誰かから「前からあった」と言われればそんな気もするけどきっと増えたはずだ。
これを知っている人はどれくらいいるだろうか?
どことなく哀愁が漂う風景の中、男は死んだのだろうか?
さて、一体何を言っている?
【ウミガメ】
増えているものは固体ですか?
NO
液体ですか?
NO
生き物ですか?
NO
目に見えるものですか?
YES
男は比ゆなどではなく実際に命を落としましたか?
YES 誤解注意
「増えているもの」は実際に増えていますか?
増えた……はず、もし違ってたら脳外科に行ってくる。
ガスですか?
NO
かぶってるかもだけど。 「増えているもの」は気体ですか? [編集済]
NO
増えているのは、ゲームキャラなど、実在しない存在ですか?
YES
「風景」とは、増えているものの中にあるものですか?
YES
増えているのは神ですか?
NO
増えてるのはゲームの残機数ですか?
NO
二次元のものですか?
YES
ゲーム重要ですか?
YES…かな?
ゲームの特定重要ですか?
YES!
ゲームの作品名を特定することは重要ですか?
YES!!
simcityかな?
NO
バイオですか?
NOw それなら多分消えてる。
ウミガメのスープは関係ありますか?
YES!!!
ウミガメのスープのクイズサイトのお話ですか?
YES ここの話です。
ログインしている数の表示に関係ありますか?
NO
ユーザー数?
NO
広告の数?
NO
死んだとはサイトからいなくなった事を意味してますか?
NO
迷宮入り問題の数?
NO
機能の話ですか?
YES
男とはこのサイトに実際にいた人ですか?
NO 実在はしないけど割と有名
色文字重要ですか?
NO
男はスープ飲んでる人?
N……あ、YESか。
亀雄くん?
NO
質問&回答の「ウミガメのスープ」問題ですか?
NO そっちじゃなくて
問題数ですか?
NO
「ウミガメのスープ」の挿絵ですか?
YES! 解説行きたいけど……前にはなかったですよね?本当に最近記憶力が低下してて;
挿絵が実装されたのは最近であり、時期的に考えてその時に追加されたはず。
記憶違いならすいません;
黄昏時、塾の帰り、いつもの景色。
昭和の時代がそのまま切り取られたような街並みの中を歩いていた。
ずっと、ずっと、ずっと――
ただぼうっとしながら家へ向かっていた自分は、やっとのことで何かおかしいことに気づく。
だけれど、何がおかしいのか全く分からない。
右手には川の堤防、左手には神社のある山。何も変わっているところはない。
でもなぜか、家にたどり着くことができないでいた。
今は何時くらいなのかと腕時計に目をやる。塾が終わってからさほど時間はたっていなかった。
だとしたら、ぼうっとしすぎて時間の感覚がくるってしまったのだろうか?
……違う。もっとおかしいことがある。
いつもなら声をかけてくれる駄菓子屋のおばあさん、今の時期、打ち水をしている眼鏡のおばさん、独特のだみ声で魚を売るおじさん。
誰もいなかった。たまたま通りかかる人でさえ。
不安に駆られて近くの家のインターホンを鳴らす。
返事はない。
次の家も、その次の家も。
誰もいない。誰もいない。
自分以外の存在が切り取られたのか、自分という存在が切り取られてここに連れてこられたのか。
「おーい!!!」
誰かいないかと、大声で呼びかける。
それが無駄であることは承知していたけれど。
「「「…おーい」」」
ところがその予想に反して、返事は帰ってきた。しかもいくつもの方向から、すべて子供の声で。
一抹の不安を覚えながらも、声のした方向の一つに向かう。
「やっほー…」
また別の方向から声が聞こえてくる。その方向に走る。
声がする。走る。声がする。走る。声がする。走る。声がする。走る。
何回繰り返しただろうか?
いつの間にか、神社の前までたどり着いていた。
「鬼さんこちら…」
また声が、今度は小さい頃に耳にしたことのあるフレーズが神社へ続く石段の上から聞こえる。
・前篇 完・
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。