【ウミガメ30】 「私のパワーはすごいですよ?」(問題ページ)
兄から教えてもらった、自分の力を皆に自慢するカメオ。
しかし、そのせいでさらに恥をかくことになってしまった
どうしてだろう?
【制限時間 30分 22:30 〆切の出題です】
13年05月03日 22:01
【ウミガメのスープ】
[yan]
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家で、ボーっとしながら歩いていたカメオくん。
「おい、カメオ!そのままだと柱にぶつかるぞ!」
お兄ちゃんが見かねて、注意してくれます。
「えっ? なに…? (ゴツン) あ痛たーーー!?」
「もう、だから言ったのに…! ちゃんと聞けよー!」
「ううう、ゴメンなさい…ボクって注意力ないのかな…」
「うーん、そうだなぁ。 おまえは注意力散漫だよなー」
それを聞いたカメオくん、顔をパアッと輝かせます。
「ホント!?ありがとう!自信湧きてきたよ!」 (゚∀゚)=3
「えっ?なんで今の流れで自信湧くの?」 (´'-'`)
そして、翌日。
通学中、何もないところでつまずいて転ぶカメオくん。
「おいおい、ホントにカメオは、注意力ないよなー」
が、カメオくんは、不敵に笑いながら立ち上がります。
「私の注意力がない、ですと…? フフフ…」
「え? なに? なんでそんな口調なの?」
「昨日、兄から教えてもらいました… 私の注意力を。」
「聞いて驚くな…? 私の注意力は3万です…!」
「……。」 「……?」
「…うん、サンマンだよね。」 「うん、わかってるけど…?」
「…あ。ひょっとして、サンマンって数値のことだと思ってる?」
「ああ!違げーよ!サンマンってのは、散漫って書くんだよ!」
「え!?どういうこと?!」
「つまり、注意力が【散りがち】で、【漫然】としてるってことだよ!」
「結局、注意力ないってことじゃないか!」
「しかも、そんな間違いをするなんて…」
…まさに、恥の上塗りなカメオくんでした。
そして彼は、大人になってもどこか抜けた、ツメの甘い男になるのです…
総合点:1票 言葉遊び:1票
言葉遊び部門春雨【
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「座布団一枚!」
2016年01月04日04時