根元が白かったのでヒラカタはカメオに対して怒った
なぜ?
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ここはカメオの通う小学校。
今日は月に一度の読書の時間のある日だ。
みんな思い思いに自分の世界に入り込んでいるようだ。
ヒラカタ先生は歩きながらみんなの様子などを見ている。
(みんな面白そうな本を読んでいるなあ)
ヒラカタが教室を一周するとヒラカタはある違和感を覚えた。
ヒラカタはその正体を解明すべく、もう一度教室を周ることを決めた。
カメオの横を通り過ぎようとしたとき、ヒラカタはまた同じ感覚に襲われた。
そこでヒラカタはペースを上げ、また教室を周ることにした。今度はカメオに注意しながら。
三度カメオとすれ違う、ヒラカタは気付いた。そしてカメオに声をかけた。
「カメオ君、面白い本をよんでいるね。『引っ越し屋さんの夏休み』かあ、どんな話なんだい?」
「はい先生、引っ越し屋さんで働いている男の子が旅行先でのトラブルに慌てるんですよ。ドタバタコメディーらしいです。」
危ない危ないこの本は読んだことあるからうまく答えられた
「そうなんだ、カメオ君ちょっと本をそこに置いてくれるかい?」
「はい、…わかりました。」
「あ、ちょっとカメコさん本を貸してくれるかい。うんありがとう。」
「カメコさんから借りたこの本とカメオ君の本を重ねる。」
「???(どういうことだ)」
「カメオ君にも見えるようにしないとね。ほらこれでどう?」
!!!
「カメオ君、終わったらすぐに職員室に来なさい。」
「・・・わかりました。」
読書の時間にカメオが漫画を読んでいたから
漫画だと本の端まで絵が入るので横から見ると普通の本のように真っ白ではない
根元までは見にくいので余白がある
それで根元が白く見えてしまうのだ
総合点:1票 伏線・洗練さ:1票
伏線・洗練さ部門エリム【
投票一覧】
「日常の観察からも問題は生まれることがわかる1問です。身の回りの物をじっくり観察してみたくなる1問」
2016年07月18日12時