その喫茶店に入った者たちはみんな、不機嫌そうな顔をして店から出ていく。
コーヒーや紅茶が不味かったわけではないのに、何故。
【ウミガメ】
入った者たちとは、一般のお客さんですか?
はい!
小ぢんまりとは本当に小さかったのですか?
まあ、街角にひっそりあるような喫茶店というイメージです
店内で何か客の機嫌を損ねるようなことがありましたか?
いいえ!!
店から出た人は本当に不機嫌でしたか?
いいえ!!
なにかしらの過大評価をさせるような要因がありましたか?
いいえ。
立地は重要ですか?
いいえ。
客はわざと不機嫌そうな顔をしていましたか?
いいえ!
不機嫌そうな顔とはしかめっ面の事ですか?
一応はい。
店内が暗く、外に出た客はまぶしさに目を細めていましたか?
いいえ。
客の顔が不機嫌そうに見えてしまう条件(というより原因理由)がありましたか?
はい! 客たちの表情にはちゃんとした理由がありました!
その喫茶店の場所は関係していますか?
いいえ。
店の中でも客は不機嫌そうな顔をしていましたか?
yes,no. 一部の人はそのような表情をしていました
喫茶店に来た客は、飲食をすることが目的でしたか?
yes,no. 飲食することが目的な人と、そうでない人がいました
海苔がいい感じに眉毛についてしかめっ面に見えた?
いいえww
頼んだメニューは重要ですか?
はい!! ミスリード注意です
出された飲食物が苦くて顔をしかめましたか?
いいえ!
にらめっこしてましたか?
いいえ。
その店から出ることが、不機嫌そうな顔になった原因でしたか? [編集済]
いいえ!
喫茶には冥土喫茶のような特別なメニューがありましたか?
yes,no! 特別なメニューはありましたが、萌え萌えふんわり卵のオムライスとかありますんよ^^
しかめっ面をしたのは、感情的な理由ですか?
yes,no. 微妙なところです……
間違いなく全員不機嫌そうな顔をしましたか?
いいえ! 全員というわけではありません [編集済]
しかめっ面をした客は皆同じメニューを頼んでいましたか?
はい! 厳密には、頼んだ人と、マスターに勝手に出された人がいます [編集済]
この問題を解くために、この喫茶店の特別メニューやイベントは重要ですか?
はい! この喫茶店、実はちょっと違っていたんです
お冷やですか?
いいえ。 冷やしすぎて頭がキーンとなったわけではありません
マスターは嫌がらせでそのメニューを出すときがありましたか?
いいえ! マスターは決して嫌がらせでメニューを出したわけではありませんでした
つきだしがありましたか?
いいえ。 でも何でも揃ってるので多分注文すればあると思います^^
裏メニューですか?
yes,no. 裏メニューのようなものです
そのメニューの味や成分など、メニューそのものがしかめっ面の原因ですか?
いいえ!
メニューを載せた皿が原因ですか?
いいえ!
見た目がやばいものでしたか?
いいえ!
かびてますか?
いいえ! そもそも食べ物ではありません
舞台は日本ですか?
はい!
それはゲームでしたか?
はい!!!
ウミガメのスープですか?
はい!!!! [正解]
ラテシンのラテですか?
はい!!! [正解]
問題が解けずにいたためにしかめっ面になったのですか?
はい!!! 解説いきます! [正解]
グロなスープでしたか?
まあ、それもあったでしょうね
マスターはポケ◯ンマスターですか?
それを目指していた時期もありました。ちなみに飲茶もありますよ^^
マスターのおすすめは?
やはり天然のウミガメを使用したウミガメのスープですね。
ふぅぅぅぅぅぅぅぅwwwwww
な、何事ですか?
確かに、解けたときはスッキリだし、他の人が解いた時も謎がわかれば「なるほど!」ってなるけど、時間切れで席を立たないといけないときにはしかめっ面かもしれないw
そうですよね。その謎が気になる方々がリピーター様となってくれるんです^^
おいしいスープありがとう!!マスター!!(r@▽@)
どういたしまして^^
というか、チャットルームの『とある海の見えるレストラン』だと思いました。一時間発言しないと、スープにされちゃうしw
ほほう……そのネタ、頂きました^^
私は、何となく、とある通りの片隅にある喫茶店に立ち寄った。喫茶店の名前は、「Cafe Lateral」
いや、何となくではないな。私はずっと気になっていたのだ。店を出る者たちの表情の訳を。
みんな、どうしてか不機嫌そうな顔をしている。それが私の中に居座り続ける疑問の種だった。
店に入ると、楽しそうな雰囲気だった。
客の中には、店を出るのを見た事がある顔もある。
「いらっしゃい。初めましての方かな?」
カウンターの奥に立つ、中年ぐらいの紳士が私に話しかけた。この店のマスターだろう。
私はカウンターに座ると、「はい。そうです」と答えた。するとマスターは微笑み、私に一冊の本を差し出した。
綺麗なブックカバーが付けてある。それを外すと、表紙や裏表紙、背表紙には何も書かれていない。中には、不思議な文章が書かれていた。
始まりと結末だけしか書かれていない物語。次のページを捲ると、質問とその答えが書かれている。
私は、これを知っていた。
「ウミガメのスープ……ですか?」
「ああ。そうだよ。これは私が参加していたとあるwebサイトの問題をまとめたものでね……ほら、みんなが読んでいるものだ」
「webサイト?」
「そう。其処では毎日沢山の問題が出され、沢山のスナイパーたちがひしめき合っていた。いや、今でも続いているから過去形はおかしいな。私はもうこんなおじさんだし、ちょこちょこ顔を出すぐらいになったんだけどね」
哀しそうに、しかし楽しそうに微笑むマスター。
私は差し出された本を読んでいった。成る程、この謎を考えていたから、あんな表情をしていたのか。
読み進めていくうちに、質問を読んでいくうちに、私も此処に加わりたい! と強く思った。
「ふふ……良い顔をしているね。私はそんな顔を見るのが好きなんだよ。……そうだ、一つ私から謎を出させてもらおうか」
その時、店の入り口の扉が開いた。
「マスター、それ参加させていただきます^^」
「こんばんはー。参加しますね」
ぞろぞろとカウンターに集まる参加者たち。
まるで、本の中の空気そのままだ。
もしかすれば、彼らは――
「あれ、マスター、お初の方?」
「初めまして。よろしくお願いします^^」
「あ、はい。初めまして、此方こそよろしくお願いします」
挨拶もそこそこに、謎が始まる。
緊迫した空気、たまに盛り込まれる笑い。
私もいつか、このような空気の一員になれるのかな。そう思いながら、私も拙いながら質問をしていく。
謎は紐解かれていく時もあれば、絡まってしまうこともある。
これはこの謎でも例外ではなかった。
どうにも行き詰ってしまい、私は気分転換にふと入口を見た。
そこには、いつの間にかスナイパーライフルを背負っている人影があった。
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。