でも、みんな「おいしくない」って食べてくれなかった。
だけど、ときどき遊んでくれるお兄さんだけは「おいしい」って言ってくれた。
でも、お兄さんは食べながら泣き出しちゃったんだ。
お兄さんはどうして泣いたの?
ぼくはどうしたらいいの?
※この問題はあくまでも「ウミガメ問題」です。
質問には「天の声(出題者)」が答えますが、「ぼく」に質問をすることも可能です。
(その場合は「ぼく」への質問と明記してください。記載がない場合は自動的に「天の声」が答えます)
ただし「ウミガメ問題」ですので「ぼく」も「はい・いいえ」で答えます。
また「ぼく」の知らないことを「ぼく」が答えることはありません。
参加くださった皆様、ありがとうございました。
ねぇボク、お弁当はお寿司じゃなかった? [編集済]
ちがうよ、おすしじゃないよ。
「ぼく」は料理をしましたか?
Yes、「ぼく」本人がお弁当を作りました。 [編集済]
では「ぼく」に質問、ぼくはお弁当を作って、それを味見しましたか?
うん、ぼくが作ったし、ぼくも食べたよ。
お兄さんはうれしくて泣いたのですか?
微妙にYesNo。嬉しくて、というよりは…という感じです。
遊びはスポーツですか?
YesNo、スポーツも含まれていたかもしれません。
このお話に芸能人は登場しますか?
「この問題に」ということであればNoです。
僕は病気を患っていましたか?
No、健康優良児です。
まさかの展開ですか?
「まさか」の尺度が人によって異なると思われますのでYes/Noでお答えできません。
ボク、ひょっとして女の子?
ううん、ぼくは男の子だよ。
ときどき遊んでいたらお弁当をおいしいといって食べますか?
「誰が」でしょうか?「時々遊んでいたお兄さん」のことであれば問題文のとおりYesですが…。
続きです いつも遊んでいる人です [編集済]
No。問題文のとおり「おいしくない」と言っています。
ボク、こんな時どうしたらいいのかわからない? 笑えばいいと思うよ! [編集済]
うん!(ニコッ)…でもお兄さんは泣いてるよ…?
ねぇボク、ひょっとして、いつも遊んでるみんなには、毎日、いつも同じお弁当をあげてたりしないかい?
ううん、ぼく、おべんとう作ったの今日が初めてだよ?
お兄さんはおいしいと嘘をつきましたか?
Noです。お兄さんは嘘はついていません。
じゃあ皆が嘘をつきましたか?
Noです。みんなも嘘はついていません。
お兄さんの年齢はみんなよりかなり年上ですか?
Yes、ぱっと見て年齢差がはっきり分かるくらいには年上です。
お兄さんとは血のつながったお兄さんですか?
先にこれが出るとは…!Yesです。 [良い質問]
お兄さんは空腹でしたか?
それなりにYes。あまり関係ありません。
ボク? いつも遊んでくれるみんなは、同い年のお友だち?
そうだよ、みんな学校の同じクラスの友だちだよ!
ぼく、お弁当は皆に喜んでもらおうと思って作ったの?
うん、みんないつもやさしくしてくれるからお礼がしたかったんだ。
ぼく、今、お母さんはどうしてるの?
どうしてるってどういう意味?(Yes/Noで答え られる質問でお願いします)
両親はいないの?
「りょうしん」ってお父さんとお母さんのことだよね?うん、お母さんはいるよ。でもお父さんはいないよ。 [編集済]
ぼく君、この間盲腸の手術はした?
ううん、ぼくはとっても元気だよ。
お兄さんは、懐かしくて泣きましたか?
重要な単語が出ました。質問4と合わせてYesと言っていいでしょう。 [良い質問]
お兄さんとぼくは味覚障害ですか?
Noです。
ボク、お兄さんって、キミとそっくりな顔してないかい?
ううん、全然似てないよ!お兄さんのほうがずーっとカッコいいもん!
お兄さんが懐かしく感じたのは、味以外の部分に対してですか?
YesNo。味も含まれます。
お父さんは生きてるの?
Yes、存命です。
ボクのお父さんとお母さんは離婚して、ボクはお母さんに、お兄さんはお父さんに引き取られたんだね?
え、うん、お母さんこの前「りこん」したよ、でも…??? [良い質問]
お兄さんは捨てられたのですか?
Noです。
ぼく、お弁当はお母さんと一緒に作ったんだよね?
ううん、ぼく一人で作ったよ。お母さんはお仕事で朝早くからいないもん。
「お兄さん」とボクは、お父さんが違いますか?
Yes!先にお兄さんの素性が出ました! [良い質問]
「お兄さん」と「ぼく」は血縁上、親子に当たりますか?
No、間違いなく「兄弟」です。
お兄さんは養子又は里子に出されたのですか?
Noです。
お兄さんは、僕が持ってきたお弁当が、僕自身の手作りだと知っていますか?
Yes、知っています。
兄が懐かしくなったのは、弁当の味やおかずの内容ではない?
YesNo、味や「おべんとう」の内容も含まれます。ただ、ちょっと重要な単語が含まれています。 [良い質問]
ぼく、今回ぼくが作ったお弁当は、よくお母さんが作ってくれるお弁当を真似て作ったの?
うん、そうだよ。お母さんとおんなじやりかたで作ったんだ。
おにいさんは、味覚的な意味で本当に美味しいと思っていますか?
「お兄さんは」ということであればYesです。ただ…。
お兄さんはボクのお母さんのお弁当を食べたことがありますか?
これはYesです。
ねえ、ボク。お弁当の内容(おかず)を、一通り教えてくれるかな?
え、そんなこと言われても…(Yes/Noで答えられる質問でお願いします)
ボク、家族以外でお母さんの料理を食べた事のある人はいる?
いるかもしれないけどわかんない。ぼくがもっと小さいときとか、生まれる前とかのことは知らないもん。 [良い質問]
お袋の味ですか?
Yesでいいでしょう。ただし、今回の「おべんとう」を作ったのはあくまでも「ぼく」です。 [良い質問]
「お兄さん」は味音痴ですか? [編集済]
Noです。普通に美味しいまずいは分かります。好みはあるでしょうが。
お兄さんとは母親のお兄さんですか?
No、間違いなく「ぼく」のお兄さんです。
「ぼく」の弁当の作り方は、母親のと似てましたか?
Yes。「ぼく」は母親が作るレシピを忠実に真似ました。 [良い質問]
お弁当の味付けはとても濃かったですか? [編集済]
これはYes! [良い質問]
お弁当はおにぎりですか?
まさかのピンポイントYes…! [良い質問]
兄は、ボクの母の料理(おにぎり)を食べたことがある?
Yes!食べたことがありました! [良い質問]
おにぎりには、例えば砂糖をまぶすなど、通常とは違う味付けでしたか?
そういう意味ではNoです。ただ「通常とは違う味付け」はありました。
お兄さんは、ボクが自分の弟だということを知ってしますか?
YesNo!この物語の直前まで気づいていませんでした! [良い質問]
お兄さんは、自分の母に会うことが許されませんでしたか?
No、でも非常に惜しいです!「許されなかった」のではなく…!
おにぎりの中には具が入ってましたか?
No、具のないおにぎりでした。
この物語の後、お兄さんは自分の母に会えましたか?
Yesでしょうね。
おにぎりの周りを醤油でだばぁ。ますか?
Nowwwそういうことではないですwww
お母さんは記憶喪失関係しますか?
No、お母さんも元気です。
おにぎりは実は焼きおにぎりで、表面をこれでもかと醤油をべったりと塗り、オマケに黒いお焦げを少し付けて完成!ですか?(脱線スミマセン)
Noですが焼きおにぎり食べたくなりましたwww
「兄」は、親の離婚・あるいは他のなんらかの理由で母親と生き別れになっていましたか? [編集済]
生き別れYes! [良い質問]
懐かしさ=かつて母が自分につくってくれたお弁当をお兄さんは思い出した?
思い出したYes! [良い質問]
初めて作った弁当なので 味はマズかった だけどお兄さんは、母の料理を思い出して泣きながら「おいしいよ」?
前半No、後半Yes!お兄さんが思い出したのはまさに「おふくろの味」でした! [良い質問]
そして「兄」は、自分に弟がいたことをうれしく思った?
No、お兄さんは自分に弟がいることは知っていました。
おにぎりはしょっぱかったですか?
Yes!!!そうなんです!!! [正解]
たまに遊んでいた子どもが弁当を持ってきた→食べてみると、かつて母に作ってもらった弁当そっくり!→「そうか、君が弟だったんだな」→これで生き別れた母に会える!→ですか?
これで正解でいいでしょう!解説行けます! [正解]
お兄さんが泣いたのは、「ぼく」が弟だとわかったからですか?
Yes、それもありました!
おにぎりの中の具材が関係しますか?
No、問53参照、具のないおにぎりでした。
お兄さんは、母親が死んだと聞かされてきましたか?
Noです。母親の現状は一切知りませんでした。
作ったのは塩むすびで、具がなくほかの人は「美味しくない」、兄は塩加減(しょっぱさ)でおふくろの味と分かったのですか?
前半No、後半Yes!問61参照、もっと単純な理由でした! [良い質問]
お兄さんは刑務所に入ってましたか?
Noです。普通に働いてました。
母はバツイチ子持ちだということを僕のお父さんに知られたくなかったですか?
No、「ぼく」のお父さんはお兄さんの存在を知っていました。 [良い質問]
お兄さんのお父さんは生きてますか?
YesNo、消息不明ですが重要ではありません。おそらく生きているとは思われますが。
不思議そうに俺を見上げる視線。やっと分かった、どうしてこの子のことが、こんなにも気になっていたのか。
この子は、俺の弟だったんだ。
シングルマザーだった母さんが再婚したのは俺が中学生の時。それから少しして、俺には父親違いの弟ができた。
10歳以上年の離れた弟。小さくて、可愛くて、よく笑う子だった。
けれど、その頃からあの男…母さんの再婚相手は、本性を現した。母さんの前では優しい夫、父親を演じていても、俺には容赦なく手を上げた。
俺が自分に似ていないことが、母さんが昔好きだった相手に日増しに似てくることが許せなかったらしい。
最初のうちは反抗もした。けれどあの男は、俺に決定的な言葉を投げつけた。
「お前の顔を見るだけで腹が立つ。俺に刃向うなら、あいつやお前の弟も殴るぞ」
俺だけならまだいい。でも母さんや、まだ1歳にもならない弟が殴られたら。
中学を卒業した俺は、誰にも何も言わずに家を出て、遠い町で手に職をつけ、就職した。
それからあっという間に月日が過ぎた。
この子に出会ったのは、夕暮れの公園だった。
友達がみんな家に帰っても、日が暮れても一人で遊んでいる子。どうしてか気になって、声をかけた。
「ぼく、こんな時間に一人でどうした?お父さんとお母さんいないのか?」
「お母さんはおしごと。お父さんはこの前「りこん」したからいない」
「…そうか、悪いこと聞いちゃったな。ごめんな」
「平気。だってぼくもお父さんきらいだったもん。いつもお母さんやぼくをたたくから」
その境遇が自分に重なる気がして、俺は時々仕事の帰りに公園によって、その子に会うようになった。
今日、その子が「おべんとうを作って来た」と言った。
「ぼくはおいしいと思ったんだけど、みんなおいしくないって言うんだ」
タッパーの中身は、子供の手で握ったらしい不格好なおにぎり。
お兄さん、食べてみてくれる?と差し出されて、一つ口に入れると、とんでもなく塩辛かった。
…そういえば、母さんのおにぎりもこんな味だったな。
再婚するまで女手一つで俺を育ててくれてた母さん。当然うちは貧しくて、食べざかりの子供に満足にご飯を食べさせることもできないからって、おにぎりはいつも塩味がすごくきつかった。
喉が渇くから水をたくさん飲んで、それでお腹が膨れるように。
「おいしい?」
「ああ、美味しいよ」
こんな所で母さんの味にそっくりなおにぎりに出会えるなんて。
「よかった!このおにぎり、お母さんのおにぎりとおんなじ味なんだよ」
同じ味。胸の奥が騒ぎ出す。
「お母さんがいつも作ってくれるおにぎりの作りかたをまねして作ったんだ」
こんな、正直子供の体によくなさそうなおにぎり。それを普段から当たり前のように作る家なんてそうはないはず。
まさか…。
「なあ、ぼく…名前は?」
「え、ぼくの名前はね…」
それは、あの日別れた弟の名前。
「お兄さん、どうしたの?何で泣いてるの?」
不思議そうに俺を見上げる視線。
本当に大きくなったな。別れた時は、まだお前は産まれたばかりの赤ん坊だった。
あの男は結局母さんとお前にも手を上げたのか。でも離婚が成立したなら、もう心配ないよな。
母さんとお前が元気で、本当に良かった。
「ここにいたの?遅くなってごめんね?」
「あ、お母さん!」
立ち上がった弟の視線の先、街灯に照らされた姿。
「……もしかして…?」
ねえ、母さん。
今夜は久しぶりに、母さんの手料理を食べたいよ…。
・お兄さんは#red#懐かしさと嬉しさで#/red#泣いた。
・お兄さんは「ぼく」の#red#本当の兄#/red#。ただし#red#父親は違う#/red#。
・「ぼく」は#red#母親のやりかたを真似て#/red#お弁当を作った。
・お弁当は#red#とても味付けが濃かった#/red#。
・お弁当の中身は#red#おにぎり#/red#。
・「ぼく」は自分に兄がいることを#red#知らない#/red#。
・「ぼく」と「お兄さん」は何らかの理由で#red#生き別れ#/red#になっていた。
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。