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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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鍋パーティでもしましょうか?三次会「リニューアル」(問題ページ

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問題文:
こんや12時、昨日と同じあの場所で、新しくなる前の亀夫くんが歓喜した。
なぜだろう。
16年08月04日 13:26
【ウミガメのスープ】 [まっしろ]



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TVドラマ化もされたほどの超有名作品、『ラテシン~ウミガメとパズル~』が映画化されることとなった。

その作品の主役である、探偵『水田亀夫』通称亀夫くん役を務めたのは、新人男優の「大西ウミオ」。
しかし、彼はかつてのドラマシリーズで亀夫くんを演じた人物とは別の俳優だ。なぜ急にキャストを変更したのだろうか。

その理由は、元々亀夫くんを演じていたベテラン俳優、「亀田平治」がガンを告白し俳優活動を休止。回復を待っていれば公開予定には100%間に合わないという状態だったからである。しかし世間では、
「あんな若造に渋い男の雰囲気を出す亀夫くんが演じられるのか」
「風潮に乗っかっているだけではないか、もっと他にいたはずだ」
などと、若きウミオは激しく批判を浴びた。

これをよく思わなかったのが元亀雄くん、「亀田平治」であった。彼は何度も病院からウミオに連絡を取り、演技のアドバイスや激励の電話をし続けた。

公開一週間前になっても、批判コメントは溢れんばかり書き込まれ続けていた。
大西は亀田に、撮影がすべて終わったあとにこう語った。
「全力を出しきりました。自信はあります
と。

亀田(ラテシンを愛する皆さんよ、どうか新しくなった亀夫くんを見届けてやってくれ……。)

そして、ついに公開日がやって来た。
ところが亀田は、昨晩様態が急変、緊急で様々な処置が行われた。

そんな彼が、元の病室に戻り、しっかりと意識を取り戻したのは、午前12時。
亀田は、「映画は、ラテシンはどうなった……!?」
と妻にしつこく聞いた。

「もうっ……。心配したこちらの身も知らずに……。
 でも、それがあなたのいいところです。

 ……よかったですね、大好評ですって!
 彼、大西さんはやってくれましたよ……!」

亀田は目に涙を浮かべ、
「そ、そうか……!やったか!『新しい亀夫くん』は!」
と叫んだ。

元亀夫くんは、世代の交代、その成功を噛み締めた。
総合点:1票  物語:1票  


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物語部門エリム
投票一覧
「適当に繋げた言葉による問題文から、こんな味のある物語が出来るとは・・・。特に「新しい」の解釈の仕方が絶妙です」
2016年08月05日00時

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