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少女は願っていた。
舞踏会に行きたいと。
王子様と一緒に踊りたいと。
そんな私のもとへ魔法使いさんが現れてくれた。
魔法使いさんは優しく微笑むと
豪華で立派なかぼちゃの馬車と綺麗な柔らかいドレスと美しいガラスの靴をくれた。
「さぁ舞踏会に行くのです」ノシ
ありがとう魔法使いさん。
でもね
私は途中で帰ってきた
一体どうしてでしょうか?
13年04月15日 22:02
【ウミガメのスープ】【批評OK】
[天童 魔子]
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かぼちゃの馬車を開けると中には人がギュウギュウ詰めになっていた。
天童魔子「みんなもっと詰めるのです。ほら早く乗り込むのです。」
狭い馬車の中無理やり押し込められてしまった。
く、苦しい。かぼちゃの馬車はゴツゴツ揺れる。
中は阿鼻叫喚さながら地獄だった。
少女「だ、出して~ここから出して~」
天童魔子「文句ばっかうるさいのです。静かにしないとハツカネズミに変えてやるのです」
少女B「王子様と一緒に踊りたいな~」
天童魔子「むむっ電波キャッチ。行き先変更なのです。」
馬車は乱暴にぐるりとUターンすると民家へ加速した。
天童魔子「私に任せるのです。」
魔法使いさんが手を振ると私に着せてあった服が消え
外にいる少女の喜ぶ声が聞こえた。
そしてふたたび扉が開かれた。
人拐い「さぁみんな。もっと詰めて詰めて。後ろから押すのです。早く乗り込むのです。」
少女「無茶言わないで。今だって重量オーバーじゃない。その子は無理よ」
天童魔子「一人だけ仲間はずれはダメです。
それともなんですか。自分だけは良いと?自分だけは特別だと?
ナッシング!!みんな連れて行くのです。」
少女「あと何人いるのよ?」
天童魔子「あと・・・七千人、じゃなかった
七億人です」
少女「不可能よ」
天童魔子「お嬢ちゃんよく覚えておくのです。
#big5#『魔法使いに不可能なんてないんだぜ』#big5#
サンタクロースだってソリ一つで世界を一日で回るのです。
サンタに出来て私に出来ないわけがないのですよwww」
少女「もういい。王子も舞踏会も。願い取り消します。」
私は慌てて外に出た。
これ以上あの中にいるのは耐えられない
何人かはぐったりしていたり抜け出したくても苦痛にまみれて聞こえなかったり・・・
天童魔子「おっ!一人分空いたのです。それっ入れなのです。」
彼女らの悲鳴や痛みを無視して魔法使いさんは少女Bをねじ込んだ
天童魔子「むっ南西7Kmに電波キャッチ。それゆくのです」
魔法使いさんは私を残し去ってしまった。
ってここは一体どこなの~
総合点:6票 納得感:1票 トリック:2票 物語:1票 斬新さ:2票
納得感部門からす山【
投票一覧】
「圧倒的にありえない展開……のようでいて、けど、現実にやろうとしたら確かにこうなりかねない、という納得感も感じてしまいます。」
2017年09月28日22時
トリック部門からす山【
投票一覧】
「反則的なまでのトリックです。ぜひご一読を。」
2017年09月28日22時
物語部門からす山【
投票一覧】
「現実的でない?細かいことはいいんです。気が付くと魔子さんワールドにハマりこんでいる、それでいいのです。シンデレラからこんな物語を作れるのは魔子さんだけでしょうw(圧倒的な「その他」の何かがあります、その他にも入れようかと思ってしまうほどにw)」
2019年01月23日19時
斬新さ部門からす山【
投票一覧】
「出題者さん本人が投票してしまうぐらいの斬新さを、確かに感じます。こんなシンデレラのオマージュを誰が考えるというのでしょう。」
2017年09月28日22時
斬新さ部門天童 魔子【
投票一覧】
「自分のお気に入りなのです」
2014年11月28日16時