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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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項目についての説明はラテシンwiki

連続殺人鬼XXXからの挑戦(問題ページ

#span class='text_big3'>ラテシンの住人の皆さん、突然だが力を貸してほしい。
君たちの力が必要なのには、理由がある。少し長くなるが、是非最後まで事情を聴いてほしい。
私は警察の人間であり、我々の街で起こった連続殺人事件を追っている。しかし、力及ばず既に3人殺されてしまっている。
XXXと名乗る犯人は快楽殺人鬼で、我々警察との「ゲーム」を楽しんでいるような気の狂ったヤツだ。だがヤツの言葉によると、殺人現場には必ず次の犠牲者のヒントを残しているらしい。我々も勿論必死に捜査しているが、情けないことに次に狙われる人物の手がかりはつかめていない。ここからが本題だ、悩む我々をあざ笑うかのように、ヤツは言ったのだ。
『今回のショウは、”ラテシン”ってサイトで遊んでる時に閃いたんだ。新形式の問題でね、「クイズ 英語を分けよう!」ってやつだ。僕も分け方を一つ考えてみたんだ』

XXXによる英語の分け方は以下の通りだ。
1 (C D I L M V X)
2 (A B E F G H J K N O P Q R S T U W Y Z)

彼は続けてこうも言った。
『ま、簡単に言えば僕にとって重要な字(1)とそうでない字(2)だ』


我々はこれこそ最も重要な手がかりだと認識している。同時に、ラテシンで生まれた謎を解けるのは、ラテシンの住民である君たちしかいないと考え、ここに書き込んでいる。
そして…今まさに我々警察への挑戦と称して、XXXと無線が繋がっている。何をどうやっているのか、逆探知はできないのだが。
ヤツからのメッセージを伝えよう。
『親愛なるラテシンの皆さんへ。君たちの類い稀なる水平思考を用いれば、きっとアルファベットの分類法に気づき、四人目の被害者へのヒントを掴むことができるだろう。そしてその暁には、僕はもう誰も殺さないでいてあげる。僕はただ、面白いゲームがしたいだけだからね
15年11月29日 21:58
【亀夫君問題】【批評OK】 [letitia]



解説を見る
XXXによる分類方法は、「ローマ数字に使われるか否か」である。
I V Xを利用した時計の文字盤は、日本人であっても馴染みがあるはずだ。
順に、I=1 V=5 X=10 L=50 C=100 D=500 M=1000を表す。
第一〜第三の全ての被害者には、イニシャル2文字が同一のものである、というミッシングリンクがある。順にI・I、L・L、D・D、これらは全てグループ1に含まれるローマ数字であり、即ち数字を表すのだ。
第一の被害者イニシャルI・I、これは始まりのファースト。彼女の体に刻まれていた焼印は、バツ印ではなくX(=10)、Xが5つで合計50であり、50はローマ数字でL。これが第二の被害者イニシャルL・Lを暗示している。
第二の被害者の体には、十本の縦線が刻まれていた。単純に考えればこれはI(アイ)である。
しかし、第三の被害者の場合を考えてみると、彼女に刻まれていた文字Pはローマ数字に存在しない。彼女が逆さ吊りにされていたことから、これは本来dと読み取るべきものだったのだ。しかし、なぜ小文字だったのか?それは暗示に使われた被害者が子供であることからの連想だと推測できる。
このことから、第二の被害者に刻まれた暗示は、小文字のL(=50)である。十本あったことから、合計は500、第三の被害者イニシャルD・Dを暗示している。
以上から、第三の被害者に残されたヒントは、D(=500)が二つの合計で、1000=M、即ち次に狙われるのはイニシャルM・Mの人物なのだ。

FA条件
・次の被害者はイニシャルM・Mの人物であると疑いなく明らかにする。
裏FA条件
・FAから10分以内に、犯人はイニシャルC・Cの人物であると推測する。

ルート「警察のお手柄」
ここまでローマ数字に拘った犯人の名乗る名前がXXX…これが単なるUnknownの表現ではないことは自明である。X=10が三つで30?しかし30に当てはまるローマ字はない。真ん中のXは実はXではなく×、乗算のマークであった。10×10=100(=C)、即ちイニシャルC・Cの人間を表している。この結論にたどり着いた警察により、事件の起こった地域に住むイニシャルC・Cの人物のうち、第一から第三全ての事件においてアリバイのなかった、27歳の市役所職員リチャード=カペルが逮捕され、死刑判決を受けている。
総合点:1票  亀夫君部門1票  


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亀夫君部門えねこー☆
投票一覧
「いろんな言葉遊びが入った、探偵系のカメオのなかでも楽しい謎解きに仕上がっていると思いました。お見事!」
2015年11月30日07時

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