男は死んでしまった。
どうも鳥が鳴いたのを聞いたことが原因らしい。
一体どういうことだろうか?
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男は視覚障害者。
外に出掛ける際は、主に杖の感触、そして音を頼りにしていた。
男が散歩するルートには信号がある。その信号が青になると、鳥の鳴き声が流れるようになっていた。
ある日。いつものように男が散歩をしていると、例の信号に差し掛かった。
音は出ていない、つまり信号の色は赤。
すると、本物の鳥が鳴き始めた。その声はいつも聞いているあの信号からの音に酷似していた。
男は歩き始めた。まだ信号が赤のままなのに・・・
総合点:2票 チャーム:1票 納得感:1票
チャーム部門牛削り【
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「一見関係のない事柄を並べ、かつ結果が「死」という重大なものであるという部分がチャームの高さに繋がっています。些細な事柄が原因で重大な出来事が起きる、というパターンは、「ターミナルテイスト」に代表されるようにチャーム問題の王道と言えるでしょう。」
2015年05月01日14時
納得感部門かもめの水平さん【
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「脈絡ない繋がり。ありえないと思えてしまう状況が有り得てしまった時。上質な納得感が生まれます」
2015年11月21日14時