依頼内容は、浮気調査やいなくなったペット探しがほとんどだった。
カメロスという学者の妻から依頼された浮気調査の為、
彼は数日前から、仕事用の別宅にいるカメロスを見張っていた。
「別宅にいる間ずっと、カメロスさんは分厚い本に没頭していました。
もしかするとその本は、彼が今までこつこつ集めたフェアリーテールを、
一冊にまとめた本かもしれません」
ラテールがそう報告し、浮気疑惑は晴れたが、カメロスの妻は離婚を決意した。
一体なぜ？
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※この問題は「名探偵」「フェア」「あつい」のお題をもとに作られた三題噺の問題です。
～無茶振り三題噺とは？～
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、掲示板『ラテシンチャットルーム』の『無茶振り三題噺』
またはWIKIのhttp://sui-hei.net/app/webroot/pukiwiki/index.php?無茶振り三題噺をご覧ください。
過去問一覧：http://sui-hei.net/mondai/tag/無茶振り三題噺
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カメロスの妻は、ラテールと再婚するつもりですか？
NO
妻が離婚を決意したのは、ラテールの報告の内容が原因ですか？
YES！
フェアリーテールとはおとぎ話の事ですか?
YES
集めてたのが http://ja.wikipedia.org/wiki/FAIRY_TAIL だったので、こりゃ学者として大成しねーわ と思いましたか？
NO w
カメロスは散財しましたか?
NO
分厚い本に没頭とは、その分厚い本を「読むこと」に没頭していたという意味ですか？
NO！ 正確にいうと読んでいません！ ※ミスリード注意です！ [編集済] [良い質問]
カメロスは本に突っ伏して寝ていましたか?
NO
妻はカメロスがフェアリーテールを集めていたのが気に入らなかったのですか？
NO 気に入らないということではないです
妻が離婚を決意した理由に、金銭は関係しますか？
NO
カメロスは分厚い本を読んでいますか?
YESNO！ 正確には読んでいたのではないです。ミスリード注意です！ [良い質問]
カメロスの報告で、妻は逆に浮気を確信しましたか？
NO
重要な登場人物は、三人ですか？
NO！ [良い質問]
６、１０より、カメロスは本を書いていましたか？
NO
6,10より。その本は「読む」本ではなく、「見て楽しむ」本ですか？
YES！ 見て楽しむ本というとミスリード注意ですが、カメロスは見て楽しんでいました！ [良い質問]
二次元に恋しっちゃってましたか？
NO w
死人でますか？
YES！ [良い質問]
カメロスはマザコンでしたか？
NO
16 妻は、カメロスが殺したと思いましたか？
YES！思ったというより、実際にカメロスが殺したことが明らかになりました！ こちらも正解とさせていただきます！ [編集済] [正解]
カメロスのアリバイに利用されましたか?
NO ラテールがということなら、むしろ逆に… [良い質問]
カメロス、一人の人間をスライスして一冊の本にしちゃいましたか？
NOw 集めたのはフェアリーテールです
分厚い本は凶器ですか?
NO
フェアリーテールを集めた本とは、ポニーテールの相手を選んで殺してはその死体のポニーテール部分のみを切り取って保管して集めていた、ポニテマニア垂涎の一品でしたか？
NO！フェアリーテールはおとぎ話の意味で使っています。ですがかすってます！まとまりますか？ [良い質問]
妻としてはむしろ、浮気してくれていた方がまだマシでしたか？
YES！ [良い質問]
分厚い本は被害者のものでしたか？
YESNO！被害者の物を集めた物です [良い質問]
犯行時刻は「浮気調査」中ですか？
YES！ [良い質問]
カメロスさんが没頭していた分厚い本は、彼が今までこつこつ集めたフェアリーテールを一冊にまとめたものでしたか？
YES
分厚い本にはカメロスが殺害した被害者の写真がおさめられていましたか？
NO！問題文の通り、収められていたのは、おとぎ話です
カメロスは、相手を殺してはその人が持っていたフェアリーテールを奪って、コレクションしていましたか？
YES！正解です [正解]
雑談欄でいつになくみんさんが〜な感じなのはヒントですか？
NOw いつものことです( ・ ̫ ・)
２２より、被害者達の持っていたフェアリーテールを集めて１冊の本にしましたか？
YES！正解です [正解]
集めた方法が殺害して奪うだったから ですか？
YES！正解です [正解]
作者の真島ヒロは逃げたほうがいいですか？
NOw
ラテールは浮気調査中に犯行を目撃し、分厚い本が出来上がる過程を妻に報告する形となりましたか？
NO 報告は警察にしたものでした
特に浮気の兆候はなかった。
ところが、５日目。事態は大きく動いた。
深夜に出かけるカメロスをつけていると、彼はとある一軒家に不法侵入した。
ラテールは驚いたが、とりあえず調査の為に様子を伺うことにした。
カメロスは、眠っている子供をしばらく眺めたかと思うと、
懐からナイフを取り出した。
これはまずい！
ラテールは、慌ててカメロスに掴みかかり、ナイフを奪った。
目覚めた子供が泣きわめき、騒ぎを聞き駆けつけた両親たちは驚いていたが、
ラテールと協力してカメロスを押さえ込み、彼を警察に突き出した。
巷を騒がせていた、幼児連続殺人事件。
所持していたナイフがその事件の凶器と一致した為、
カメロスは厳しく取り調べられた。
犯人は、被害者の童話の本の中の１ページだけ持ち去っていた。
それを思い出したラテールは、カメロスが熱心に眺めていた本のことを、
警察に報告した。
ラテールの予想通り、その本には切り取られた童話が収められていた。
カメロスは、殺人の記念品を貼ったスクラップブックを眺めて、
犯行を思い出し、一人悦に入っていたらしい。
スクラップブックが証拠となり、カメロスは逮捕された。
夫の秘密が、浮気どころではなく殺人だったなんて思いもしなかっただろう。
哀れな依頼人はショックを受け、すぐさま離婚の準備を始めたのだという。
【要約】
調査中、カメロスが連続殺人事件の容疑者となったので、
ラテールは、彼が熱心に眺めていた本の事を警察に報告したが、
その本が、殺人の記念品として集めた童話の１ページを集めた
スクラップブックだとわかり、カメロスが逮捕されたから。
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