拝啓　１５の君へ（問題ページ）

「カメオ君の出した手紙、料金不足だよ」
配達員はそう言って、一通の手紙をカメオに手渡した。

それを見るや否や、カメオは迷わずに通報した。

配達員は理由を聞いた。

それによると、実はこれ、カメオが出したものではなく、
ドケチで有名なウミスケが出したものだというのだ。

ウミスケは、差出人をカメオにし、わざと切手を貼らなかった。
二人は同じ市内だったので、そうすることで、料金不足で差出人であるカメオのもとに届き、ただで手紙を出せると考えたのだった。


当然犯罪なのでカメオはすぐに通報した。