カッとなってやった。後悔はしていない。(問題ページ)
その日、私は衝動的に息子を殺した。
なぜ?
15年06月16日 20:07
【ウミガメのスープ】
[トマト屋]
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その日、電話が鳴った。
『もしもし、こちら〇〇商会と申しますが、カメオ様はいらっしゃいますか?』
またか、と私は内心いら立ちを隠せなかった。
どこからか名簿が流出でもしたのか、息子が成人すると同時に奇妙な勧誘の電話が毎日かかってくるようになったのだ。今日だけでも3回目だ。
・・・私の我慢も限界だった。
『あの、もしもし?』
「息子は死にました。もうかけてこないでください!」
そう言って電話を切った。
息子よ、勝手に殺した母を許してね。
総合点:7票 チャーム:3票 納得感:3票 トリック:1票
チャーム部門からす山【
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「端的な殺害告白。真相が気になります。凄いチャーム。」
2017年09月29日21時
チャーム部門かもめの水平さん【
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「衝動的に息子を殺す。サスペンスの匂いさえ感じるこの1文。解説を読んだ時にハッとする筈です」
2016年06月08日18時
チャーム部門ルイロペ象【
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「サブタイトルで「毎度の実話シリーズ」と言いながら「息子を殺した」という非日常な問題文のギャップがとても魅力的でした。」
2015年09月28日08時
納得感部門からす山【
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「確かに衝動的に、カッとなって殺しています。けど、致し方のないことだったのです。納得です。私は許されるべきです。」
2017年09月29日21時
納得感部門bears【
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「短くてシンプルな問題文ながら、とても納得のいく解説です。」
2015年06月27日15時
納得感部門とかげ【
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「えっ。衝動的に息子を殺した!? 色々な状況が考えられる短い問題文ですが、この解説はきっと共感できるはず。シンプルに良い問題でした。」
2015年06月17日00時
トリック部門ロゴス=バイアス【
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「無数の別解が考えられるこの一文。その中でも一際機知に富み、納得させるこの解説は他のどの解説をも凌駕する。大胆かつユーモラスな解説に少しホッとする気持ちもあります。」
2017年05月04日22時