カメコ「マッチ3つだけ?…1こしかできん」
カメオ「お!カメコ、こうやって使うと2つできる」
ラテオ「それがいいなら……カメコさん、こうすると3つだよ」
カメコ「え〜ズルくない〜?あ、それ4つ!下に1つ発見!」
大いに盛り上がる3人を眺めていたカメミは、三角形はもう1つあると告げた。
けれども、それに対して3人が言い返した内容が同じだったため、三角形は4つになってしまった。
どういうことか?
17年10月23日 23:02
【ウミガメのスープ】【批評OK】
[オットセイ三世]
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カメミが提案した、3本のマッチで三角形がいくつ作れるかゲームで盛り上がっていた3人。
その様子をニコニコしながら眺めていたカメミだったが、蚊帳の外に置かれて少しつまらない。
そこで、ちょっと意地悪なことをいってみることにした。
「ねぇみんな!三角形はもう1つあるよ。」
不思議そうにカメミをみつめる3人。マッチを折らない限り、これ以上は増やせないと思うのだが・・・
自分の左に座るカメオ、ななめに座るカメコ、前に座るラテオを順に見回したカメミは、ニコリと笑ってこう告げた。
「それはね〜恋の三角形!カメオ、ラテオくん、さっきからカメコにばっか話しかけてるでしょ〜もしかして好きなのかな〜?そしたら二人は恋のライバルになっちゃうのかな〜?」
さぁ動揺しろ〜わたしをほっといたバツだ〜とほくそ笑むカメコ。
きょとんとした3人は、お互いに顔を見合わせ、ああ、そういうことかと納得した。
カメコ「カメミちゃん、ごめんね、のけものにして。…私が好きなのは、カメミちゃんだけだから」(真剣な眼差し)
カメミ「えっ!?」
ラテオ「ごめんね〜ぼくが好きなのはカメミちゃんだよ。…ほんとに」(急に迫真)
カメオ「ごめんカメミ!…好きだ!結婚してくれ!」(本気)
カメミ「ええっ!?うそっ、ちょっとまって、なに、どしたの?」アセアセ
3人(ニヤニヤニヤニヤ)
カメミ(ええーーー!!!ちょっとなんなのカメコってやっぱそうだったのラテオくんはそんな冗談いわないしカメオはいつもの通りだけど何か本気ぽかたしくぁwせdrftgyふじこlp;@:「」)
解答:自分だけ輪に入れずに寂しかったカメミは、3人の関係性が恋の三角形を形作っていると意地悪をいった。しかし、その意図に気づいた3人は、めいめいにカメミが好きだと告げた。そのため、4人の席の位置と関係性から、カメミが当初考えていた恋の三角形は、1つから4つになってしまった。
総合点:1票 その他:1票
その他部門からす山【
投票一覧】
「うん、なんというか、割と好きです。面白いので読んでみてください。最初のマッチのミスリードも良いと思います。」
2017年10月25日00時