写真を撮りたくなるテーマパーク（問題ページ）

ラテシンテーマパークの周辺にはいろんな施設があり、ラテシンテーマパークの駐車場はこれらの施設に向かうためにちょうど良い場所にあった。そのため、ラテシンテーマパークの利用客以外の駐車が多く、いつも満車でテーマパーク利用者が利用しにくい状況にあった。
ラテシンテーマパーク側も駐車場を有料にしたり、入場チケットを駐車無料券代わりにしたりと工夫したものの、周辺の駐車場が有料なので有料にした意味はほとんど無く、入場チケットは失くしたり余ったチケットを他の人に譲渡したりする人が多くトラブルの元になっていた。

そこで、ラテシンテーマパークは駐車場の料金を１５００円と高額にする代わりに、テーマパーク内での記念写真を駐車無料券代わりにしたのだ。これならせっかく買った記念写真を失くす人は少ないだろうし、本人確認も容易にできる（ついでに日付も入っているため今日撮られたものかもわかる）。
その分入場料を少しさげたので手ごろな入場料になった。

公共交通機関がほとんどないため、車で遠方から来た人はほぼ１００％買うことになる。

さっそくラテシンテーマパークの入口で撮影を呼びかけて撮影し、出口に出来た記念写真を販売するコーナーを設けることにした。出口で引き渡すことで、園内で落としたり失くしたりすることを防ぐ役割もある。

この工夫のおかげで、ラテシンテーマパークの駐車場は、ラテシンテーマパーク利用者以外に利用しなくなったという。


要約：駐車場を高額に設定し、記念写真を駐車無料券代わりにすることで、ラテシンテーマパーク利用者以外の駐車場利用者を失くす工夫をしていたため

※現在でもゲームセンターでは、駐車場の料金を高めにしておき、ゲームセンター内で駐車券を発行することでゲームセンター利用者以外の駐車場利用者を減らす工夫をしているところがあります。商店街でも利用者に３０分無料駐車券などを発行しているところはありますよね。