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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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ちょっとしたイタズラ(問題ページ

メオは同棲中のカメコにちょっとしたイタズラを仕掛けた。
その日の夕食後、カメオはカメコに泣きながらプロポーズした。

なにがあったのでしょう?
15年02月21日 22:47
【ウミガメのスープ】 [朝餉]



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日美味しい料理を作ってくれる同棲中のカメコに、カメオはちょっとしたイタズラを仕掛けた。
家には2つの同じ種類の容器があり、塩と砂糖と書かれたラベルが貼られている。
カメオはそのラベルと位置を入れ替えてみた。
もちろん料理中の味見で気づかれるだろう。
ところがカメコからはなんの反応もなく、食卓にはいつも通り夕食が並べられた。

味見を忘れたのだと合点したカメオは、先に塩分過多の煮物に箸をつけ、ちょっと甘いかなと言ってみた。
その言葉を受け、口に煮物を運んだカメコが顔をしかめるのを期待したが、
カメコは一言、ほんとだ、ごめんねと悲しげに微笑み謝るだけだった。

慌ててカメオが問い詰めると、カメコは過去の病気で味覚障害を患っていて、ほとんど味が分からないと告白した。
食事を楽しむカメオの負担になるのが怖かったから黙っていたらしい。
カメオの好みの味付けができるのも、美味しいと言ってもらえた料理の調味料の量を毎日正確にメモを取っていたからだそうだ。
それがどれだけ大変な日々だったのか、カメオには想像もつかなかった。

こんな大事なことを黙っていてごめんなさいと嗚咽混じりに謝るカメコに、
カメオもまた涙ながらに一言伝えた。
結婚しようと。
総合点:2票  物語:2票  


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物語部門エリム
投票一覧
「何気ないことがきっかけで明らかになる事実、そこから問題文の展開に一気にスムーズに流れます。」
2015年08月28日02時
物語部門春雨
投票一覧
「色々想像できますが、ストーリー性は随一!」
2015年08月28日00時

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