは、ヨーグルトのついていないフタを見て喜んだ。

一方、パラレルワールドのカメオ(カメオB)も、初めてラテヨーグルトを買い、
ヨーグルトのついていないフタを見て喜んだのだが、カメオBの喜びの方が大きかった。

一体なぜ?
16年09月17日 19:39
【ウミガメのスープ】 [みん]



解説を見る
。⚪︎°。

【二つの世界の違い】

・前者の世界…ラテヨーグルトのフタは、撥水性のある素材だった
(フタにヨーグルトがついていなかった

・パラレルワールドの世界…ラテヨーグルトのフタは、撥水性のある素材ではなかった
(フタにヨーグルトがついていた

その他は全く同じ条件だった。


ラテヨーグルトのフタには、当たりくじがプリントされており、
カメオとカメオBは、フタの「当たり」を見て喜んだ。

当たりだと、ラテヨーグルトがもう1パックもらえるが、
カメオとカメオBは、ラテヨーグルトを食べるのは初めてである。

カメオの場合、開けた瞬間当たりが見えたので、まだ味を知らない。

カメオBは、フタのヨーグルトを舐めてから、当たりを知った
ラテヨーグルトの味はめちゃくちゃおいしかった。

よって、味のわからないヨーグルトが当たったカメオより、
おいしいと知っているヨーグルトが当たったカメオBの方が、
喜びは大きかったのである。










【要点】
・カメオとカメオBは、フタについた「当たり」を見て喜んだ。
・パラレルワールドのヨーグルトのフタにはヨーグルトがついており、
カメオBは、フタのヨーグルトを舐めとった
味のわからないヨーグルトが当たった瞬間のカメオより、おいしいと
知っているヨーグルトが当たった瞬間のカメオBの方が喜びが大きかった。
総合点:1票  斬新さ:1票  


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斬新さ部門SoMR
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「人工的感が強いこの問題。パラレルワールドの存在の背景・何でそんなものを考えるのか等々は全て無視して、歯車であるトリック部分を提供するためだけにこの設定を持ち出している。定石としては二つのパターンをカメオに経験させる自然な状況を持ってくるのだろうが、そうはせずにこの形式にしたのはトリックとの相性を考えた素晴らしい選択だったと思う。そこら辺の空気感が似ているものとして、参考:http://sui-hei.net/mondai/show/20806, http://sui-hei.net/mondai/show/26536 などなど。こういう感じのも面白い。 」
2017年05月16日02時

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