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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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Umigamail!(問題ページ

Umigamail!
ウミガメってすごいんですぅ。
ウミガメのおかげで嫌いだったあの人と結婚しましたー( ´ ▽ ` )ノ

どんな状況?
10年10月06日 20:15
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



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You've got umigamail!

エリーは花家を経営している23歳の女性。
トムは不動産会社の社長30歳の男性。
トムはエリーの土地を狙っており、エリーはトムのことが嫌いだ。
二人は顔を合わせる度に喧嘩していた。

ところで二人は共通の趣味がある。
潮風香る海沿いのカフェで毎日一人コーヒーを飲むことだ。
エリーは朝の散歩の途中に、トムは会社帰りに立ち寄る。
二人は同じ席を指定席にしており、その事をお互い知らない。

そのカフェにはマスターや客同士の交流をはかるため、席に一つずつメモ帳が置いてある。
ある日トムは気まぐれに「手紙」というタイトルの問題を書き込んでいく。
翌朝エリーはその問題を目にし、また彼女も気まぐれにyes,no形式の質問を書き込んでいく。
トムもまたその質問に答える。
そのやりとりが一週間続き、彼女がその問題を解き明かした。
彼女はその解説にとても感動し、その問題を作った誰かも分からない人間に興味を持った。
またトムもくだらない遊びに最後まで付き合ってくれた誰かも分からない相手に興味を持つ。
その後も会話のない、ただ問題を出しあうだけの交流が続いていく。

だが、ある日エリーからの質問が途絶える。
花家の経営がうまくいかなくなり、カフェにくる余裕が無くなったのだ。
トムは相手からの質問が来なくなり、とても寂しくなった。
マスターに、私以外で毎日ここに座っている方がいるはずだが最近来ないのかい?と聞く。
マスターは、エリーさんのことかい?彼女最近店の方が危ないらしくてね。その辺はあんたの方が知ってるはずじゃないのかい?と言った。
トムは驚いた。いつもいがみ合っているエリーとの遊びを楽しみにしていたなんて。
トムはエリーが愛しくなった。

その日からトムはエリーを色々助けてあげた。
経営のコツであったり、悩みを聞いてあげたり、ほんの少しだが金銭的な援助もした。
エリーは何故いきなり彼がこんなに優しくなったのか戸惑った。
何か裏があるのかとも思った。
しかし彼の心からの優しさに気づき始め、彼女もまた彼に惹かれ始める。

そして花屋も経営が安定し始め、エリーは久々にカフェに行くと、メモにこんなことが書いてあった。
君に会いたい。
エリーは迷った。トムに惹かれ始めている今でも、このメモの人には特別な感情がある。
取り合えず会ってみよう。女の子かもしれないし。
エリーは会う事を決め、メモ帳の交流で日時と場所も決めた。

その後は珍しくトムが花束を買ったことに不安を感じた以外のことは起こらず、予定の日となった。
大きく息を吸い込む。どんな人が待っているのだろう。
エリーはドキドキしながら、予定の場所についた。
そこには、

トムが立っていた。
エリーの店で買った花束を持って。
エリーは言った。
「貴方でよかった……」
大粒の涙を流しながら、トムを抱きしめた。


そして今では私がおばあさん。トムにあげるのは勿論ヴェルタースオリジナル。何故なら彼もまた特別な存在だからです。
という訳でyou've got mail 改変でした。

全然関係ないけどumigamail って海が見えるって聞こえるよね。
カフェの場所とかけてなんかないんだからね(*^^*)
総合点:1票  物語:1票  


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物語部門天童 魔子
投票一覧
「まるで小説なようなストーリーなのです」
2017年03月19日10時

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