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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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幻想特区の無能探偵(問題ページ

非現実注意

※※※※※※※※※※※※※※※
※この問題は、【ルールはともかく、その舞台設定に 独自創作・非現実 を含みます】
※お嫌いな方はブラウザバックをおすすめいたします。
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妖怪や都市伝説、超能力者たちが幻想能力者として集められ通っている全寮制の高校 幻想学園
そんな学校に、唯一【ただの人間】として通っている俺・カメオは、
どうやったら【ただの】人間でなくなることが出来るかを常に考えていた。

そんなある日、寝過ごして一人遅れて男子寮を出たところで、この特区で有名な探偵が女子寮の寮母と話し込んでいるのを見かけた。

探偵といえば・・歩く死神!行く先々で不幸が起きるという、まさに都市伝説じゃないか!!

こう考えた俺は思わず探偵に「弟子にしてください!」そう頼み込んだのだった。

・・・

何の脈絡もない懇願だ。当然断られるだろうという予想は意外にも裏切られた。

「なるほど。じゃあ少年、君が『私とは別の方法で真相にたどり着ける』という推理力を示してくれたら、助手にしてあげようじゃないか。

実はね、女子寮で生徒の田中花子さんのバラバラ死体が発見されたんだ。
私はもう真相はわかっているんだけど・・

その1.この事件の真相はどういうものか?

あと、もう一つはおまけだけど

その2.この少女の無念を晴らすには、私(探偵)はどうすればよいか?

この二つを推理してもらおうかな♪

事件に関わっているのは彼女の仲良しグループの子たちだけだ。
彼女らに聞き込みをしてきみの推理を組み立ててほしい。
あ、ただし!花子が死んでいるということはまだ公表していないのでそこはオフレコにしておいてくれたまえ。

な~に、物証とかは必要ないよ。
【こういった事件だったんじゃないかな】というきみの考えが私の知る真相とあっていれば合格だ。

あ、それと・・」


「わかりました!約束ですからね!!えーと・・花子の仲良しグループというと・・」

こうして、俺・カメオの探偵になるための挑戦が始まったのであった。

※※※※る~る
※カメオ型式の問題ですが、カメオに対するアドバイスと言うよりは、質問者自身がカメオ役 という形で質問を頂く形を想定しております。
例)
質問:姫さんに質問、花子さんを最後に見たのはいつですか?

回答:姫「昨日の学校終わり、一緒に帰宅したときです」
など

それと、舞台設定や妖怪たちのこの問題内での設定の質問&回答(いわゆる参加者視点でのメタ質問&回答)も可能です(と言うか推奨)。

例)
質問:幻想特区ってなんなのさ?

回答:R「ある時から急に現れだした、妖怪・都市伝説のような存在のために日本政府が作った自治区のようなものです。
見つけられた妖怪や能力が発現した人間 などが送り込まれ、生活しています。
まあ要するに、ファンタジーな住人が住む町 みたいなゆる~い設定です。
能力を使う事自体は問題になりませんが、他人に害が発生した場合は罰せられます。」

17年05月05日 22:13
【亀夫君問題】【批評OK】 [Ratter]



解説を見る
ー、おおむね正解だね♪

そういって、女探偵が話し始めた真相は以下の様なものだった。

犬と霊の会話を盗み聞きしてしまった花子。「生身の女」では恋が実らないと考えて、天使に相談した結果・・
自分も霊になればいいんだ!と考えたんだそうな(ナンデソウナル・・)

で、浴室で風呂に入っている間手首を掻っ切ったと。
(翌日来ていく制服が血で汚れるとまずい・・とおもったんだと・・)

まあそれはともかく。告白できなかったことが未練??になったのか、幽霊として化けて出ることはでき・・
いつもの通り、マッパのまま寝ることにしたんだそうな。(幽霊も寝るのか・・)

その夜中。『エンジェルさんの恋の助言で、自殺した女生徒』なんかが出たら、
特区の規則に抵触する可能性に思い至った天使が花子のもとを訪れるも時すでに遅し。
花子の提案で、
「バラバラにして手首の傷をごまかしちゃおう。あした、通りすがりのジェイソンに襲われた とでも言っておくよ!」
と丸め込まれ、死体をバラバラにするお手伝い実行。

そして朝。。
マッパから制服に着替えようとして、「普通の物理的な服」を着ることができないことに気づき、自分の部屋から出ることもできず・・
今に至る。


。。。
探偵「・・というわけだよ」

はあ・・なんというかアホらしい・・
カメオ「でも、本人は「通りすがりのジェイソンに襲われた」と言うつもりだったんでしょう?なんでわかったんです?」

探偵「裸のままじゃ何かと困るだろうからね。その対処法と真相を取引したんだよ♪
で、どうしたら良いと思う?あ、少年としたらこのままマッパ幽霊の同級生が誕生するほうがお好みかな?

どうしたら・・って
そうだな・・そういえば、霊さんがいうに『死体を埋葬した際の服装』でも出てこれるんだっけ・・?

カメオ「バラバラ死体の方に制服着せて埋葬する・・ とか?」

探偵「んーエクセレント!」

・・・

こうして、俺・カメオは幻想特区の無能探偵(助手)になることができたのであった。
さあ!都市伝説目指してがんばるぞー!!


後日談:
晴れて幽霊となって霊さんに告白した花子さんだったが
「拙者・・実は生前は森蘭丸という名でして。今も信長様ラブでござるゆえ・・その・・ごめんなさい」
ということでものの見事に振られたのだそうな。

あ、そうそう 事件そのものは 超能力者が幽霊にクラスチェンジしただけ ということで大事にしないように収められましたとさ。
総合点:1票  亀夫君部門1票  


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亀夫君部門ゴトーレーベル
投票一覧
「バラバラな種族それぞれに入念な設定が練られており、すべてに必然性があります。最後にそれら設定が一つの糸に繋がり、論理的なファンタジーミステリを形作っています。ぜひゆっくりと質疑応答を追ってほしい。それだけでも楽しいです。」
2017年05月06日02時

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