動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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私立図書館

作成者:ちくわさん
部屋名:私立図書館
ルームキー:スカイウォーク
人間とは、感動したらそれを他人に伝えずにはいられない生き物。
というわけで、ここでは貴方のお薦めの本を大募集しております。
読んでおいた方がいい定番本、自分だけが知っている隠れた名作、人生に影響を受けたバイブル。

#red#ジャンルオールOK!#/red#

とにかく、他人に読んでもらいたい本を紹介していただければなと思っております。

面白い本を読んだけれど誰も話を聞いてくれない、絶対感動するのに自分しか読んでいない。
皆さん、そういう鬱憤が意外に溜まっているのではなないですか?
そんなもの、全てここで吐き出してしまいましょう!
尊敬する作家について心行くまで語りつくしちゃってください!

作品名、作者名、そしてできることなら簡単なレビューなども添えていただければ言うことありません。
ここでは貴方の情報が貴重な糧となります。

皆で面白い本を世に広めようではありませんか!!

ちくわ共々、私立図書館をよろしくお願いいたします。



……。
…………ふう。
さて、勘の良い方ならもうお気づきかもしれませんが、今まで書いたのは全て建前です。
ぶっちゃけ、ラテシンには本を読んでいる方が多いみたいなので、それを利用しない手はないと思ったのです。
本音は、上手くいけば面白い本探す手間が省けるぞ、です。

大事なことなのでもう一度言います。
本音は、

#big5#上手くいけば面白い本探す手間が省けるぞ#/big5#

です。

こんな塩梅なので、書き込みはほとんどせずただただ情報を活用させてもらうだけになると思います(でも、文章の練習を兼ねて読んだ本の感想は書いてみるかも、です)。

(2016.06.14追記 なんか楽しくなってきたので、やっぱマイペースで駄文書いていきます)

訪れた人同士で情報交換したり、実際にここで好きな作家さんの議論をされても構いません。
極端な話、荒れてもいいんじゃないですかね?
それでもいいや、って人はテキトーに書き込んでください。

ただ、信用できるレビューというのは本当に貴重なので、そこは楽しみにしております。
皆さんもこの場を上手に利用してください。

あと、自分は頭の中が『小説・漫画・プロレス』で埋め尽くされているので、漫画の情報も有難いです。
プロレスは、……まあ、そこそこ期待しておきます。

頑張れ! BJW!

現在 ちくわさんさん が入室してます。(1人)
【総発言数:177】
しばらく発言していないのでちくわさんさんはスープになりました。
[16年06月01日 01:25]
[274252]ちくわさん
お風呂前にちょっくら書いとこう。

『どんどん橋、落ちた 四話目』
四話目「伊園家の崩壊」。

自分が『どんどん橋、落ちた』の中で一番好きだったのがこのお話です。
もう、設定と世界感がツボでした。
理由は本当にただそれだけ。
最初の二ページ読んだときに「似てるなあ、いや、まさかなあ」と思っていたのですが、人物紹介の部分で「そのまさかやんけ!」と声を出してしまいました。
こんなにも露骨なことしてもいいんですね。
目から鱗でした。

でもまあ、乙一もドラえもんの道具よく引き合いに出しているし、知名度が高い存在と言うのは、それだけ使いやすい存在なんでしょう。

内容は久しぶりの劇中劇アンド犯人当て。
厳密に言えば、劇中に起こった事件を小説風に紹介している、という形式になっています。
本当に細かいことなのですが、こうすることによってミスリードを誘う構成を演出しているわけですね。

ここまで数話読んだ自分は、とりあえず真っ向勝負をしようと考えました。
つまり、論理的に思考してみようと思ったわけです。
自分は頭が悪いので、真面目に考えるのが苦手です。
基本、物事を雰囲気で捉えているので、よく勘違いをしてしまいます。
けれど何を血迷ったか、自分はこの問題に限り、絶対犯人を当ててやるぞ、と奮起したのです。

結果、犯人は当たりました。
でも、やっぱり騙されていました。
ただのラッキーパンチでした。
生存者の名前を挙げたら当たっていた、というオチです。
一応、的を射ている部分はあったので、論理的思考はまあまあできていたのだと思います、たぶん。

とにかく、自分がこの話で一番痺れたのは、日本人の刷り込まれた常識を根底から覆す世界感ですね。
よくもまあここまで救いようのない描写を鮮明にできたものだ、と苦笑いしました。
作中にある一九九二年五月二十七日という日付が、ブラックユーモアに生々しさを与えています。
そりゃあ登場人物にとってこの日はターニングポイントだわな。
とにかく「伊園家の崩壊」は、日本人にとってとても禁忌的な意味合いの強いお話でした。

さて、そんなこんなで次はいよいよ最終話「意外な犯人」についての感想です。

さっ、お風呂入ろ。

[16年06月01日 00:09]
ちくわさんさんが入室しました。
ウミガメのスープを一つください。[16年05月31日 23:39]
しばらく発言していないのでちくわさんさんはスープになりました。
[16年05月30日 17:56]
[273980]ちくわさん
やばい、また一週間経過してしまっている。
と思ったのですが、別に更新が滞ってもやばいことなど一つもありませんでした。
というわけで、マイペースに更新更新。

『どんどん橋、落ちた 三話目』
三話目は「フェラーリは見ていた」です。

フェラーリ、言わずと知れた高級外車。
地元にいたときは一度も見たことがなかったのですが、東京ではちょくちょく見かけることができます(とくに、大きな建物の駐車場とかで)。
いやー、やっぱりすごいですね、東京。

とまあ、田舎者特有のひがみは置いといて。

三話目にして初めて劇中劇ではなくなります。
探偵役の登場人物が、実際に起こった事件を推理するというもの。
なので、一話目二話目と違い、明確な「犯人当て」ではなくなっています。
もちろん、容疑者や情報の提示は行われているのですが、全てではありません。
読者が知りえるのは、話の中の探偵役と同じ内容となっております。

つまり、探偵役が正しくない情報を手に入れると、読者にも正しくない情報が伝わってしまうつくりになっているのです。
若干、読む人に対して不公平な作りかもしれません。

でも、自分は一話目二話目の露骨な推理物より、こういう探偵物の方が好きですね。
完全に自分の好みの話になってしまうのですが、こちらの方がエンターテイメント性があるような気がします。
後から「なんだってー!?」と驚きやすいというか、読書を楽しみやすいというか、まあ、本当に個人的な嗜好の話です。
(ただ、地の文に嘘が書かれていたり、不自然な部分を探偵の勘違いで済ませるのは絶対にアウトだと思います。無論、この小説は大丈夫ですが)

で、このお話。
たぶん短編集の中で、最も作者の用意した解答に近づけることのできました。
個人的な勝因としては、『こち亀』を読んでいたことですかね。
自分は車に興味がない人間なので、車知識は基本『こち亀』ででてきたものしかありません。
フェラーリの元ネタを知っていたのでピンと来ました。
グラッツェ、秋元治。
などと言いつつ、結局は真相に全く近づけなかったのですが。


ていうか、あんな真相当てられるか!!!


不公平な真相なのに、不思議と憤りを覚えないとても日常的な結末のお話でした。
さて、次回は自分が『どんどん橋、落ちた』の中で一番気に入っている「伊藤家の崩壊」の感想です。

あるのか、次回?

[16年05月30日 15:58]
ちくわさんさんが入室しました。
ウミガメのスープを一つください。[16年05月30日 15:28]
しばらく発言していないのでちくわさんさんはスープになりました。
[16年05月24日 11:36]
[273143]ちくわさん
前回から一週間経ってしまった。
まあいいや、続きいきましょう。

『どんどん橋、落ちた 二話目』

というわけで、二話目は「ぼうぼう森、燃えた」です。

こちらのお話、構成はほぼ一話目と一緒。
つまり、作中に出てくる劇中劇の「犯人当て」ですね。

一話目でなんとなく雰囲気を掴んだ(つもりになっていた)自分は、どうやら二話目が一話目と同じような作りであると判明した途端、「一話目で傾向と対策が分かった、もう騙されないぞ」という、もはや前フリにしか聞こえないようなことを思いながら読み進めていました。

終盤、これまた一話目と同様に丁寧な情報の整理が行われ、作者からの明確な挑戦状が提示されます。

曰く、犯人は誰か。
問われているのはただそれだけ。
動機も殺害方法も不問です。

つまり、本文中の情報をきちんと把握して消去法で容疑者を削っていけば、自然と容疑者は一人しか残らないようになっているのです。
そして、ここからが読者と作者のガチンコバトルなわけですよ。

一話目の場合、論理的に考えて道標通り進んでいくとゴールまで辿りつけませんでした。
そりゃそうです。
だって自分は、道標を正しく認識していなかったのだから。
正しく道標を見ていなかったので、途中でどの道を選べばいいのか分からくなり進めなくなってしまったのです。

それを踏まえての二話目、です。
自分は最初から道標をちゃんと見ていませんでした。
どうせ騙されるんだろ、と思っていたので自分の思うように進むことにしたのです。

するとどうでしょう。
即行で迷子になってしまいました。

どこで道を間違えたのか全く分からず、すぐにギブアップしてしまいました。

解答編で正しい道筋を見たとき、一話目を活かしての二話目だな、と思いました。
もちろん二話目だけ読んでも成立するのですが、一話目を読むことでより作者の手の平で転がされている感が強まるのです。

二話目も一話目と同様に想像力を働かせなければいけないのですが、そのタイミングが非常にシビア。
道標通りに進み行き止まりにぶつかったその瞬間その刹那、そこでしか見ることのできない景色が広がることでしょう。

なんだかんだ言っても一話目もヒントになっていると言えばなっているので、真相に辿りつけるかどうかはその人の観察力次第だと思います(自分は本当にサッパリでした)。

そんなこんなで二話目までの感想終了です。
三話目からは少し作品のテイストが変わります。
まあ、本当に少しだけですけどね。

さて、時間がかかり過ぎると書いた文章が消えてしまうので今回はここまで。

[16年05月24日 01:45]
ちくわさんさんが入室しました。
ウミガメのスープを一つください。[16年05月24日 00:54]
しばらく発言していないのでちくわさんさんはスープになりました。
[16年05月17日 02:04]
[272440]ちくわさん
続き。
『どんどん橋、落ちた 一話目』

『どんどん橋、落ちた』という本は五つの物語から成り立っているのですが、その一話目が表題作にもなっている「どんどん橋、落ちた」です。

色々と端折りなお且つネタバレしない程度にザックリ「どんどん橋、落ちた」の内容を記しますと、劇中劇を含む所謂「実行犯当て」の短編となっております。

「実行犯当て」。

つまり、読者に対する挑戦ですよね。
実行犯を当てれるものなら当ててみろ、っていう。

自分は今までそういう本をあまり読んできませんでしたし、古典を踏まえつつの『新本格派ミステリー』と言われるジャンルは馴染みがありませんでした。

でも、当ててみたくなるじゃないですか!
実行犯を当てて「凄いね」って褒められたいじゃないですか!

というわけで挑戦してみました。
結果、ダメでしたけどね。
作者の思うように弄ばれました。
つまり自分はこの短編を思う存分堪能できたってことですよ(負け惜しみ)。

あと、短編という短さなのに劇中劇という設定を上手く使い読者に情報を提供するのは見事だと思いました。
筆者目線による神の視点が情報を整理してくれるので、余計なストーリーが発生しません。
頭の中が固有名詞で混乱していた自分はこれが非常に有難かった。
そこまでお膳立てされた状況で問題編は終わり解答へ移ります。

解答編は、一見、ゴールまでの道筋は途切れているように見えるけれど、横を見てみれば巧妙に隠された裏道に気づくことができる……かも。
という印象でした。
直感と想像力必須ですね。

読後、『新本格派ミステリー』はなんとなく分かったぞ、次に同じような問題が出ても騙されるもんか! と強く思っていた自分ですが、その決意さえも呆気なく二話目に利用されてしまうのです。

続く。

[16年05月17日 00:51]
ちくわさんさんが入室しました。
ウミガメのスープを一つください。[16年05月17日 00:22]
しばらく発言していないのでちくわさんさんはスープになりました。
[16年05月16日 22:16]
[272359]ちくわさん
せっかくなのでなにか書いてみようか、というわけでこの前読んだ本の感想など書いてみます。

『どんどん橋、落ちた』

さるーんにて猛プッシュされた作品です。
かつてあれほど本を薦められたことがなかったので、「いったいどんな本なんや?」とハードルがギャンギャン上がった状態で購入しました。
五つの話が収められており、一話ずつ独立しているのでそれぞれ単独で楽しめる作品集です。
分量的にとても読みやすく、ちょっとした移動時間にページを進めることができました。

ただ、実際冒頭に書かれているのですが、この本を満喫しようと思ったら一ページ目から順を追って読んでいくのがいいでしょう。
つまり、それだけ緻密な計算の上に成り立った作品ということですね。

内容はこの上なく水平思考でした(正直、水平思考がなんなのかよく分かっていないですけれど)。
全体を通じての感想としては。

真相に繋がる材料は全て明かされている、だから公平。
けれど、そられを活かせないので真相に届かない、悔しい。

という塩梅でした。
この、「悔しい」というのがポイントだと思うんですよね。
不自然な内容だったり突飛な謎だったら結末を明かされても「ふーん」となっちゃうと思うんですよね。
でも、この本はちゃんと悔しがることが出来た。
それは、作品が読者に対してフェアな内容になっている証だと思います。
それだけ想像力を働かせる甲斐のある一冊です。

うん。
なんか思ったよりも文章が長くなってきたので一旦ここで切ろう。
時間かかり過ぎて一回書いてた内容全部消えちゃったし……。
今、次の本を読んでいる最中なので、その本を読み終えるまでに数回に分けて感想を書いていく予定です。
まあ、予定はあくまでも予定なので、更新がなくても察してください。

明日あたり続きが書ければいいなあ。
[16年05月16日 20:32]
ちくわさんさんが入室しました。
ウミガメのスープを一つください。[16年05月16日 20:32]
しばらく発言していないのでちくわさんさんはスープになりました。
[16年05月16日 20:32]
ちくわさんさんが入室しました。
ウミガメのスープを一つください。[16年05月16日 18:52]